【裏ワザはある?】バイクの希望ナンバー取得が遂に実現へ?国土交通省が検討を開始!

【裏ワザはある?】バイクの希望ナンバー取得が遂に実現へ?国土交通省が検討を開始!

遂にバイクにも希望ナンバー取得制度が導入検討へ!

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/8E-7249769/

クルマは1998年5月から一部地域での希望ナンバー取得が開始され、翌年5月には全国でも取得ができるようになりましたが、バイクも遂に希望ナンバーを取得できるよう、国交省が方針を打ち立てました。

2023年6月末に国交省がワーキングを立ち上げ、有識者などによる議論を重ね、数年後のバイク希望ナンバー制度実現を目指します。

検討されているのは125cc超から

バイクの希望ナンバー導入が検討されているのは、125cc超~大型バイクで、原付一種・ニ種(50~125cc)への希望ナンバー制導入は未定です。

原付のナンバーは市区町が管轄しており、今回のワーキングで検討されるのは、陸運(運輸局)で管轄されている125cc超のバイクが対象となります。

希望ナンバーのメリット

バイクの希望ナンバーが実現されると、どのようなメリットが生まれるのでしょうか。

メリットとして、主に次の点が挙げられます。

  • 自分の好きなナンバーにできる
  • 好ましくない番号を避けられる
  • 自分のバイクが見つけやすい

バイク希望ナンバーのメリットについて、細かく見ていきましょう。

自分の好きなナンバーにできる

バイクの希望ナンバー制度による最大のメリットは、自分の好きなナンバーにできることです。

誕生日や記念日、会社やお店なら電話番号にちなんだナンバーなど、自分好みのナンバーが選べるので、一般的なランダムで決まるナンバーと差別化が図れます。

ただし、希望するナンバーがゾロ目などで人気が集中するナンバーの場合は抽選となり、抽選の結果によっては希望するナンバーが取れないこともあるので注意が必要です。

好ましくない番号を避けられる

縁起がよくないとされる番号など、自分が好ましいと思わない番号を避けられるのも希望ナンバーのメリットです。

日本では4や9が不幸を連想することから避けられてきた過去があり、キリスト圏などでは13などが好ましくない番号として周知され、希望ナンバーではそれらの番号が避けられます。

希望ナンバーを選択しないとランダムでナンバーが決まるので、自分が好ましいと思わないナンバーになることがありますが、希望ナンバーを選択することで好ましくないナンバーが避けられるのもメリットです。

自分のバイクが見つけやすい

希望ナンバーにすることで、自分のバイクが見つけやすくなるのもメリットです。

ツーリング先などで人気の車種が並んで駐輪するような場面では、希望ナンバー車はナンバーを確認すればどれが自分のバイクなのかが瞬時に分かります。

ナンバーによって自分のバイクが見つけやすくなるのも、希望ナンバーにするメリットの1つです。

希望ナンバーのデメリット

バイクの希望ナンバーのメリットを見た所で、今度は逆にデメリットについても見ていきましょう。

希望ナンバーのデメリットは、以下の点です。

  • 希望ナンバー代がかかる
  • 人気ナンバーは人とかぶりやすい
  • 人気ナンバーは抽選になる

順番に解説していきます。

希望ナンバー代がかかる

バイクで希望ナンバーを取得するには、希望ナンバー代が必要となります。

車で希望ナンバーを取得するには、ナンバー交付代以外にも5,000円程度の希望ナンバー代が必要ですが(2023年6月現在)バイクも数千円の費用が必要となるでしょう。

(具体的な希望ナンバー取得代については未定です:2023年6月現在)

人気ナンバーは人とかぶりやすい

例えば「・7-77」や「77-77」などのゾロ目や、バイクの場合は「・8-19(バイク)」などが車の動向からも人気が出ると予想され、それら人気のあるナンバーは同じ希望ナンバー取得者同士でかぶりやすくなります。

車に比べバイクの方が走っている台数も少なく、同じナンバーにそうぐうする確率も低いですが、人気のナンバーはランダムなナンバーよりも同じナンバーに遭遇しやすいです。

人気のあるナンバーは人とかぶりやすい点も、希望ナンバーのデメリットと言えるでしょう。

人気ナンバーは抽選になる

希望ナンバーで人気のあるゾロ目ナンバーなど申込者が多い番号は抽選となり、当選しないと取得できません。

抽選に漏れた場合は再度希望ナンバーを決めて申し込むか、ランダムナンバーにして申請するのかを決めます。

希望するナンバーの人気が高い場合は、希望するナンバーが必ずしも取得できるとはいえず、抽選に当選しないと取得できない点も、希望ナンバーを取得する上でのデメリットです。

そもそも希望ナンバー取得制度とは?

