【徹底解説】ナンバーや書類なしのバイクを登録する!書類起こしは自分でできる?

書類なしのバイクとは?

出典元:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4-%E6%9C%9D-%E6%A3%AE%E6%9E%97-%E5%85%89-1953342/

書類なしのバイクとは、車検証や標識交付証明書(排気量によって異なる)などの書類がないバイクのことを差します。これら書類がないとナンバープレートの発行を行ってもらえず、公道でのバイク走行ができません。
ナンバー取得に必要な書類は排気量ごとに違い、排気量125cc以下の場合は「標識交付証明書」、126cc以上250cc以下の場合は「軽自動車届済証」、251cc以上は「自動車検査証(車検証)」となります。

ヤフオクなどで「書類なし」と表記されているバイクは、そのままではナンバープレートの発行ができません。部品取りとしての購入を除き、購入検討の際は注意が必要です。
書類なしのバイクの書類を再発行するには、専門の業者に依頼した場合で5万円から最高で30万円程度の費用が必要になります。

廃車されたバイクやコレクションとして保有してきて、まだ一度も登録を行っていないバイクでナンバーを取得するためには書類の再発行(書類起こし)が必要になり、廃車されたバイクの場合は、廃車時に発行される証明書が必要です。

廃車について簡単におさらい

廃車と聞くとスクラップをイメージする方も多いかもしれませんが、バイクの登録を抹消する手続きのことを差します。廃車手続きを行う際にも車検証や標識交付証明書などの書類が必要です。

廃車には「一次登録抹消」と「永久登録抹消」の2通りがあり、廃車手続きを終えて初めて廃車となります。廃車手続きを行わないままスクラップ工場でバイクをスクラップしたとしても、書類の上ではバイクが存在していることになり、税金の支払い通知が届くので注意が必要です。
「一次登録抹消」は一時期バイクに乗らないときや、他人にバイクを譲渡する際に行う手続きで、一般的に廃車は一時抹消手続きを差します。

バイクの登録はフレームの車体番号を元に行われるので、たとえ事故などでフレームしか残っていない場合でも、後に公道を走る可能性がある場合は一時抹消手続を行います。
「永久登録抹消」は2度とそのバイクで公道を走らせない際に行う廃車手続きで、スクラップにする場合に行います。バイクの再登録ができなくなる廃車手続きが影響登録抹消です。
廃車手続きを行うと、廃車をしましたという証明書(抹消登録証明書等)が発行されます。一次登録抹消の場合は再度バイクを登録する際に必要な書類です。

バイクの書類起こしは自分でできる?

出典元:https://pixabay.com/ja/photos/%E6%9B%B8%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%81%BF-%E4%BA%BA-%E6%9B%B8%E9%A1%9E-%E7%B4%99-828911/

バイクの書類起こしは、一時登録抹消にて廃車手続きがされたバイクなら、抹消登録証明書等の廃車証があれば行うことができます。
廃車証明書が紛失されてしまった場合はバイクの再登録ができませんので、廃車証を再発行する必要がありますが、個人で手続きを行うのは困難です。
もし廃車証明書を紛失してしまった場合、どうすればよいのでしょうか。

紛失などで廃車証明書がない場合

紛失などで廃車証明書がない場合は、書類起こしを専門で行う業者に依頼するのが一般的です。
かつては、まだ一度も登録したことのないバイクの書類起こしや、車検証などの書類、廃車時に発行される廃車証を紛失してしまったバイクの書類再発行はほぼ不可能でした。
現在では書類起こしや再発行を行ってくれる専門の業者も存在しますので、廃車証明書を紛失してしまった場合は業者に依頼すると良いでしょう。
費用はバイクの車種や状態によって異なり、5万円から30万円程度となっています。

盗難車は登録できない

再登録の際にそのバイクが盗難車ではないか調査されますので、盗難車など不正に取得したバイクは再登録ができません。
オークションなどで譲渡されたバイクが万が一盗難車であった場合、業者を介したとしても再登録ができませんので、公道を走るのは不可能です。

続いては、車検証など(排気量によって書類名称が異なる)を紛失した場合の再発行手続きについて解説していきます。

車検証(軽自動車届出済証、標識交付証明書)が無い・紛失した場合

出典元:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%90%E3%82%A4-%E8%87%AA%E8%BB%A2%E8%BB%8A-%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80-4562069/

バイクを公道で走らせるには車検証や標識交付証明書などの書類(排気量によって異なる)が必要です。
万が一紛失してしまった場合は、車検のあるバイクは車検が受けられませんし、バイクを売却する際にも書類がないと譲渡できません。
こちらでは、車検証などの書類を紛失してしまった場合の再発行の手続きについて解説しています。
書類は排気量によって名称が異なり、125cc以下の場合は「標識交付証明書」、126cc以上250cc以下の場合は「軽自動車届済証」、251cc以上は「自動車検査証(車検証)」です。

排気量125cc以下のバイク

排気量125cc以下のバイクの書類は「標識交付証明書」です。
標識交付証明書の再発行はナンバープレートを管理している区市町村役場で行います。役場のみならず、支所など出張所でも受け付けている場合もありますので、お住まいの地域のホームページで確認すると良いでしょう。
ナンバープレートに記載されている区市町村名が、自分のバイクを管轄している役場になります。
ナンバープレートと運転免許証などの身分証明書、印鑑(シャチハタ不可)をも持って役場の窓口を訪れ、再発行の手続きを申し出ましょう。必要書類に記入を終え、受理されたら標識交付証明書が再発行完了されます。
再発行の手数料は盗難された場合は無料ですが、紛失させてしまった場合は弁済金が発生する場合も(市町村によって異なる)。

