バイクの積載制限について|キャンプ・ツーリングなど荷物が多い場合の積載方法も解説

バイクの積載制限について|キャンプ・ツーリングなど荷物が多い場合の積載方法も解説

荷物が多いキャンプ・ツーリングの積載方法

引用元:https://pixabay.com/ja/photosAF-57936/

バイクに多くの荷物を積載する場合、荷物の重量によるバランスや重心も意識する必要があり、トップケースに大型や重量のある荷物を、サイドケースは左右のバランスを考えて荷物を入れるのがオススメです。

さらに地図など走行中に確認したり、頻繁に取り出したりするアイテムはタンクバッグに入れると使い勝手もよくなりますが、バイクの収納には以下のような方法がありますので、より細かく収納ごとの特徴を見ていきましょう。

シートバッグ

シートバックとは、タンデムシートの位置に固定するように装着するバッグのことで、サイズも大きく取れるので、収納力があります。

テールバッグやリアバッグとも呼ばれ、紐などでリアシートに固定するよりも落下する心配が少なく、安定した収納が可能です。

容量にはさまざまな種類があり、サイズが大きなものはキャンプ用品の収納もできますが、容量の目安として日帰りで使うなら15L程度、キャンプや何泊も行う場合は40~50L前後の容量があると対応できます。

引用元:https://bikeman.jp/products/d-97980

大きめなサイズのシートバッグを探している方にオススメなのが、ヘンリービギンズの「ツーリングシートバッグ DH-724」です。

容量は53Lから70Lで、荷物のサイズや量に合わせ、ファスナーで素早く容量が増やせます。

  • 縦幅×横幅×高さ(mm):320×525~685×300
  • 容量:53~70L
  • 参考販売価格(税込):20,110円

タンクバッグ

タンクバッグは、マグネットや吸盤などでガソリンタンクに固定して使うバッグで、スマホや貴重品、地図などの小物類の収納に向いています。

マグネットで貼り付けるタイプは、アルミ製のガソリンタンクにはマグネットが貼り付かないため固定できないので、吸盤式かベルトなどで固定するタンクバッグを選びましょう。

レインウェアや着替えなども収納できる容量の大きなタンクバッグもありますが、大きいサイズのタンクバッグは、重量が重くなるとバイクの重心が高くなり、安定性を失うこともあるので注意が必要です。

引用元:https://bikeman.jp/products/tn-mfk-176

TANAX(タナックス)「スマートタンクバッグM MFK-176」は、紙の地図やスマートフォンポケットの地図を併用できるタンクバッグです。

ツーリングマップルが見開きで収納できるサイズで、スマートフォンポケットと外付け充電池対応の小物スペースも付いているので、外付け充電をしながらスマートフォンの地図アプリが使えます。

容量は5.5Lから11Lまでアップでき、旅先でのお土産購入など荷物の量に合わせてサイズアップが可能です。

  • 縦幅×横幅×高さ(mm):300×185×110
  • 容量:5.5L~11L
  • 参考販売価格(税込):9,307円

サイドバッグ

サイドバッグはリア位置の左右に設置するバッグで、左右片側だけのタイプと、両サイドに設置するタイプがあります。

素材に柔らかいファブリック生地があるほか、強固なポリカーボネートやレザーがあるので、バイクのスタイルや好みに合わせて選ぶと、見た目のバランスも整うでしょう。

サイドバッグを積載する場合は、マフラーなどにバッグが干渉しないように設置する必要があるほか、サイドバッグの分車幅も広くなるので、引っかけないよう注意も必要です。

引用元:https://bikeman.jp/products/rrd-rr5613g-bk

ラフ&ロード「R&R RR5613G-BK AQA DRY サイドバック」は、雨天時の走行も安心な、高い防水性能のあるサイドバッグです。

本体のメイン収納の完全防水に加え、付属で汚れや雨の侵入を軽減するマッドカバーも付いているので、汚れや雨をシャットアウトしてくれます。

片方の容量は20Lずつで、合計40Lもの収納が可能な左右に1つずつ装着するタイプです。

  • 縦幅×横幅×高さ(mm):150×420×320
  • 容量:40L(20L×2)
  • 参考販売価格(税込):23,980円

リアボックス

トップケースと呼ばれることもあり、15L程度の容量から50Lを超える大容量までさまざまな容量が用意されているため、日帰りツーリングから数日の宿泊を兼ねたツーリングまで、幅広い用途の荷物が積載できます。

