近年盛り上がり中のスクランブラーバイクとは?排気量別おすすめ15選も紹介!

近年盛り上がり中のスクランブラーバイクとは?排気量別おすすめ15選も紹介!

スクランブラーバイクとは?

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スクランブラーバイクとは、オンロード車をベースにオフロードの走行性を高めたバイクのことで、見た目はオンロードでダート走行もできるのがスクランブラーです。

オンロード車にオフロードのブロックタイヤを履かせ、マフラーの出口を跳ね上げる、小ぶりなガソリンタンクを装着するなど、スクランブラーはダートの走破性が高められています。

スクランブラーバイクの歴史

スクランブラーの歴史は1960年頃より始まったとされ、当時は現代のように舗装路が少なく砂砂利の道が多かったのですが、現在のようなオフロードバイクはまだ存在していませんでした。

そこで、オンロードバイクにダート走破性の高いブロックタイヤを装着し、マフラーを跳ね上げるなどして路面とのクリアランス(余裕)を確保したバイクが登場、これがスクランブラーの始まりです。

日本のスクランブラーモデル

1960年初頭はアメリカのダートトラックでスクランブラーモデルが使われるなど、海外ではスクーターモデルが人気でしたが、日本で最初のスクランブラーとなったのが、1962年にホンダより発売された「ドリームCL72スクランブラー」です。

ドリームCL72スクランブラーは、1960年に登場したCB72をベースにセミダブルクレードルフレーム、前後19インチホイールやアップマフラーが装着され、ダートの本場である米国でも優勝を果たすなど輝かしい成績を残しました。

ドリームCL72スクランブラーは、ホンダの名を世界に知らしめるモデルとしてとなりましたが1977年に生産終了、2023年にはCLの名を引き継ぐ形で、CL250とCL500として復活しています。

オフロードやアドベンチャーとの違い

スクランブラーとオフロードバイクとの違いは、両車ともオフロード走行を想定していますが、オンロードバイクがベースとなっているのか、最初からオフロードに特化して設計されているのかの違いです。

オンロードバイクをベースに、オフロード走行できるように設計されているのがスクランブラーで、サスペンションのストローク量を長く取ったり最低地上高を高くしたりして、オフロード走行に特化したのがオフロードバイクになります。

またアドベンチャーはオフロードバイクをベースに、長距離ツーリングも快適にできるように設計されたバイクで、荷物を載せやすいよう広めのリアシートや、最新の電子制御システムを備えているモデルも多いです。

カフェレーサーとの違いは?

スクランブラーとカフェレーサーの違いは、オフロード走行も想定してデザインされているのがスクランブラーで、公道をより速く走行できるよう、レーサーバイクを参考に作り込まれているのがカフェレーサーです。

スクランブラーは、ブロックタイヤや出口に向かって跳ね上がったマフラー、やや小ぶりなタンクを装着するなど、オフロード(非舗装路)走行ができるようになっています。

一方でカフェレーサーは、オンロード用のタイヤを装着し、低い位置にセッティングされるハンドルやバックステップ、シングルシートカウルなど舗装路での速さを追求された作りです。

近年スクランブラーバイクが盛り上がりを見せている理由

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国内外問わず、様々なバイクメーカーがスクランブラーモデルを発売するなど、世界中でスクランブラーバイクが盛り上がっていますが、なぜ盛り上がっているのでしょうか。

スクランブラーバイクが盛り上がっている理由は、旧車などのクラッシックなデザインのバイクに人気が集まったことによる影響です。

<h3>普段着で気軽に乗れるクラシックスタイル</h3>

旧車などのクラシックなバイクは普段着で乗っても違和感がないなど、カジュアルに乗れる点が人気を博し、同じくクラシックなデザインのスクランブラーにも人気が集まっています。

歴史あるクラシックバイクの他にも、クラシックなデザインそのままに、現代の安全装備(ABSなど)を装備したネオクラシックにも人気が集まりました。

スクランブラーバイクは自作カスタムできる?

