【2020年】族車で人気のバイク12選!旧車會・暴走族|カスタム写真まとめ

族車・旧車會の歴史とルーツについて

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族車や旧車會のバイクを作り上げているパーツや、族車・旧車會のベースとして人気のバイク車種のご紹介の前に、まずは暴走族や旧車會の歴史やルーツ、改造や族車についてさらっとおさらいをしておきましょう。

暴走族とは?ルーツについても解説

暴走族とはロケットカウルや三段シート、直管マフラーなどが付いた改造バイクに乗って集団で市街地を走行する集団のことです。
暴走族のルーツは日本で1960年代に現れた、マフラーを改造して大きな音を鳴らしながらバイクを走らせる「カミナリ族」がそのルーツとされています。
基本的に1人でバイクを走られていたカミナリ族は、1970年代に入ると集団でバイクを走られることになり、暴走族と呼ばれるようになり、大きな音を出して走ることに加え、大型のカウルや三弾シートなど見た目の主張もなされていきました。
暴走族は一般的にヘルメットを着用せず、特攻服と呼ばれる衣服を着用してバイクに乗り、信号無視や一時停止無視など交通法規を破った違反行為を繰り返すことが多い反社会的な集団です。

旧車會とは?ルーツについても解説

旧車會は1970年~1980年代に販売されていたバイク(旧車)を愛好する大人たちの集団です。
暴走族はほぼ10代~20代で構成されているのに対し、旧車會は10代から60代まで幅広い年齢の人たちが集まっています。
法律の強化により警察の取り締まりが強くなったことから、1990年代には違反行為を繰り返す暴走族の数が一気に減っていきましたが、暴走族のようなスタイルのバイクに乗り、法律を守って走る旧車會へと変わっていきます。
暴走族はヘルメットを着用せず、信号無視など交通法規を破った違反行為を繰り返すのに対し、旧車會はヘルメットを着用し、交通法規を守って走行する点で暴走族とは異なっています。

族車について

族車とは改造されたバイクで、一般的に暴走族が好んで乗るバイクのことを言います。
ロケットカウルや背もたれ部分が付き高く跳ね上がった三弾シート、改造マフラーが取り付けられ大きな排気音を出すなどの改造バイクで、カラーリングが派手なバイクも族車には多いです。

改造について

バイクの改造とは、自分の好みに合わせてマフラーやハンドルなどバイクの部品を交換する仕様変更のことです。
バイクを早く走らせるための改造や、見た目の印象を変えるための改造など、改造する目的も様々ですが、暴走族や旧車會の改造はより速く走らせるための改造ではなく、見た目のインパクトを上げる改造になっています。
次からは族車をテーマに、族車に改造するにあたって必要なパーツをご紹介していきます。

族車におけるマストな改造パーツって?

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こちらでは族車に改造するにあたり、必要となるパーツを個別にご紹介していきます。
それぞれのパーツがどのような役割を果たすのかの説明と、どこで買えばいいのか分からないということにならないよう、一部パーツは実際に売られている商品も紹介しています。
ぜひ記事を族車作りの参考にしてください。

ハンドル(鬼ハン)

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鬼ハンとは「鬼ハンドル」の略でハンドルが中央に絞られ、ハンドルの先端が斜め上に伸びた鬼のツノをイメージしたような形状のハンドルのことです。
鬼ハンはハンドルが中央に絞られ幅が狭くなっており、ハンドルの先端(バーエンド)にも角度が付いているため、バイクを転倒させたときにハンドルが折れにくい利点もあります。
極端な角度を付けるとクラッチやブレーキ操作に支障が出てくるので、見た目と実用域の調整が必要です。

ロケットカウル

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ロケットカウルとは、ガソリンタンクの下辺りからヘッドライトに向けて伸びたカウルのことで、もともとはカフェレーサーの間で使われていたのを暴走族の族車などにも使われるようになりました。
カウルの面積によって「フルカウルタイプ」と「ハーフタイプカウル」があります。
フルカウルタイプはエンジンの下部からヘッドライトまでを覆うようになったロケットカウルで、ハーフカウルタイプはヘッドライトからエンジンの上部あたりまで覆うロケットカウルで、エンジンや排気管が見えるタイプです。
ヘッドライトも丸目の1灯が付くタイプと、小型のヘッドライトが2灯付く「デュアルタイプ」があります。

風防

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風防とはヘッドライト上部に取り付けられたスクリーンのことで、風防があることでバイクの見た目の印象が変わるほか、走行時の風よけ・雨よけにもなります。
前車から飛んでくる小石や夏場の飛んでくる虫からも体を守ってくれるので、風防は見た目の変化と、体にモノや雨風が当たることを防ぐガードの役割です。
風防の取り付けステーを加工することで、より高く上にあがった暴走族スタイルの風防になります。

