バイクのヘルメットはサイズ選びが重要!選ぶコツや頭囲の測定方法も解説

バイクのヘルメットはサイズ選びが重要!選ぶコツや頭囲の測定方法も解説

バイクのヘルメットは正しいサイズ選びが重要

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/89-8267310/

サイズ確認はヘルメットをかぶった状態で顎紐を締め、前後や横に揺らしてズレないかを確認してください。

また、頬が軽く押されるくらいのフィット感がベストですが、数分間かぶってみて、強い圧迫感や違和感がないかチェックしましょう。

バイクのヘルメットは自分に合ったサイズかどうかが重要なポイントですが、具体的な手順は以下のとおりです。

  1. 頭囲を測る
  2. メーカーのヘルメットサイズを確認する
  3. 試着してサイズ感を確認する

1.頭囲の測り方

バイクヘルメットを選ぶ前に、自分の頭のサイズを図っておくことで、自分に適合するサイズの把握ができるようになります。

頭を横から見ておでこが一番高くなっている位置から、後頭部の最も膨らんだ部分を通って一周するようメジャーで測定しましょう。

メジャーがない場合は紐を使って頭の外周を一周させ、一周分の長さを定規で測定すれば頭囲が算出できます。

2.各メーカーのヘルメットサイズを確認

頭囲を測定したら、バイクヘルメットメーカーが公開しているヘルメットのサイズをもとに、自分に合うサイズを探しましょう。

国産の主なヘルメットメーカーのサイズ表は以下のとおりです。

Araiヘルメットのサイズ

XS S M L XL XXL
頭の周囲サイズ(cm) 53~54 55~56 57~58 59~60 61~62 63~54

SHOEIヘルメットのサイズ

XXS XS S M L XL XXL
頭の周囲サイズ(cm) 51~52 53 55 57 59 61 63

OGKカブトヘルメットのサイズ

XS S M L XL XXL フリー
頭の周囲サイズ(cm) 53~54 55~56 57~58 59~60 61~62 63~64 57~59
57~60

測定した頭囲をもとにバイクメーカーが公表しているサイズ表から、自分の頭に合ったサイズが分かりますが、同じメーカーでもヘルメットによって多少サイズ感が前後しますので、購入前に試着するのがオススメです。

3.試着してサイズ感を確認する

自分の頭に合うサイズのヘルメットが分かったら、実際にヘルメットをかぶってサイズ感の確認を行いましょう。

ヘルメットをかぶって顎紐をしめ、ヘルメット本体を前後左右に振り、ヘルメットがゆるすぎないか、逆にきつすぎて圧迫していないかを確認します。

ヘルメットによってはオプションでインナーパーツが用意されており、自分の頭や顔のサイズに合わせて調整できますので、必要に応じて装着するとよいでしょう。

フィッティングサービスで調整も可能

ヘルメットメーカーによっては、自分のサイズにピッタリフィットさせてくれる、フィッティングサービス(内装調整)を行っていることがあります。

オプションのインナーパッドやウレタンなどを用いて、自分にジャストフィットさせてくれるので、より自分にピッタリのサイズを求める方は、フィッティングサービスを利用しましょう。

フィッティングサービスのほか、自分のサイズや使用シーンに最適なヘルメットの提案、選ぶ際のアドバイスなどのサービスを行っているヘルメットメーカーもあります。

通販でヘルメットを買う時の注意点

ネットが普及したおかげで、近くに品揃えが豊富な大型のバイク用品販売店や、ヘルメットが購入できる店舗がない場合、日本全国に配送してくれるネット通販が便利に利用できます。

通販は同じ商品が多くの店舗で販売されているため、価格の比較がしやすくより安い店舗で購入できますが、送料も必要になるので、より安く購入したい方は送料も含めたトータルの金額で判断しましょう。

また、実店舗ではないためヘルメットの試着ができないので、自分に合うサイズをあらかじめ把握しておく必要があるため、初めてヘルメットを購入する方にとってはやや敷居が高いです。

バイクヘルメットのサイズ選び方に関するFAQ

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バイクヘルメットのサイズの選び方について「よくある質問や疑問」と「回答」についてまとめてあります。バイクヘルメットの購入や買い替えを考えている方は、こちらも参考にしてみてください。

ヘルメットがゆるくなってきたときの対応や、海外製のヘルメットはどうなのか、などの内容になっているので、すでにバイクヘルメットを購入して使用している方にも参考になる内容になっています。

ヘルメットのサイズが合っていない場合のリスクってあるの?