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スクランブラーバイク自作カスタムが可能で、カスタムされたスクランブラーバイクは,

スクランブラーカスタムとも呼ばれます。

スクランブラーカスタムをする際、おさえておくべきポイントは次のとおりです。

  1. ロードクリアランスが高い車高
  2. ブロックタイヤの装着
  3. テールが跳ね上がったハイアップマフラー
  4. アップハンドル

順番に詳しく解説していきます。

ポイント1:車高・最低地上高を高くする

スクランブラーは、オンロードベイクがベースのダート走行ができるバイクなので、ダートなどの悪路走破性を上げるために車高を高くする、もしくは車高の高いバイクを選びましょう。

車高を上げることでシート高も上がるので、やや足つきは悪くなりますが、悪路走破性を上げるには車高を高くするのが有利です。

ポイント2:ブロックタイヤの装着

スクランブラーの特徴の一つに、ダート走行できるブロックタイヤの装着があります。

メーカー製のスクランブラーモデルでは、ブロックタイヤを装着していないモデルもありますが、スクランブラーの基本はオンロードバイクをベースにした悪路(ダート)走行できるバイクです。

ダート走行に最適なブロックタイヤを履き、ホイールは悪路の振動を吸収するスポークホイールにすると、スクランブラー感が増します。

ポイント3:テールが跳ね上がったサイドアップマフラー

排気口が跳ね上がったサイドアップマフラーも、ダート走行を想定したスクランブラーに必須のパーツです。

マフラーを高い位置で固定することで、悪路走行時での路面の凹凸を超える際に地面にマフラーが接触しにくくなります。

サイドバッグを取り付けようと思っている方は、片側タイプを選ぶなどマフラーとの干渉に注意が必要です。

ポイント4:アップハンドル

スクランブラーには、よりコントロールしやすい幅広のアップハンドルが装着されます。

幅広のアップハンドルは、滑りやすいダート路面でのコントロール性に優れ、自然な姿勢でライディングできるので、凹凸の多い路面では体で衝撃が吸収しやすく悪路走行に最適です。

セパハンなど低い位置に設定されるハンドルに比べ、長時間の走行でも疲労しにくいので、通勤などの街乗りからツーリングまで対応してくれます。

排気量別!おすすめスクランブラーバイク15選

こちらの項では、排気量別におすすめのスクランブラーバイクを紹介しています。

これからスクランブラーに乗ってみようと思っている方、スクランブラーにはどのようなモデルがあるのか気になっている方は、ぜひチェックしてみてください。

【125cc】おすすめスクランブラーバイク

まずは、原付二種免許で乗れる125ccクラスのスクランブラーバイクを4モデル紹介していきます。

軽量で取り回しがしやすいクラスなので、初めてバイクに乗る方や力に自信の無い方、セカンドバイクとして手軽に乗るのにおすすめです。

1.【123cc】HONDA CT125ハンターカブ

HONDA「CT125ハンターカブ」は、取り回しやすい実用性と、燃費面がよいスクランブラーを探している方におすすめです。

ベースとなっているのがスーパーカブ125(C125)で、オフロードの走破性を高められた作りに、フロントブレーキにはABSが標準装備されるなど、安全性も高められています。

国際基準となっている走行モード「WMTCモード値」での燃費は63Lm/L(カタログ値:1名乗車時)と、125ccクラスでも上位の高い燃費性能を持ち、ガソリンタンクの容量も5.3LとベースとなったC125より大きくなっているので、一回の給油でより長距離走行が可能です。

  • 全長×全幅×全高(mm):1,965×805×1,085
  • 車重:118Kg
  • エンジン型式:4スト空冷単気筒
  • 排気量:123cc
  • 最大出力:9.1ps
  • 最大トルク:10N・m
  • 新車販売価格(税込):440,000円
  • 中古相場価格:31万~58万円前後

2.【124.45cc】FANTEC CABALLERO Scrambler

イタリアのバイクメーカーFANTEC(ファンテック)の「CABALLERO Scrambler」は、レトロ感が強いデザインのスクランブラーを探している方におすすめ。

2019年より日本市場でも販売開始され、倒立式フロントフォークや解除も可能なフロントABS、LED化されたヘッドライトやテールランプ、ウインカーなど装備も本格的です。

力強い走りを生み出す水冷の単気筒エンジンに、ARROW製のマフラーまで備わり、レトロな外観とは反し、125ccクラスとは思えないような最新のハイグレード装備が盛り込まれています。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,166×820×1,135
  • 車重:130Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:124.45cc
  • 最大出力:公式サイトに記載なし
  • 最大トルク:公式サイトに記載なし
  • 新車販売価格(税込):990,000円
  • 中古相場価格:62万~92万円前後

