バイクを盗難から守る!【結論:犯行を諦めさせることが肝心】

悲しいことですが、SNSやブログなどで盗難されたバイクの情報を求めている人をよく見かけます。盗難被害に遭ったことのない人でも、身近な人のバイクが盗まれてしまったという経験はないでしょうか?

 

大した対策を取っているわけではないのに、自分も自分の周りでも被害に遭った人がいない、という人は運が良いです。しかしそのまま、しっかりとした盗難対策を取らないでいると、「朝起きたら愛車がなくなっていた!」なんてことになりかねません。

 

「自分は大丈夫」と思って盗難対策を疎かにしてしまっていないでしょうか?慢心してしまうことはとても危険です。

 

今回は大切な愛車を守るための盗難対策のお話しです。もう一度、自分のバイクを守るために、楽しいバイクライフを続けるために、盗難対策について考えてみましょう!被害に遭ってしまったことがある方も、最後までこの記事を読んで、二度と被害に遭わないための参考にしてください。

 

「破壊されにくい頑丈なロックを購入すれば良いんでしょ?」←この考え、実は危険です!

最も重要なのは、手間を与えて、犯行を諦めさせることです。

 

ここでは破壊されにくい頑丈なロックを選ぶだけでは不十分!という話をします。大切なのは窃盗犯が何を嫌がることを知ることです。ここから盗難対策の全てが始まります。

 

まずは窃盗が起きやすい時間帯と状況を頭に入れてください。

窃盗犯が一番犯行に移しやすい条件、それは…

 

  • 雨が降っていること
  • 冬である
  • 月曜日の深夜~未明(0時~4時)

 

一つずつ順番に解説していきます。

 

  • 雨が降っている

これは足音や犯行の物音を、雨の音がかき消してくれるからです。

  • 冬である

日照時間が短いため、窃盗している姿を見られにくい、そして暗い時間が長いので犯行が発覚するのも遅らせる事ができます。

  • 月曜日の深夜~未明(0時~4時)

月曜日から週の仕事が始まる人が多いため、人通りが一週間の中で最も少なくなります。0時~4時というのも曜日関係なく、最も人通りが少ない時間帯です。

 

これらのことから窃盗犯が何を嫌がるのかが簡単にわかりますね。そうです、犯行時に物音を聞かれることと犯行を目撃されることを最も恐れているのです。

 

当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、この当たり前のことについて、もう少し深堀をするのと同時に、具体的に有効な対策を紹介していきたいと思います。

 

具体的対策

 

盗むまで時間が掛かると思わせる!

犯行の音を聞かれたくない、目撃されたくないということは、存在を知られたくないということですよね。ということは、犯行に時間が掛かれば掛かるほど、存在を知られるリスクは大きくなっていくわけです。

 

ならば、犯人に手間を与えて、盗むまでに時間が掛かると思わせればいいのです。破壊されにくい頑丈なロックを用意する。これは間違っていません。ただこれだけでは不十分です。

 

窃盗犯はあらゆる道具を持っています。高価で頑強なロックでも、油圧カッターなどで、時間を掛ければ破壊できてしまいます。さらに対策を施して、時間と手間をかけさせてやりましょう!

 

Q.具体的にロックはいくつ付ければいい? A.2つ以上です。

警視庁の発表によると、鍵を1つだけ付けている場合と比べ、2つ掛けた場合の盗難確率は1/8にまで下がることがわかっているそうです。このことからも、窃盗犯がいかに速やかに犯行を完遂させたいと考えているかがわかりますね。最低限2つ以上のロックを付けましょう!

 

ロックの種類

・チェーンロック

もっとも頑丈なものが揃っているのがチェーンロックです。強力なボルトカッターであれば直径10mmのチェーンも切断できてしまいます。であれば、より太いサイズが使われているチェーンロックを用意しましょう。

KRYPTONITE(クリプトナイト)

ニューヨークチェーン&EV4ディスクロック 12mm×1000mm

https://bikeman.jp/item/138533

 

油圧カッターであれば直径11mm以上のチェーンも切断が可能ですが、油圧カッターはボルトカッターより手間が掛かります。より強力な電動油圧カッターであれば音がでます。物音を立てたくない窃盗犯はなるべく避けたいはずです。

 

