【初心者向け】バイクのガソリンの入れ方をステップで解説!注意点やリスクも

【初心者向け】バイクのガソリンの入れ方をステップで解説!注意点やリスクも

バイクのガソリンの入れ方の手順

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/97-1275484/

セルフガソリンスタンドが増え、自分でバイクに燃料を給油する機会も増えていますが、給油方法を誤ると、火災などの思わぬ事故やバイクの故障につながる恐れがあります。

燃料の取り扱いを誤ると火災の危険性があり、給油する燃料を誤るとエンジンの故障につながるので、事故や故障を避けるためにもバイクの給油方法をしっかり抑えておきましょう。

【前提】事前チェック

自分でバイクに燃料を給油する前に、まずはバイクに「どの燃料を入れればよいのか」を確認しておきましょう。

給油する燃料の種類(油種)は、バイクの取扱説明書に記載されているほか、ガソリンタンクのキャップにも記載されています。

多くの国産バイクは「レギュラーガソリン」で、国産でもスポーツバイクや輸入車は「ハイオクガソリン」が給油指定されていることが多いです。

その他の確認事項

燃料の入れすぎを防止するために、ガソリンタンクの容量を確認しておくと、給油の際の目安にもなります。

多くのセルフガソリンスタンドでの支払い方法は、現金やクレジットカード、電子マネー、QRコード決済などです。

現金はほぼ全てのガソリンスタンドで使用できますが、クレジットカードなどは店舗によって利用できるものがまちまちなので、給油機で確認をしましょう。

STEP1. バイクを停める位置を調整

ガソリンスタンドに着いたら、まずは給油ノズルが届く位置に停めてエンジンを停止させ、サイドスタンドかセンタースタンドを立ててしっかり安定させましょう。

サイドスタンドの場合、バイクの車体が斜めになるので、入る容量よりも給油量が少なめになることもあります。

給油ノズルに近すぎても遠すぎても給油が困難になるので、目安として50~60cm程度離して停めるとスムーズに給油できます。

注意点

バイクを停車させたら必ずエンジンを停止させ、ヘルメットを外し、バイクから降りて給油を行います。

エンジンをかけたまま給油をすると火災を引き起こす危険性があり、法律でもエンジンを停止してからの給油が義務化されているので、必ずエンジンを停止させて給油をしましょう。

バイクを降りて給油を行うのも義務ですので、必ずバイクから降りて給油を行います。

STEP2. 油種と給油方法を選択

バイクに給油する油種は、ほぼ「レギュラーガソリン」か「ハイオクガソリン」のどちらかです。(古い軍用バイクなどごく一部にディーゼルエンジンもあり)

給油機のパネルでバイクに指定されている油種を選択し、満タンか指定の数量(10Lまでなど)か、金額指定(1,000円分など)を選択しましょう。

油種と給油量などを選択したら、支払い方法の選択(現金、クレジットカードなど)を行い、支払いの手続きを行います。

なお、バイクに指定されている油種は、取扱説明書やメーカーのウェブサイトなどで確認するか、ガソリンキャップなどに記載されているので確認しておきましょう。

STEP3. 静電気除去パッドに触れる

給油機で油種の選択を行ったあと、給油できる段になったら必ず給油機に備わっている「静電気除去パッド(シート)」に手を触れ放電します。

ガソリンはわずかな静電気でも発火する恐れがある危険物なので、必ず静電気除去パッドに触れて放電しましょう。

義務を怠って火災を発生させると最悪の場合、失火責任を問われ厳重な処罰を受けることがあります。

STEP4. タンクキャップを開ける

静電気除去パッドに触れたら、給油のためにガソリンタンクキャップを開けます。

キャップにキーを差し込み、左に回すとキャップが開くタイプのバイクが多く、タンクキャップは取り外せるか、ヒンジで開くタイプがほとんどです。

タンクキャップが取り外せるタイプは、手に持ったまま給油せずに、作業がしやすいよう給油機のタンクキャップ置きに置いておきましょう。

STEP5. ノズルを持ち上げ、給油開始

ガソリンタンクのキャップを開けたら、ガソリンの給油ノズルを持ち、給油口に軽く差し込んでトリガーを軽く握りましょう。

給油は焦らずゆっくり行うのが基本で、最初は弱めにノズルを握って様子を見、給油が進んでガソリンが上がってきたら、ノズルを緩めていきます。

給油ノズルの先端には、ガソリンを検知したら給油の供給が止まるセンサーが付いているので、溢れさせてしまう心配がある人は、供給が停止したらそこで給油を終えるのも手です。