3.【125cc】Husqvarna Svartpilen 125

スウェーデンで1903年よりバイク生産を手掛けるHusqvarna(ハスクバーナ)の「Svartpilen125(スヴァルトピレン)は、スポーツ走行を楽しみたい方におすすめです。

スチール製トレリスフレームにWP製の前後サスペンション、バイブレ製ブレーキにABSが標準装備され、高いハンドリング性能を発揮します。

ヘッドライトやテールライト、ウインカーはLEDで、丸形のユニークなデザインのメーターを備え、ABSはロードとスーパーモトの2段階切り替えが可能です。

  • 全長×全幅×全高(mm):公式サイトに記載なし
  • 車重:146Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:125cc
  • 最大出力:15ps
  • 最大トルク:12N・m
  • 新車販売価格(税込):645,000円
  • 中古相場価格:40万~55万円前後

4.【124.7cc】SWM OUTLAW 125

2014年に中国企業と手を携え復活となった、イタリアのSWMが販売する「OUTLAW 125」は、1970年代のクラシックなイメージのスクランブラーが欲しい方におすすめです。

レトロながらも質感の高いデザインのガソリンタンクに、ネオクラシカル感を高める前後にワイヤースポークホイールを装着、ブレーキには前後ディスクブレーキに、前後が連動するCBSが標準装備。

シート高も720mmと低めに設定されているので足つきも良く、車重も146Kgと軽量なので、小柄な方でも取り回しがしやすいです。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,078×808×ー
  • 車重:130Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:124.7cc
  • 最大出力:15ps
  • 最大トルク:12N・m
  • 新車販売価格(税込):539,000円
  • 中古相場価格:40万円前後

【250cc】おすすめスクランブラーバイク

続いては、普通自動二輪免許で乗れる250ccクラスでおすすめのスクランブラーを3モデル紹介します。

車検が必要ないという点では125ccクラスと同様ですが、自動車専用道路が走行できるなど、125ccクラスに比べ行動範囲も広がるクラスです。

1.【248.8cc】Husqvarna Svartpilen 250

オーストリアに拠点を構えるKTMの傘下Husqvarnaの「Svartpilen 250」は、優れたハンドリング性能を求める方におすすめ。

Svartpilen 250は、KTMの250DUKEと共通のフレームやエンジンを持つモデルで、WP製の倒立フロントフォークやバイブレ製前後ブレーキ、Bosch製ABSなど走りをしっかりと支える装備が満載です。

低中速から力強くパンチの効いたエンジンで市街地走行もしやすく、普段乗りからワインディングロード、ツーリングまでこなしてくれます。

  • 全長×全幅×全高(mm):公式サイトに記載なし
  • 車重:153Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:248.8cc
  • 最大出力:31ps
  • 最大トルク:24N・m
  • 新車販売価格(税込):685,000円
  • 中古相場価格:50万~65万円前後

2.【249cc】HONDA CL250

HONDA「CL250」は、250ccクラスで国産メーカーのスクランブラーを探している方におすすめ。

CL250は人気のロードスポーツ「レブル250」をベースにしたスクランブラーで、兄貴分のCL500と共通の車体ベースとなっており、クラス上の堂々たるサイズ感ながらも、足つき性がよく取り回しがしやすいです。

アシスト&スリッパークラッチによりクラッチ操作も軽く、しっとりとした穏やかなエンジン特性なので、街乗りもしやすくなっています。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,175×830×1,135
  • 車重:172Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:248.8cc
  • 最大出力:24ps
  • 最大トルク:23N・m
  • 新車販売価格(税込):621,500円
  • 中古相場価格:ー

3.【249cc】MUTT MONGREL 250

イギリスのカスタムビルダーが立ち上げたMUTTの「 MONGREL 250」は、快適性とレトロを融合させた作りで、硬派なデザインのスクランブラーを探している方におすすめ。

マット系の塗装にブラウン色のシート、ブラックに塗装されたスポークホイールなど、レトロ感ただようデザインで、エンジンにはスズキ製が採用されています。

ファイアーストーンスタイルのクラシックなタイヤやストレートに伸びたマフラーエンドなど、スクランブラーとしては異色のデザインですが、スタイリッシュさと走る楽しみが味わえるモデルです。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,060×860×1,150
  • 車重:130Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:249cc
  • 最大出力:17.2ps
  • 最大トルク:18N・m
  • 新車販売価格(税込):694,100円
  • 中古相場価格:45万~68万円前後