荷物が多くなるキャンプ・ツーリングに対応するリアボックスですが、取り付けにはリアキャリアが必要で、リアキャリアがない場合はリアキャリアの装着が必要です。

次の章でも詳しく解説していますが、リアボックスには取り付けの条件があり、荷台の後端から30cmまで、横幅は左右15cmまではみ出しでも良いと定められています。

引用元:https://bikeman.jp/products/d-28830

大容量のリアボックスを探している方にオススメなのが、GIVI「B45NM 未塗装ブラック」です。

大きめサイズのフルフェイスヘルメットが2個入る45Lの容量で、角の取れた四角を基調としたデザインなので、ネイキッドからスポーツバイクまで幅広い車種に合います。

  • 縦幅×横幅×高さ(mm):456×567×311
  • 容量:45L
  • 参考販売価格(税込):26,653円

リュック型のバッグはオススメできない?

バイクに装着するバッグのほかに、肩に担いで走行できるリュックサックタイプのバッグもありますが、結論から言うとオススメできません。

常に背負って走行するので体に負担がかかり、走行中に風の影響もより大きく受けるようになるので、ふらつきの原因となることもあります。

ただし、日帰りや近場への移動など短い距離の移動なら、それほど体への負担もなく使用できるでしょう。

どうしてもリュックサックタイプが良い場合は、肩だけでなく腰でも固定できる、2か所で固定できるものを選ぶと肩にかかる負担が分散できます。

引用元:https://bikeman.jp/products/rst-rsb283bk11

RSタイチ「RSB283 WP カーゴバックパック」は、急な雨でも荷物が濡れない防水仕様のリュックサックです。

メイン気室とフロントポケットが防水仕様となっており、合計で7つもの収納スペースがあるので、バイクでの使用はもちろん、普段使いでも使いやすい設計になっています。

背面に厚みのある素地を使用し、通気性とクッション性を高めてあるほか、ベルトは肩と腰にかけられるので体への負担を軽減してくれ、長時間の使用も可能です。

  • 奥行き×横幅×高さ(mm):120×320×480
  • 容量:25L
  • 参考販売価格(税込):13,537円

バイクの積載制限について知っておこう

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%BC%B8%E9%80%81-k1600gt-bmw-5152689/

バイクには法律によって積載できる荷物の重量や、はみ出してもよい寸法が細かく定められており、守られていないと警察官による取り締まりの対象となります。

収納が限られるバイクで荷物を運びたい場合は、バッグを装着すると便利に使えますが、装着する際は以下の制限を超えないよう注意しましょう。

長さ・幅・高さの制限

積載可能な条件
長さ 乗車装置または積載装置から30cmまで
乗車装置または積載装置から30cmまで
高さ 積載した状態で地上から2mまで

バイクに積載できる荷物の長さと幅は、乗車装置または積載装置から30cmまでOKで、高さは荷物を積載した時に地上から2mまでです。

また、積載方法に関しては左右それぞれ15cmを超えない事と定められており、荷物のはみ出しが乗車装置や積載装置から30cm以内に収まっていても、片方に20cm出た状態ではNGとなります。

パニアケースやトップケースなど、左右に15cmを超えているケースもありますが、堅ろうで安全であり確実に荷物を積載できる構造のものは積載装置扱いになるため、15cmを超えていても装着が可能です。

乗車装置や積載装置とは?