ファイヤーパターン

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ファイヤーパターンとは、炎をモチーフにしたカラーリングが施されたデザインのことです。
ファイヤーパターンが単色だったり、グラデーションになっていたりし、色やパターンの形状は好みで選ばれるので様々なタイプがあります。
ファイヤーパターンがデザインされる部分もバイクの一部分から、ロケットカウルからガソリンタンク、フロントフェンダーに至るまでのデザイン、ヘルメットにまでファイヤーパターンのデザインを見ることができます。

三段シート

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三弾シートとは、バイクのシートがライダーとタンデム(後部席)に段差があり、さらにタンデムの後ろでも段差や、上に跳ね上がったタイプのシートが三段階の高さが付けられたシートのことです。
タンデム後ろの背もたれのようになった部分に車用のスピーカーを埋め込んだり、文字入れや装飾が施されていたりするなど、乗り手の個性が強くでる部分でもあります。

直管マフラー

直管マフラーとは、マフラー内部に排気音を消音する目的のサイレンサーなどの干渉物がない、エンジンからの排気がストレートにそのまま出てくるタイプのマフラーです。
サイレンサーなどの干渉物がないため、消音効果はほぼゼロで、アオドリング状態でも排気漏れをしたかのようなビリビリ音が鳴ります。
特に高回転を回した際の音量はすさまじく、アクセルを高回転で吹かす暴走族の定番とも言えるマフラー形状です。

テールカウル

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テールカウルとは、バイクのシート下部からテールランプにまで伸びたカウルの事です。
Z2などの名車とされるバイクのテールカウルをモチーフにしたものや、テールカウルの後端が上に跳ね上がた通称「エビぞりテール」など、個性が現せるパーツです。
族車でよくコーディネイトされるテールカウルの定番はBEET製で、テールカウルが板のように絞り込まれ上に跳ね上がったタイプのテールカウルが定番となっています。

族棒

族棒とは、フロントフォークに取り付けられた上に伸びる棒のことです。
族棒に日章旗やチームの旗を掲げたりされることもありますが、族棒のルーツは意外にも新聞社などお抱えの記者(プレスライダー)にありました。
1960年~70年代、当時は事件現場などの撮影はカメラしかなく、今のようにメールなどの通信手段もなかったことから、撮影したフィルムをいち早くバイクで会社に届けるのはプレスライダーの役目でした。
スクープ撮影などいち早く会社にフィルムを届ける必要があったプレスライダーは、フィルムを持って猛スピードで走行していましたが、記者であることをアピールし少しでも他の交通に道を譲ってもらおうと、バイクの前方に棒を伸ばし、棒に記者の属する会社の旗を取り付けて走っていました。
プレスライダーの取り付けていた棒が族棒として、族車に引き継がれていったのです。

ヤンキーホーン

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ヤンキーホーンとは、高い音程を大きな音量で出すホーン(クラクション)の事で、金管楽器のようなラッパの形状をしています。
ヤンキーホーンを複数個取り付けて和音を出したり、新幹線のようなホーン、ゴッドファーザーのテーマを奏でるようにしたりと、ヤンキーホーンにも様々なタイプがあります。
エアーコンプレッサーを取り付けることで、より大きな音を出すことができます。

族車で人気のバイク12選!改造バイクを人気車種別に総まとめ

族車のベースとなる人気のバイクを12車種ご紹介します。
主な日本のバイクメーカー4メーカー全てご紹介しますので、お好みの族車のベースとなるバイクを見つけてください。

1.ホンダ CBX400F

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ホンダCBX400Fは、1981年~1983年、再販で1984年にホンダより発売されていた4ストロークの排気量400ccのネイキッドバイクです。
赤と白に塗り分けられたカラーリングが特徴的で、CBX400FにBEETのシートカウルというのが定番でした。
族車のベースとしても旧車會、その他のライダーからも根強い人気の車種で、現存で状態の良いCBX400Fは減ってきましたが、2020年6月現在でも高値で取引がされています。

2.ホンダ CBR400F(REV)

CBR400Fは1983年~1986年までホンダが発売していたネイキッドバイクで、エンジン下部にあるカウルが特徴的なバイクです。
CBR400Fはエンジン回転数が8,500rpmより2バルブから4バルブへと変わる、回転数に応じてバルブが休止する機構(REV)が搭載されているため、高回転になると急に音が甲高く変わるため、高回転域での音域の変化が楽しめるバイクです。

3.カワサキ Z400FX

Z400FXは川崎重工業より1979年~1982年まで発売されていたネイキッドバイクで、長らく族車や旧車會で人気となっている車両です。
発売直後から族車としての人気が高く、暴走族をテーマにした「疾風伝説 特攻の拓」や「湘南爆走族」などの漫画でも登場し、より人気が加速しました。
族車のベースとなってきたことが多く、改造されていないZ400FXを見つけるのはほぼ絶望的で、あったとしても数百万の値が付けられていたりする伝説のバイクでもあります。