給油は4分まで

セルフガソリンスタンドでは、一回で給油できる時間は最大で4分までと決まっています。(4分ルール)

給油時間が4分を超えると自動的に給油機が停止する仕組みで、一度の給油作業は「給油時間が4分以内」「給油できるガソリンの量は100Lまで」です。

バイクは自動車に比べ給油量が少ないので、給油時間が4分に達することはなかなかないかもしれませんが、給油が開始されたらできるだけ速やかに作業を終えましょう。

STEP6. 溢れ・飛び散り防止

ガソリンを入れすぎると溢れて危険なので、ガソリンタンクの下の淵までガソリンが到達したら、給油を終えましょう。

ガソリンが「タンクの口ギリギリ」に見えたら入れすぎで、走行中に溢れる可能性がありますので、少し余裕を残して止めるのが最善です。

多くのバイクではガソリンを入れすぎるとガソリンを逃がす構造になっており、入れすぎるとバイク車体の下部からガソリンが流れ出すことがあります。

STEP7. キャップを閉める

ほどよい量を給油できたら、ガソリンタンクのキャップを開けた手順とは逆の手順でしっかり閉めます。

閉め忘れると走行中にガソリンが溢れて火災のリスクにつながるほか、ガソリンタンク周辺にガソリンの臭いが残ることも。

また、ガソリンはマイナス40度以下でも揮発し、静電気や火花などをきっかけに爆発することもあるので、しっかり確認しましょう。

STEP8. 発進前の最終確認

発進する前に、もう一度以下の点を確認しましょう。

  • ガソリンタンクのキャップがしっかり閉まっているか
  • 給油ノズルを給油機に戻したか
  • スタンドは外したか

タンクのキャップが閉まっていないと、ガソリン漏れの危険性があり、給油ノズルがしっかり戻っていないと給油終了とならず、精算ができない状態になることもあります。

また、センタースタンドやサイドスタンドが収納されていないと、センサーが作動してエンジンが始動できないこともあるので、確認しましょう。

バイクにガソリンを入れる際の注意点

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バイクにガソリンを入れる際、注意点を守らないと火災やエンジン故障の原因につながります。

何気ない行動が法律違反となるケースもあるので、セルフガソリンスタンドを利用する場合は、以下の点を必ず抑えておきましょう。

絶対に守るべき「安全上の注意」

ガソリンはマイナス40度以下でも引火する恐れのある危険物で、給油の際は火災などの事故が起きないよう、以下のような安全上の注意点があります。

  1. エンジンは必ず切る
  2. 静電気除去パッドに触れる
  3. 給油中はスマホやライターを使わない
  4. 降車して給油する(セルフでは義務)

それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。

① エンジンは必ず切る

ガソリンを給油する際は、セルフであろうとフルサービスであろうと、エンジンの停止が義務付けられています。

エンジンをかけたまま給油をすると法令違反となるほか、静電気の発生や熱によって火災を引き起こす恐れがあり、とても危険です。

また、エンジンを停止させることで誤発進を防ぐ意味もあるので、給油中は必ずエンジンを停止させましょう。

② 静電気除去パッドに触れる

給油の際は火災の発生を防ぐため、給油機に備わっている「静電気除去パッド(シート)」に必ず触れてから給油を行いましょう。

ガソリンはマイナス40度でも揮発する、とても揮発性の高い危険物で、常に可燃性の蒸気を発生させているため、静電気によって引火する危険性があります。

バイクの乗降時にシートやバッグ類などと衣服が摩擦し、静電気が発生していることがあるため、静電気除去パッドに触れ放電してから給油を行いましょう。

③ 給油中はスマホやライターを使わない

給油中は火を出すライターの使用はもちろん、スマホの使用も禁止です。

ライターは発火させる危険性が高く、スマホは電磁波やパネルとの静電気により、発火する危険性があります。

ほかにもスマホの電波によって給油機に悪影響を起こさせたり、スマホに集中して給油が疎かになったりして、ガソリンをこぼすなどの事故を防ぐため、給油中のスマホ使用は禁止です。