乗車装置とはシートやステップなど、バイクを運転する際に体に触れている部分のことです。

また積載装置とは、荷物を積載するためのキャリア(荷台)を指しますが、しっかり固定されたパニアケースやリアケースも積載装置に該当します。

乗車装置や積載装置に関しては、後述「乗車装置と積載装置とは」の章にて詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください。

重量の制限

バイクには荷物の重量制限があり、排気量が50cc以下の原付バイクは30kgまで、51cc以上の自動二輪バイクは60kgまでの積載が可能です。

50ccクラスの原付バイクは自動二輪に比べ、積載できる荷物は30kgまでと、より重量制限が大きくなっています。

400ccクラスであっても大型クラスのバイクであっても、重量制限で60kgまでという点にも注意しましょう。

乗車人数の制限

乗車人数は50cc以下の原付一種バイクは1人、51ccを超える原付二種以上のバイクは、1人または2人まで乗車できます。

中には2人乗りができる排気量のバイクでも、定員が1名となっているバイクもあるため、注意が必要です。

乗車定員は乗車人数分が乗れるだけのシートやステップ、握るためのベルトやグリップなどを備えている必要があり、それらが備わっていないバイクは2人乗りができません。

過積載は法律違反

50cc以下のバイクは30kg、51ccを超えるバイクは60kgまでの荷物が積載できますが、これらの基準を超えて積載すると過積載となり、法律違反です。

過積載は積載物大きさ制限超過違反に該当し、違反加点が1点となるほか、原付は5,000円、自動二輪車は6,000円の反則金が科されます。

また、荷物は崩れ落ちないよう固定して走行しなければならず、荷崩れなどで道路に荷物を落下させると、罰則が科されるので荷物が崩れ落ちないよう、しっかり固定して積載しましょう。

荷物を道路に落とすと

バイクの荷物が落下しないよう、しっかり固定して走行しないといけない義務が法律で定められています。

荷物を道路上に落下させると違反加点1点に加え、原付は5,000円、二輪車6,000円の反則金が科されるほか、落下させた荷物によって事故が発生した場合は事故の責任も負わなければなりません。

走行中は振動や風で固定したケースやバッグが緩んでくることがあるので、長時間の走行や風の強い日の走行は、定期的に停車して荷物が緩んでいないか確認をしましょう。

バイクで安全に積載するための固定方法や注意点

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B0-5214119/

道路に荷物を落下させると違反となり、万が一落下物によって事故を引き起こした場合は、相手方への保障や刑事罰に問われることもあります。

そうならないよう、バイクで安全に荷物を固定する方法や、固定する際の注意点について解説していきますので、バイクに荷物を積載する方は参考にしてみてください。

ストレッチコードを使って固定

以前からよく使われているバイクの荷物固定方法が、ストレッチコードを使った固定です。

伸縮するゴムコードの両端にフックが備わり、リアシートなど強固な場所にフックを引っ掛け、コードで荷物を押さえて固定します。

ストレッチコードを4本使い、2本で荷物の中心がクロスするように固定し、残り2本は荷物の左右を押さえると安定性が高くなりますが、固定したあとは荷物が緩まないか前後左右に揺らして確認をしましょう。