ヘルメットのサイズが合っていないと、万が一転倒した際に衝撃でヘルメットが脱げるなど、頭を守れなくなるリスクがあります。

また窮屈すぎても長時間かぶり続けるのが困難だったり、脱着が難しくなったりするので、ヘルメットのサイズが大きすぎても小さすぎても、リスクや快適性が失われます。

少々面倒かもしれませんが、購入前に先述した方法で自分の頭のサイズを測定し、試着したうえで購入すると、サイズが合わない事態が避けられるのでオススメです。

日本人の平均的な頭囲はどれくらい?

日本人男性だと平均的な頭囲は57cm~59cmで、女性だと56cm~58cmが平均的な頭囲と言われ、日本の帽子メーカーが最も多く採用している基準サイズも、57cm~58cmとなっています。

あくまでも平均なので個人差があるため、一度自分の頭囲を測定し、実際の数値を把握しておくとサイズ選びに迷いにくくなるでしょう。

頭囲は横から見て、おでこの一番高い位置から頭頂に向かってメジャーを一周させて測定します。

バイクのヘルメットがきつい場合はどうすればいい?

バイクのヘルメットが少しきつい場合は、しばらくかぶり続けると内装が馴染み、余裕が生まれることがあるので、少しきつめのサイズを選ぶ人も多いです。

しかし、かなりきつめの場合は内装がなじんでも解消されにくいので、ヘルメットメーカーにフィッティングサービスがある場合は、そちらを利用すれば自分に合うサイズにしてもらえます。

ヘルメットによっては、内装などインナーのアフターパーツが用意されていることがあるので、自分のサイズに合うパーツに交換すればきつさが解消されるでしょう。

どうしてもサイズが合わない場合は、そのままかぶりつづけると痛みや疲労の原因となるので、費用はかかりますが、買い替えを検討するのがオススメです。

バイクのヘルメットがゆるくなってきた場合はどうすればいい?

バイクのヘルメットをかぶり続けていくうちに、ゆるくなってきた場合は、内装のインナーを交換したり、パッドを追加したりすれば最適な状態になります。

ゆるいかどうかを調べる方法は、バイクのヘルメットをかぶって顎紐をしめた状態で、顎紐を持って上下左右に振ってみましょう。

このとき、ヘルメットだけが滑って動くようだとヘルメットがゆるい状態で、頭も一緒に振れる場合は、フィティングが適した状態です。

頭でっかち(マッチ棒)なシルエットにならないためには?

momo DESIGNのヘルメットなど、ヘルメットの帽体が耳の上あたりまでしかないジェットタイプのものは、ヘルメットが強調されてかぶりものを付けている感じが強く、頭でっかちに見えやすいです。

ジェットヘルタイプを選ぶなら、耳までヘルメットの帽体が覆っているものを選ぶか、フルフェイスタイプのヘルメットを選ぶと、頭でっかちに見えにくくなります。

ヘルメットの帽体が小さいと相対的に頭が強調されるため、頭でっかちに見えやすくなるので、帽体が大きめのヘルメットを選ぶのがオススメです。

AraiやSHOEI、OGKカブトのシールド付きジェットタイプのヘルメットは、帽体も大きめながらスッキリしたデザインなので、頭でっかちに見えづらくなります。

海外メーカーのヘルメットでも日本人に合う?

日本のメーカーは、平均的な日本人の体型や頭のサイズをもとに製造されていますが、海外のメーカーは拠点のある地域に住む外国人のサイズをもとに製造されています。

特にヨーロッパのメーカー製のヘルメットは、AraiやSHOEIなど国産のヘルメットに比べ、こめかみや顎のあたりがキツく感じる方もいますが、個人差があるので購入前には必ず試着を行いましょう。

Araiはスッキリしたデザイン、SHOEIはAraiに比べ横幅があるデザインとも言われますが、海外メーカーのヘルメットは、それら国産よりスッキリしたシャープなデザインです。

最近では、日本を含むアジア人の体型や頭のサイズに合わせた、アジアンモデルを販売する海外メーカーもあり、以前に比べると日本人でもサイズが合いづらいということも減っています。

まとめ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/88-6363075/

バイクのヘルメットのサイズが合わないと、痛みを感じたり逆に顔を動かしたらヘルメットが滑ったりします。

頭のサイズに合っていないとヘルメットが本来の機能を発揮しづらくなるので、自分の頭にピッタリのサイズのヘルメットを選びましょう。

自分の頭のサイズを測定しておくと、より最適なヘルメットサイズが見つかりやすくなるので、今回ご紹介した測定方法で頭のサイズを測定し、ヘルメットを選ぶ基準にしてみてください。

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