・ディスクロック

他のロックと併用して使ってください。注意点としてはロックを外し忘れて走行してしまうと、ディスク破損+転倒は免れないということです。高い修理代が掛かってしまうでしょう。

 

アラーム付きのディスクロックであれば、車体を起こしたときに大きな音が鳴るので、オーナーが気づかずに発進してしまう可能性が限りなく低いですし、窃盗犯は音が出るのを嫌います。

 

しかしアラーム付きは値段の高さゆえに、手が出しにくいというのも事実です。手が出ない場合はアラーム機能のない、普通のディスクロックで大丈夫。防犯に有効なのは変わりません。必ず解除し忘れを防ぐワイヤー付きを選んで、ハンドルに繋げておくようにしましょう。

KRYPTONITE(クリプトナイト)

ニューヨークディスクロック/イエロー

https://bikeman.jp/item/138529

 

・U字ロック

携行性もあり、比較的リーズナブルです。

DAYTONA(デイトナ)

STRONGER U字ロック 220mm

https://bikeman.jp/item/29376

 

片方のホイールにチェーンロック、もう片方にU字ロックを付けるのも有効です。

 

・ワイヤーロック

携行性と安価なのはメリットですが、頑丈さが足りないことが多く、ボルトカッターで簡単に切断できてしまいます。ないよりはマシ程度と考えましょう。

KRYPTONITE(クリプトナイト)

クリプトフレックス 7FT ケーブルロック 500g 10mm×2200mm

https://bikeman.jp/item/138525

 

 

窃盗のターゲットにされないために、必ずバイクカバーを!

 

ロック類と同じくらい大切なのは、バイクカバーです。風雨やホコリからバイクを守ってくれるだけでなく、存在を目立たなくする、窃盗犯に車種を認識させないという効果があります。

 

バイクカバーを選ぶ際に、防犯面で重要なことは、前後に鍵穴用のスリット(ロックを通す穴)があることです。前後のスリットを利用してロックを掛けることで、バイクカバーをめくりにくくすることができます。

 

窃盗犯は盗むバイクを探すときに、バイクカバーをめくって車種を確かめます。さらにロックが付いていればそれもチェックして、犯行時に必要な工具を下調べします。

 

スリットにロック類を通してカバーをめくりにくい状態にして、更に前後に頑丈なロックが付いていれば、車種を確かめる前に犯行を諦めさせることができる可能性が高くなります。

DRC(ディーアールシー)

オフロードモーターサイクルカバー 250cm×175cm フルサイズトレール

https://bikeman.jp/item/168546

 

 

その他の有効な盗難対策

 

・ダミーカメラ

千円台と安価で購入できるものが多く、窃盗犯をけん制することができます。繰り返しになりますが、愛車を守るためには、犯行を諦めさせることが重要です。千円台の投資で愛車を守れる可能性が高まるのですから、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。

 

・簡易ガレージ

帰宅直後にエンジンやマフラーが冷めるのを待たずに、バイクに目隠しをすることができます。ガレージ自体に鍵を付けることで、更に防犯性を高めることができます。

 

・バイク駐車場所まで砂利を敷き詰める・センサーライトを設置する

一軒家であれば、入口からバイクまでの道に砂利を敷き詰めて足音が目立つようにするのも有効です。また、庭に侵入した犯人をセンサーライトで照らすことで、犯行を防止できる可能性が高まります。

 

もう一度愛車の盗難対策を見直そう!

いかがでしたでしょうか。これを機に、今一度あなたのバイクの防犯環境をチェックしてみてください。窃盗犯はバイク乗りの敵です。盗んだバイクを売って金を儲けています。何故窃盗を繰り返すのかといえば、それはやはり儲かるからです。

 

簡単に盗めるバイクがなくなれば、窃盗数も減少するでしょう。少しでも手間を掛けさせ、自分の愛車を守ることが、窃盗犯罪減少、ひいては撲滅に繋がります。あなたの防犯対策が、他のライダーの大切な愛車を守ることにも繋がるのです。

 

窃盗のプロを甘く見てはいけません。ただの犯罪者にプロも何もないと思いますが、一般人より手際良くバイクを持ち出すノウハウを持っていることは確かです。

 

自分は大丈夫だろうという慢心が最も危険です。あなたの愛車を利用して犯罪者を潤わせないためにも、しっかりと盗難対策を取りましょう!