引用元:https://bikeman.jp/products/d-72214

DAYTONA(デイトナ)のストレッチコードは、両端のフックのほかに、中間にも取り付けられるフックが2個付いています。

フックは長さ調整可能で、荷物のサイズに合わせてコードの長さも変えられるので、荷物の量に応じた固定が可能です。

  • 商品名:ストレッチコードフック ライムグリーン
  • サイズ:2,500mm
  • 参考販売価格(税込):704円

ロックストラップを使って固定

ストレッチコードよりも高い固定力を発揮するのが、ROK straps (ロックストラップ)です。

ロックストラップの両端を強固な固定したい場所に取り付け、あとは荷物の上にベルトを通してバックルを固定、締め込んでいくだけで簡単に固定できます。

締め込みの強さを自由に調整でき、荷物を積載していないときでも、ロックストラップだけシートに固定しておけて便利です。

引用元:www.amazon.co.jp/dp/B08R5LCZQR

ROK straps「モーターサイクル ストレッチストラップ」は、バイクの使用に適した長さのロックストラップです。

2本セットでスポーツバイクの収納式荷掛けフックにも対応し、表面がフラットになっているので、ストラップがズレません。

  • 商品名:モーターサイクル ストレッチストラップ
  • サイズ:450~1,500mm
  • 参考販売価格(税込):3,366円

荷物を固定する際の注意点

荷物を固定したあとは、手で荷物を上下左右に揺らし、緩みが無いかを確認するとともに、緩んでこないかも確認しましょう。

コード類で固定する場合は、最低でも2本以上で固定するようにし、荷物の中央付近で2本のコードがクロスするように固定すると安定感が高まります。

また、安全のために走行中に荷物が緩んでいないか、定期的に荷物の確認をしましょう。

荷物が緩んで動かないよう左右のバランス確認しながら固定

荷物を固定する際は、片側だけ強く固定されないよう、荷物が緩んで動かないよう左右のバランスを取りながら荷物を固定していきましょう。

左右でバランスが取れていないと、荷物の破損や走行中に固定が外れてしまうことがあるので、バランスを取りながら固定するのが重要です。

急ブレーキで荷物が前方に滑らないよう注意

バイクは走行中に路面の振動を受けるほか、風の影響を受けているので、荷物が緩みやすいです。

また、急ブレーキや加速で荷物が前後に滑らないよう、左右だけでなく前後方向も意識して固定する必要があります。

走行中は荷物が滑らないよう、急ブレーキや急加速など「急」のつく操作を控えて走行しましょう。

ナンバーやブレーキなどが隠れないよう固定する

荷物を積載する際は、ナンバープレートやブレーキランプ、ウインカーが荷物で隠れないように固定する必要があります。

ナンバープレートが隠れていると警察に停められ、ブレーキランプやウインカーが隠れていると、後続車が行動予知できず、事故を誘発する可能性も。

また、マフラー周辺は高温になるので、バッグなどがマフラーに干渉しない位置に固定しましょう。

あると便利な積載におすすめグッズ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/A9-4078819/