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2023年6月より国交省が手動するワーキングにて、バイクの希望ナンバー制度についての議論が進められます。

車では15年以上前に開始された制度ですが、そもそも希望ナンバー取得制度とはどういったものなのでしょうか。

希望するナンバーが選択できる制度

バイクの希望ナンバー取得制度とは、バイクのナンバープレート自分好みの番号で取得できる制度のことです。

自分の誕生日をナンバーにしたり、好きな数字やお気入りのスポーツ選手の背番号をナンバーにしたりと、好みの番号を選んでナンバーにできます。

仲間同士で同じナンバーにしたり、会社所有のバイクを連番にしたりと、ナンバーを使った連結も可能になる制度です。

希望ナンバーには大きく分けて2通り

車の場合となりますが、希望ナンバーの申請は希望する番号によって、抽選対象の希望ナンバーと抽選対象の希望ナンバー以外の2通りに分かれます。

抽選対象の希望ナンバーとは、「11-11」や「77-77」など人気の集中する番号のことで、抽選対象の希望ナンバーを取得するには、毎週行われる抽選に当選する必要があります。

抽選対象以外のナンバーは特に抽選もなく、希望ナンバーの申請は大きく分けて、陸運局のホームページや窓口から直接行う方法と、ショップや行政書士などに依頼する方法の2種類です。

(以上が車の場合で、バイクもおそらく同じような流れになると予想されます)

以前はバイクの希望ナンバー取得は不可だった

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車の希望ナンバー制度は1998年5月より一部地域での運用が開始されたことを皮切りに、翌1999年5月より全国どこでも申請が可能となりましたが、バイクには希望ナンバー制度が導入されてきませんでした。

バイクは2023年6月現在、ようやく希望ナンバー実現に向けた指針が国交省より出され、実現化に向かって動き出したところなので、今後の動きに注目です。

原付の希望ナンバー制度は未定

2023年6月より開始されるバイクの希望ナンバーに向けたワーキングで、対象となっているのが原付一種・ニ種を除く中型以上のバイクです。

今のところ、50cc~125ccまでの原付一種とニ種にも希望ナンバー導入となる話はなく、まずは中型以上のバイクの希望ナンバー制度導入に向けた動きになります。

バイクの希望ナンバー制度に向けたワーキングで議論を進め、導入するかどうかや導入時期などについて決まっていく見込みです。

バイクの希望ナンバーに関するFAQ

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バイクのナンバーや希望ナンバーに関する「よくある質問」と「回答」についてまとめてありますので、こちらの項もぜひ参考にしてみてください。

バイクのナンバー変更の仕方は?

バイクのナンバー変更手続きは原付一種・ニ種(50cc~125ccまで)の場合は市区町役場、中型以上(125cc超)は住所を管轄する陸運局で行います。

引っ越しなどでナンバーの管轄が変わった場合は、移転した日から15日以内に変更手続きを行わなければなりません。

ナンバー変更に必要な書類など(排気量によって異なる)を揃え、窓口で申請をすれば新しいナンバーが発行されます。

ナンバー変更で必要な書類など

バイクのナンバー変更で必要な書類などは、主に以下のものです。

  • 車検証(250cc超の場合)
  • 申請書(陸運の窓口にあります)
  • 軽自動車税申告書(自動車税事務所で発行してもらえます)
  • 手数料納付書(陸運の窓口にあります)
  • ナンバープレート

車検が必要なバイクのナンバーに貼られている検査済シール(車検シール)は再利用するので、はがして保管しておき、新しいナンバーに貼り付けましょう。(有料で再発行も可能:650円程度)

原付のご当地ナンバーの値段は?

各地域の特色や名産品をイラストやカラフルな色使いで表したご当地ナンバーですが、交付手数料は無料であるところも多いです。(ナンバーを管轄する市区町村にて要確認)

ご当地ナンバーは「デザインナンバープレート」や「ご当地プレート」と呼ばれることもあり、市区町村によっては数種類のカラーが用意されていることもあります。

例えば、千葉県の市原市では「白」「黄色」「ピンク」のご当地ナンバーが用意され、交付手数料は無料です。

参照元:千葉県市原市ホームページ
https://www.city.ichihara.chiba.jp/

バイクのナンバーってそもそもどう決まるの?

ナンバープレートは正式名称を「車両番号標」といい、所有者(使用者)を明確にし、バイク使用者の本拠地(住居地)を管轄している市区町村(原付の場合)や、陸運局(125cc超の場合)を表すのが役割です。

ひらがなはバイクの用途が表され、レンタルバイクなどには「わ」や「れ」が用いられ、あ行からや行まで、「お」(あ、と観間違えやすい)「し」(死を連想させる)「へ」(おならを連想させるため)「ん」(発音が難しい)を除いて順番に割り振られていきます。

1桁~4桁の数字も順番に割り振られ、今後バイクに希望ナンバーの導入が決定したら、自分好みに選択できる部分が数字です。

バイクの希望ナンバーを取れる裏ワザはないの?

バイクの希望ナンバーを取得できる裏ワザはありませんが、ナンバーを申請するタイミングを合わせることで、希望するナンバーが取得できる可能性はあります。

ナンバーは申請の順番で1番ずつ加算されていくので、(15-00→15-01→15-03・・・というように申請順に連番)希望するナンバーのタイミングで申請を行うと、取得できることも。

例えば、希望するナンバーが11-11だとすると、ナンバーが11-10まで発行された時点で申請をすると、11-11が取得できる可能性がありますが、まずは現在どこまでナンバー発行が進んでいるのかを知る必要があります。

まとめ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/97-8084370/

バイクにも導入が検討され、実現に向けたワーキングが重ねられる希望ナンバーについて解説してきました。

バイクの希望ナンバー制度は今のところ、125cc超のバイクに導入される予定で、原付一種・ニ種に導入されるかは未定ですが、制度が導入されれば自分好みのナンバーでバイクに乗れます。

車の希望ナンバー制度を準用する形で導入されたら、77-77などのナンバーは抽選対象となり、当選しないと取得できないので、抽選対象ナンバーは必ずしも希望どおりに取得できない点に注意が必要です。

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