4.スズキ GSX400E

GSX400Eはスズキが1980年、1981年まで発売していたネイキッドバイクで、1982年に発売された後継モデルのGSX400Eはビキニカウルが付いてGSX400Eカタナとなりました。
GSX400EにはTSCC(2渦流燃焼室)が搭載され、ガソリンと空気の混合気で作り出される2つの渦により、燃焼速度が早くなることでパワーを生み出すスズキ独自の技術が搭載されています。
TSCCにより、GSX400Eの発売前年にカワサキが発売したZ400FXよりもGSX400Eの方が1ps高く発生させることができました。

5.スズキ GSX400F

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GSX400Fはズズキが1981年~1983年発売していたネイキッドタイプのバイクで、スズキ初となる400ccクラスでの空冷4ストローク4気筒エンジンを搭載した車両です。
発売の翌年の1982年には特徴的なツートーンカラーの車体色のGSX400Fが発売され、フロントフォーク周りを中心に強化サレタモデルでした。

6.ホンダ ホークⅡ・ホークⅢ(バブ)

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ホークⅡ・ホークⅢはホンダが1977年より発売していたネイキッドタイプのバイクで、ホークシリーズ(250cc、400cc)の中で400ccモデルのグレード名です。
1977年よりホークⅡが発売、翌1978年1月にはオートマチックトランスミッションのホンダマチックが搭載された「ホーク・ホンダマチック搭載車」が発売されました。
1978年8月にはホークⅡのモデルチェンジ型であるホークⅢが発売され、ハンドルをセミフラットタイプに変更、燃料タンクの増量、フロントブレーキをダブルディスクに変更するなど様々な変更がされました。

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CB250Tは、バブの愛称でも知られるネイキッドタイプのバイクで、ホンダから1977年より発売されていました。

バブの由来は排気音が「バーブー」と聞こえるからです。

CB400Tホークの姉妹車の位置づけとしてCB250Tがラインナップされていましたが、よりエンジンが小さいCB250Tの排気音は高音よりで、バーブーという愛嬌ある音もよりCB250Tの方がハッキリ出音されていました。

7.ヤマハ XJ400

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XJ400はヤマハが1980年~1981年まで発売していた、ペケジェーの愛称でも知られるネイキッドタイプのバイクです。
カワサキのZ400FXに追従する形で、ヤマハ発のDOHC4気筒モデルのネイキッドモデルとして市場に投入されました。
1981年にはマフラーが左右2本出しとなったXJ400D、プルバックハンドルやティアドロップタンクが搭載されたXJ400SPL、教習所モデルのXJ400Lなどの後継モデルが発売されました。

8.カワサキ ゼファー400

出典元:http://garageone.co/?p=10212

ゼファー(ZEPHYR)400は、川崎重工業がレーサーレプリカの全盛期の1989年にネイキッドタイプとして投入したモデルで、ネイキッドブームの火付け役となりました。
ゼファーはカウルのついたバイクを好まないライダーを中心に爆発的なヒットとなり、他メーカーもネイキッドタイプのバイクを市場に次々と投入されることになります。
他メーカーのバイクに比べると、ゼファーはスペック的にも決して高くなかったものの、族車のベースモデルとして高い人気を維持し続けました。

9.スズキ バンディット250・バンディット400

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バンディット400はスズキが1989年~2000年まで発売していた、フレームの構造形状に特徴のあるネイキッドタイプのバイクです。
ダイヤモンド構造となったバンディット250と400のフレーム形状は共通で、4ストロークの水冷4気筒エンジンが搭載されています。
1995年にマイナーチェンジがなされるも、発売終了となる10年もの期間売れ続けたスズキのロングセラーバイクです。

10.ホンダ VT250

出典元:https://cartune.me/notes/uJkKZlYoEy

VT250はホンダが1982年に発売した、V型2気筒エンジンを搭載した250ccのネイキッドタイプのバイクです。
VTはV型2気筒(ツイン)に由来し、レース競技車両の技術を投入し、400ccに匹敵するようなスペックのバイクにするべくVT250の開発がなされました。
VT250にはVT250F、VTZ250などの派生モデルが数多くありVTシリーズと呼ばれていますが、VTシリーズは125cc超250cc以下のクラスで発売から3年も経たずに日本初の10万台が売れる快挙を出したベストセラーシリーズとなりました。

11.ヤマハ RZ50

出典元:https://minkara.carview.co.jp/userid/2025121/car/1674180/profile.aspx

RZ50はヤマハが1981年から2007年まで発売していた、水冷2サイクルの単気筒エンジンを搭載したネイキッドタイプのバイクです。
レーサーレプリカ全盛期になるとネイキッドタイプのRZの販売に陰りが見えてきたため、TZRがRZ50を引き継ぐ形となり一旦は生産終了となりましたが、レーサーレプリカブームの下火と共に1998年に2代目として復活を遂げました。
初代と2代目の車名は同じものの、コンセプトや外観などのスタイルが大きく異なっています。