【メーカー別】オートバイに欠かせないマフラー選びのポイントを紹介

【メーカー別】オートバイに欠かせないマフラー選びのポイントを紹介
オートバイの本格的なカスタムで交換するか検討したい部品の一つにマフラーが挙げられます。
マフラーは排ガスが出る際の音を小さくしたり、ガスの放出を促したりと、オートバイにとっては重要な役割を果たしています。そんなオートバイの中でも重要な部分ですが、カスタムするにもより慎重にマフラー選びは慎重に行いたいところですよね。今回の記事ではそんなオートバイのマフラー選びに関して、注意点や選ぶポイントについてご紹介していきたいと思います。
もくじ
  • [1. オートバイのマフラー交換での注意点]
  • [2. マフラー選びの大切なポイント]
  • [3. おすすめのメーカー]
  • [4. まとめ]

[1. オートバイのマフラー交換での注意点]

マフラー交換の際に注意点としてまず最初に挙げておくべきことは「音の大きさ」です。

マフラーから放出される音量には規制があり、これは「接近排気騒音法基準値」として具体的な音量の基準値が決められています。オートバイなどの二輪自動車には、接近時で94dB、加速時で82dBのルールが定められています。ちなみに、90dBの音量を身近なものに例えると、犬の鳴き声やカラオケ店などが挙げられます。

国内産メーカーのオートバイは基本的に上の基準をクリアしたものですが、社外のマフラーでカスタムをすると規制の対象になる可能性があるので注意が必要になります。

「マフラー選びでアドバイスが欲しい」「そもそも自力でマフラーを交換できない」といった悩みを持っていることでしたら、バイク専門ショップの店員にアドバイスを受けることから始めることをオススメします。

[2. マフラー選びの大切なポイント]

たとえ自分自身でマフラーのカスタムが難しくとも、中には「マフラー選びだけは自分だけでやりたい」と思っている人もいることでしょう。

ここからは、そんな人のためにマフラー選びの際の大切なポイントを3つご紹介します。

タイプ
一言にマフラーといってもその形は様々で、タイプが異なります。マフラー選びの最初の一歩としては、マフラーの種類とそれぞれの特徴を把握することです。

オートバイのマフラーとしては大きく以下の二つのタイプに分類できます。

・スリップオン
・フルエキゾースト

それぞれ詳しくみていきましょう
スリップオン


スリップオンは着脱が可能なタイプのマフラーです。マフラー全体だけではなくて消音の役割をもつマフラー先端のサイレンサー部分に装着するパーツです。

マフラーの部品としては安価な上に、取り付けも簡単なので始めてマフラーをいじる人におすすめのタイプです。

フルエキゾースト


フルエキゾーストは、バイクが本来持っている馬力を最大限に引き出してくれるマフラーです。

エンジン部分のパイプからそっくり取り替えるタイプのマフラーのため、価格はスリップオンよりも高価であることがデメリットといえます。しかし、フルエキゾーストに交換することで、排気ガスを効率的に吐き出してくれるようになり、オートバイの性能を底上げしてくれます。

素材
マフラーはカーボン・スチール・チタンなど、様々な素材でつくられています。素材によって、コスト・耐久性・見た目などもことなるので、それぞれの素材の特性もしっかりと把握しておく必要があります。

カーボン素材はオートバイの軽量化に向いている素材です。しかし、価格は高い上に、耐久性も弱いので、コストパフォーマンスは決してよくありません。

マフラー交換でコストをなるべく抑えたいと考えている人には、スチール性のマフラーがおすすめです。スチールはもっとも加工がしやすい素材のため安価で、古くからマフラーの素材として使われていました。しかし、錆びやすいのでその点は注意が必要です。

チタン素材は、非常に頑丈な合金の一種です。長く愛用したいと思えるマフラーだったら、思い切ってチタン素材のマフラーを選んでも良いかもしれませんね。

また、マフラーの素材には他にもアルミやステンレスなどもありますので、まずは自分の手にとったり、エンジン音の違いなども判断基準にしていいでしょう。

[3. おすすめのメーカー]

ここでは参考の情報としておすすめのメーカーをご紹介します。

オートバイといったら大手のバイクメーカーのもの手が伸びがちですが、国内外の中には、他に様々なメーカーがあります。

アクラポビッチ


アクラポビッチは、イタリアの東側にあるスロベニア共和国のメーカーです。主にオートバイの部品を製作しているため、マフラーに関しても強いこだわりを持っている会社です。

しかし海外メーカーのため、日本の公道では使用できないタイプのマフラーも存在します。購入前には日本で使えるマフラーなのかをしっかりとチェックすることを忘れずに。

ヨシムラジャパン


ヨシムラジャパンは神奈川に本社を構える、オートバイなどの部品の開発や販売をしているメーカーです。

カスタム向けの部品も多数取り揃えていて、マフラーに関しても例外ではありません。

店舗数は少ないですが、日本の主要都市を中心にテクニカルショップを構えているのでもしもお近くにお住まいだったら、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

[4. まとめ]

マフラーには、オートバイの馬力を挙げたり、排気ガスを排出する際の音を抑えたりする重要な役割をもっています。

今回ご紹介した内容を参考に、納得のいくマフラーへのカスタムを目指しましょう。

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