【400cc】おすすめスクランブラーバイク

普通自動二輪免許で乗れる、400ccクラスのスクランブラーを3モデル紹介していきます。

250ccクラスとは違って車検が必要となりますが、排気量が大きくなる分、特に高速道路などでは安定した走りが楽しめるクラスです。

1.【399cc】DUCATI Scrambler SIXTY2

世界的にファンも多い、イタリアのDUCATIが販売する「Scrambler SIXTY2」は、中型クラスのDUCATIに乗りたい方、スタイリッシュなスクランブラーを探している方におすすめです。

2016年に登場となったScrambler SIXTY2は大型クラスのIconをベースに、エンジンのボア&ストロークを縮小させてダウンサイジングして399ccにして、高剛性なトレリスタイプフレーム(スチール製)に搭載。

SHOWA製の正立フロントフォークに、リアにはプリロード調整可能なカヤバ製モノショックを採用、日常使いからちょっとしたオフロード走行まで、幅広いシーンで楽しめる1台です。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,150×850×1,165
  • 車重:183Kg
  • エンジン型式:4スト空冷L型2気筒
  • 排気量:399cc
  • 最大出力:40ps
  • 最大トルク:34.3N・m
  • 新車販売価格(税込):920,000円
  • 中古相場価格:60万~95万円前後

2.【398.15cc】TRIUMPH SCRAMBLER 400 X

400ccクラスで最新のスクランブラーモデルに乗りたい方にチェックしてほしいのが、TRIUMPHの「SCRAMBLER 400 X」です。

悪路走行に合わせヘッドライトガードやナックルガードなどを装備、倒立式フロントフォークにABS付き前後ディスクブレーキ、トラクションコントロールも備え、反応の良いハンドリング性能を持っています。

2023年7月現在未販売ですが、2023年末の市販が予定されており、気になった方はメールで発売時期等のお知らせを送信してくれる、公式サイトの最新情報メールへの登録も検討してみてください。

SCRAMBLER 400 X 公式サイト:https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/classic/scrambler-400-x

  • 全長×全幅×全高(mm):ー×901×ー(公式サイトに記載なし)
  • 車重:179Kg
  • エンジン型式:4スト水冷単気筒
  • 排気量:398.15cc
  • 最大出力:40ps
  • 最大トルク:37.5N・m
  • 新車販売価格(税込):未定(2023年末販売予定)

3.【399cc】YAMAHA SR400

YAMAHA「SR400」は、単気筒特有の躍動感のある、心地よい振動を楽しみながら乗りたい方におすすめ。

SR400の発売開始が1978年で、途中2年ほど販売していない期間もありましたが、2021年に最終型のファイナルエディションを販売して生産終了となった、40年以上もの歴史を持つロングセラーモデルです。

純正のストレートなマフラーのままではややスクランブラー感は薄いですが、テールが跳ね上がったタイプのマフラーを装着すれば、スポークホイールやクラシックなデザインと相まり、スクランブラーの雰囲気が楽しめます。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,085×750×1,110
  • 車重:175Kg
  • エンジン型式:4スト空冷単気筒
  • 排気量:399cc
  • 最大出力:24ps
  • 最大トルク:28N・m
  • 中古相場価格:30万~250万円前後

【大型】おすすめスクランブラーバイク

最後に、大型クラスのスクランブラーを5モデル紹介していきます。

車体も大きく重量もあるため、日常乗りとしては少々取り回しが難しい面がありますが、走行時の安定感は抜群で、特に高速道路を使った移動は疲労も少なく楽々です。

1.【1,197cc】TRIUMPH SCRAMBLER 1200 XC

TRIUMPH「SCRAMBLER 1200」は、大型クラスで正統派スクランブラーに乗りたい方におすすめのモデルです。

1950年代前後にダート競技で活躍した同社のモデルをベースに開発され、TRIUMPH伝統のバーティカルツインエンジン(地面に対しシリンダーが垂直に配置された2気筒エンジン)が搭載。

主要装備にショーワ製フルアジャスタブル倒立フロントフォーク、オーリンズ製ロングトラベルリアサスペンション、ブレンボ製前後ブレーキ(切り替えABS付)が採用されており、走りを後押してくれます。

  • 全長×全幅×全高(mm):2285×840×1200
  • 車重:231Kg
  • エンジン型式:4スト水冷直列2気筒
  • 排気量:1,197cc
  • 最大出力:65ps
  • 最大トルク:110N・m
  • 新車販売価格(税込):2,002,000円
  • 中古相場価格:150万円前後