排気量125ccを超えて250cc以下のバイク

「軽自動車届済証」は排気量125ccを超えて250cc以下のバイクで必要な書類です。軽自動車となっていますが、この排気量区分のバイクは軽自動二輪車とされていることから軽自動車となっており、四輪の軽自動車とは異なります。
再発行してもらう場所は、ナンバー記載の地域を管轄する運輸支局か自動車検査登録事務所です。
軽自動車届済証の再発行に必要な書類等は自賠責保険証や印鑑(シャチハタ不可)、運転免許証などの本人確認書類で再発行の手数料は無料となっています。
運輸支局で「軽自動車届出済証交付申請書」と「軽自動車届出済証紛失届」に必要事項を記載して提出し、受理されたら即日再発行です。
再発行の手数料は無料となっています。

排気量250ccを超えるバイク(400ccなど)

排気量250ccを超えるバイクの書類は「自動車検査証(車検証)」です。再発行場所は管轄の運輸支局または、自動車検査登録事務所になります。
車検証に必要な書類等は「再発行の理由書」に印鑑(シャチハタ不可)で、バイク店など代理で再発行の手続きを行ってもらう場合は 委任状が必要です。
運輸支局にある車検証再発行申請書へ記載し、手数料納付書に300円分の印紙を貼って窓口に提出し、受理されたら即日再発行されます。
必要な費用は印紙代の300円です。

自賠責保険証明書を紛失してしまったら

もし自賠責保険証明書を紛失してしまった場合は再発行が可能です。
再発行は加入している自賠責保険会社の窓口か、保険会社に連絡をして再発行の手続きを行います。
自賠責保険証明書はバイクを走らせる際に必ず携行しないといけない書類で、携行しないと30万以下の罰金に処すると自動車損害賠償法で定められています。それくらい重要な書類なので、バイクに乗る際は必ず携行し、紛失の際は速やかに再発行の手続きを行いましょう。
もし加入している保険会社が分からないい場合は、バイクを購入したバイク店などに問い合わせると確認できます。

ナンバープレートが無い・紛失した場合

出典元:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AF-250491/

バイクのナンバープレートが無い、紛失した場合も書類の再交付同様に排気量区分によって手続きを行う場所や必要書類が異なります。
盗難などで紛失した場合は、まず最寄りの警察署でナンバープレート紛失の届け出が必要です。
警察署で紛失の届け出が終わると、ナンバープレートの再交付に必要な「受理番号」が発行されます。
また、行政書士に依頼して代行で再交付手続きをしてもらうこともでき、その際の費用は数千円~2万円程度です。ナンバー再交付手続きに時間が取れない方や手続きに不安のある方は依頼してみるのもよいでしょう。

排気量125cc以下のバイク

排気量125cc以下のバイクのナンバープレートの再交付は市町村役場で行います。
ナンバープレート再発行に必要な必要書類に記載し、窓口に提出すれば再交付手続き完了です。
必要書類には、警察署で紛失の届け出を行って発行される受理番号が必要ですので、まず警察署で受理番号を発行してもらってきましょう。

排気量125ccを超えて250cc以下のバイク

排気量125ccを超えて250cc以下のバイクのナンバープレートの再交付は、管轄の運輸支局で行います。
再交付に必要な書類等は運輸支局にある軽自動車届出済証記入申請書や軽自動車税申告書(陸運局で発行してくれます)、軽自動車届出済証 、理由書、自賠責保険証明書 、印鑑(シャチハタ不可)です。
理由書はナンバープレート再発行に至った理由を説明する文書のことで、理由の説明以外にも届け出を行った警察署名、届け出年月日、受理番号が必要となります。
ナンバープレートを紛失した場合はまず警察署への届け出が必要ですので、陸運支局に行く前に済ませておきましょう。再交付に必要な費用は数百円程度です。

排気量250ccを超えるバイク(400ccなど)

400ccや大型バイクなど、排気量250ccを超えるバイクのナンバープレートの再交付も陸運支局で行います。
必要書類は、陸運支局に置いてある再交付の申請書と手数料納付書、自動車税申告書(陸運局で発行してくれます)、車検証と理由書、印鑑(シャチハタ不可)です、
理由書にナンバープレート再交付に至った理由と共に、紛失の届け出を行った警察署名や届け出年月日、届け出をした際に発行してもらえる受理番号が必要になります。
再交付の費用は数百円程度です。

まとめ

出典元:https://pixabay.com/ja/images/search/オートバイ/?pagi=4

一時登録抹消(廃車)手続きをしたバイクを再度登録する際や、これまで一度も登録したことがないバイクを登録し、ナンバープレートを交付してもらうためには車検証などの(排気量によって異なる)書類起こし(書類の再発行)が必要です。
書類起こしには一時登録抹消の場合に発行される証明書(抹消登録証明書等)が必要となり、証明書がない場合は書類起こしができません。
証明書がない場合は個人での書類起こしは困難なので、書類起こし専門の業者に依頼するのが一般的です。
専門業者であっても盗難車は書類起こしができません。
車検証などの書類やナンバープレートの再交付手続きはバイクの排気量によって異なり、数百円程度の費用で再発行してもらえます。
自分で再発行の手続きが難しい方は、行政書士に依頼すれば数千円から2万円程度で行ってもらえますので、状況に応じて利用すると良いでしょう。