④ 降車して給油する(セルフでは義務)

セルフのガソリンスタンドでは、バイクから降りてガソリンの給油を行うのが義務です。

消防法や各ガソリンスタンドの安全基準では、「給油中はエンジン停止させバイクから降りる」ことが定められています。

ほとんどのセルフガソリンスタンドでは、注意書きや音声案内でも明示されているので、バイクから降りて給油をしましょう。

入れすぎ・こぼれ防止の注意

ガソリンを入れすぎると、車体がガソリンで濡れて火災の危険性があるだけでなく、臭いが残る可能性もあります。

以下の点に注意すると、ガソリンを入れすぎたりこぼれたりするのを防ぐことができるので、参考にしてみてください。

  1. 満タンギリギリまで入れない
  2. ゆっくり給油する
  3. 溢れたらすぐ拭き取る
  4. タンクキャップを確実に閉める

①満タンギリギリまで入れない

ガソリンタンクの給油口ギリギリまで入れると、キャップを閉めたときにガソリンが溢れたり、走行中の振動で溢れたりする可能性が高まります。

ガソリンはギリギリまで入れず、給油口から液面が1~2cmほどに来るように留めておくと、ガソリンが溢れることはありません。

特に気温が高い日はガソリンが膨張して溢れやすくなるので、給油口ギリギリ満タンまで給油せず、少し余裕を持たせておきましょう。

② ゆっくり給油する

ガソリンを勢いよく給油すると、ガソリンが泡立ったり、跳ね返ってきたりすることがあり、ゆっくり流速を遅くすることでそれらを防ぎやすくなります。

給油口のすぐ下が狭くなっていることもあり、勢いよく給油を行うと内部で乱流が生じ、吹き返してくることもあるので、ゆっくり給油を行うのが基本です。

また、ゆっくり給油を行うことで給油量のコントロールもしやすくなり、溢れにくくなるので給油はゆっくり慎重に行いましょう。

③ 溢れたらすぐ拭き取る

給油中にガソリンを溢れさせるなどこぼしたら、速やかに給油をやめ、ガソリンを拭き取りましょう。

拭き取るウエスなどはガソリンスタンドで用意していることもあるため、給油機にあるインターホンや店員呼び出しボタンを押し、店員を呼んでガソリンをこぼした旨を伝えます。

ガソリンがバイク車体に付着してしまった場合、塗装の劣化などを生じさせることがあるので、できるだけ早くバイクを洗車しましょう。

④ タンクキャップを確実に閉める

給油が終わったあと、ガソリンタンクのキャップを確実に閉めましょう。

キャップを確実に閉めないと、給油口からガソリンが溢れるなどのトラブルが発生することもあります。

給油を終えたらしっかりキャップをロックし、発進前に今一度確実に閉まっているか確認を行いましょう。

油種・給油ミスの注意

セルフガソリンスタンドで給油をする際、燃料の種類(油種)を誤ると、最悪の場合バイクのエンジン故障につながります。

基本的にバイクの燃料はレギュラーガソリン、ハイオクガソリンのどちらかで、誤って別の油種を給油しないように注意しましょう。

① 自分のバイクの「油種」を確認

バイクに給油する燃料は、レギュラーガソリンやハイオクガソリンのどちらかで、どちらを入れるかはバイクの車種などによって異なります。

給油する油種については、バイクの取扱説明書やバイクメーカーが提供する、オンラインで閲覧できる取扱説明書で確認できますので、給油の前に確認をしておきましょう。

現在発売中の現行モデルの場合、メーカー公式サイトのスペックや諸元のページに油種が掲載されています。

② ディーゼル(軽油)は絶対NG

軽油は「ディーゼルエンジン用の燃料」であり、バイクや軽自動車など軽車両用の燃料ではないので、セルフで給油する際は油種の間違いに注意が必要です。

「軽油」はバイクや軽自動車など、軽車両に入れる燃料と勘違いをし、軽油を給油する人が稀にいますが、ガソリン車に軽油を誤って給油するとエンジンが故障します。

セルフでバイクに燃料を給油する際は、レギュラーかハイオクのどちらか(車種などによる)なので、油種を誤らないよう注意して給油をしましょう。

 

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