2.【803cc】DUCATI Scrambler NIGHT SHIFT

DUCATI「Scrambler NIGHT SHIFT」は、スタイリッシュなスクランブラーを探している方、大型クラスながら中型クラスのようなコンパクトなサイズ感のモデルを探している方におすすめ。

流線型の美しい形状のガソリンタンクに脱着可能なカバーも装着、ショートになったサイド2本出しマフラーにダートトラックのようなゼッケンプレートまで備え、硬派な印象です。

LEDヘッドライトには円形のカバーのほかに、「X」を型どったヘッドライトカードも備わり、正面から観た時の印象付けに一役買っています。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,165×867×1,060
  • 車重:185Kg
  • エンジン型式:4スト空冷L型2気筒
  • 排気量:803cc
  • 最大出力:73ps
  • 最大トルク:66.2N・m
  • 新車販売価格(税込):1,389,000円
  • 中古相場価格:ー

3.【1,169cc】BMW R nineT Scrambler

BMW「R nineT Scrambler」は、ネオクラシカルブームの火付け役となったロードスポーツ「R nineT」をベースにしたスクランブラーで、BMWが好きな方、幅広いシーンで乗れるモデルを探している方におすすめ。

1,169ccの水平対向2気筒エンジンを搭載し、太いトルクにより発進や低速走行時も気を使うことなくスムーズな走行が可能です。

ヘッドライトにはアダプティブ・ヘッドライトが備わり、バンク角7度から25度の間でヘッドライトの照射範囲を調整してくれ、常に前方の視界を確保してくれます。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,175×865×1,330
  • 車重:223Kg
  • エンジン型式:4スト空・油冷水平対向2気筒
  • 排気量:1,169cc
  • 最大出力:109ps
  • 最大トルク:116N・m
  • 新車販売価格(税込):2,027,000円~
  • 中古相場価格:120万~200万円前後

4.【1,079cc】Ducati Scrambler1100 Dark PRO

所有感のある大型スクランブラーに乗りたい方におすすめなのが、Ducati「Scrambler1100 Dark PRO」。

ブラックメタル製で「X」にデザインされたヘッドライトデザイン、ブラックに塗装されたスチール製トレリスフレームにアルミ製リアフレーム、右出しのデュアルマフラーなど、存在感あるデザインです。

ブレーキはフロントWローターに、レースシーンを始め世界的な知名度のあるブレンボ製4ピストンキャリパー、コーナリングABSも備えられ、スポーティな走りに貢献してくれます。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,190×895×1,330
  • 車重:206Kg
  • エンジン型式:4スト空冷L型2気筒
  • 排気量:1,079cc
  • 最大出力:88ps
  • 最大トルク:88.2N・m
  • 新車販売価格(税込):1,683,000円(受注生産)
  • 中古相場価格:ー

5.【471cc】HONDA CL500

国産メーカーで大型クラスのスクランブラーを探している方におすすめなのが、HONDA「CL500」。

4つのLEDライトが入ったヘッドライトに、ヘリテージ感が高いワディング加工のシート、ニーグリップしやすいパッドが付いたガソリンタンクなど、水平を基調としたデザインです。

情報をコンパクトに集約した視認性の高い丸形メーター、急ブレーキ時に高速で点滅して後続車に伝えるエマージェンシーストップシグナルも備えて、メーカーオプションも豊富に用意されているので、新車での注文時は自分好みにカスタマイズできます。

  • 全長×全幅×全高(mm):2,175×830×1,135
  • 車重:192Kg
  • エンジン型式:4スト水冷直列2気筒
  • 排気量:471cc
  • 最大出力:46ps
  • 最大トルク:43N・m
  • 新車販売価格(税込):863,500円
  • 中古相場価格:ー

まとめ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/A4-6867911/

スクランブラーバイクについて、スクランブラーとはどういったバイクなのか、カフェレーサーなどとの違いは、という基本からおすすめのスクランブラーモデルまで紹介してきました。

近年のネオクラシックブームもあり、スクランブラーも人気が高まっていますが、国内外メーカーもスクランブラーと名の入ったモデルを発売するなど、ますます注目されるジャンルです。

スクランブラーが気になった方は、排気量別におすすめのスクランブラーモデルも紹介していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。

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