バイクに荷物を積載する際に、あると便利なグッズや便利な収納アイテムを紹介していきます。

より便利に収納できるアイテムばかりなので、気になるものがあればチェックしてみてください。

拡張機能付きシートバッグ

収納できる容量の大きなシートバッグも多いですが、荷物の量に応じて収納スペースの拡張ができるシートバッグがあれば、荷物の量に応じたサイズで使えて便利です。

容量が拡張できると、ツーリング先で土産物を買ったときなど、急に荷物が増えた時にも対応できます。

引用元:https://bikeman.jp/products/tn-mfk-254

TANAX「キャンピングシートバッグ アクティブ」は、最大で75Lもの大容量になる拡張機能付きシートバッグです。

荷物が多くなりがちな、宿泊を兼ねた長距離ツーリングやキャンプ・ツーリングに最適で、突然の雨にも対応するレインカバーも付属しています。

  • 奥行×横幅×高さ(mm):350×620×350~350×820×350
  • 容量:59L~75L
  • 参考販売価格(税込):23,100円

防水仕様のサイドバッグ

防水仕様のサイドバックがあれば、雨天時の走行や突然の雨でも荷物を濡らさず移動できます。

特にバイクシーズンは、にわか雨や移動先で天候が変わることもあるため、防水使用のサイドバッグは心強い味方となるでしょう。

引用元:https://bikeman.jp/products/d-34198

Henly Begins(ヘンリービギンズ)「DHS-32 サイドバッグ」は、インナーが防水使用となったサイドバッグです。

インナーは脱着が可能で、生地の質感や糸の色、金具のデザインに至るまでこだわった高級感のあるサイドバッグに仕上がっています。

  • 奥行×横幅×高さ(mm):150×400×300
  • 容量:18L
  • 参考販売価格(税込):20,786円

乗車装置と積載装置とは

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/AF-5880126/

バイクは積載できる荷物の寸法やはみ出してもいい量が法律で定められていますが、はみ出しの基準となるのが乗車装置や積載装置です。

荷物を積載する際の基準となる、乗車装置や積載装置とは何なのかを見ていきましょう。

乗車装置とは

乗車装置とは、バイクに乗るときに必要となるシートやステップのことです。

2人乗りできるバイクは、タンデム用のシートやステップに加え、つかんで体を安定させるベルトやバーも含まれます。

積載装置とは

積載装置とは、荷物を積載するときに必要となる、キャリアのことです。

バイクに積載できる荷物は、積載装置の端より前後に最高で30cm、左右は片方が15cmずつの最大で合計30cmまではみ出せます。

積載装置から前後に30cmまではみ出せますが、前後の合計で30cmなので、前に10cmはみ出していたら、後ろ側は20cmまではみ出しが可能です。

カスタムでバイクサイズが変わると構造変更手続きが必要になる

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バイクのカスタムでサイズが変わった場合は、構造変更の手続きが必要となります。

比較的軽微なカスタムの場合は、構造変更の手続きが必要ないこともありますが、カスタムでバイクのサイズが変わった場合は、基本的には構造変更の手続きが必要です。

手続きの方法

バイクのサイズが変わるカスタムの場合、カスタムを行った日から15日以内に改造申請をする必要があります。

250cc以下のバイクは区市町村役場に改造申請を、250ccを超える車検が必要なバイクの場合は、運輸支局(陸運局)か自動車検査登録事務所で申請を行いましょう。

申請に必要な書類等と詳しい手順は以下の通りです。

改造申請に必要な書類

バイクのカスタムを行い、サイズが変わった場合など改造申請が必要になる場合、必要な書類は以下の通りです。

  1. 申請書(2号)
  2. 構造変更申請書
  3. 手数料納付書
  4. 車検証(251cc以上のバイクの場合)
  5. 自動車検査票(251cc以上のバイクの場合)
  6. 自動車検査証(251cc以上のバイクの場合)
  7. 自賠責保険証明書
  8. 重量納付書
  9. 納税証明書

まずは書類などを用意し、250cc以下のバイクは区市町村役場へ、251cc以上のバイクは運輸支局か自動車検査登録事務所で申請を行いましょう。

また、車検が必要なバイクは改造申請を行うと、車検の残存期間が無効となり、申請が通った日を起点として、新たに2年先が車検満了日となります。

バイクの積載制限に関するFAQ

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バイクの積載制限に関する「よくある質問や疑問」と「回答」をまとめてみました。

積載に関する知識の獲得にもなるので、バイクに荷物を積載して走行する方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。

原付(50㏄)の積載制限は?

原付一種(50ccクラス)バイクの積載制限は、リアキャリアなどの積載装置の端から左右は片側15cmまでで左右の合計が最大30cmまで、前後は最大で30cmまでです。

荷物を積載した状態で地面とタイヤの設置位置から高さが2m以内、重量は30kgまでの範囲内で荷物の積載ができます。

51cc以上のバイクは最大積載重量が60kgとなっており、原付一種のみ30kgまでなので、混同しないよう注意が必要です。

125㏄の積載制限は?

125ccクラス(原付二種)バイクの積載制限も、原付一種クラスのバイクと同じで、積載装置から左右最大で30cmまで(片側最大15cm以内)、前後は最大で30cmまで荷物をはみ出しての積載ができます。

荷物を積載した状態でタイヤが接した地面より2m以内までに治める必要がありますが、重量は原付一種と異なり最大で60kgまでです。

バイクの積載制限をオーバーしたらどうなる?

バイクの積載制限をオーバーして荷物を積載している場合は、警察による取り締まりの対象となる可能性があります。

取り締まりを受けると軽微な場合は注意で済まされることもありますが、違反キップを切られる可能性もあるので、定められた範囲で荷物を積載するようにしましょう。

積載制限の違反となった場合は、違反加点が1点で、原付一種(50cc)は5,000円、51ccを超えるバイクの場合は6,000円の反則金が科されます。

まとめ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/B9-330815/

バイクに荷物を積載する場合、法律で定められた積載制限の範囲内に収める必要があります。

パニアケースやトップケースなどは積載装置としてみなされるため、法律で定められている範囲を超えていても違反とはなりません。

積載制限を超えて荷物を積載した場合は、警察の取り締まりの対象となるので、定められた方法と範囲内で荷物を積載しましょう。


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