カフェレーサーとは?歴史からおすすめ車両の紹介やカスタム、ファッションまで徹底解説!

カフェレーサーとは?歴史からおすすめ車両の紹介やカスタム、ファッションまで徹底解説!

カフェレーサーとは

出典元:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/bmw-104842/
カフェレーサーとは、1960年代イギリスで流行った、「より速く公道を走ることを目的」としたカスタムバイクのことです。
具体的には、コンチネンタルハンドルやバックステップ、車体前方へと伸びたシート、小さく細長くなった燃料タンクなどが装着されていました。
また、風防効果を高めるのに、ロケットカウルやビキニカウルを装着したバイクもあり、公道を少しでも速く走るためのカスタムや、シートを加工するなどの工夫が盛りだくさんです。
では、なぜ当時カフェレーサーに乗る人達は、そこまで公道を速く走ることにこだわっているのでしょうか。
その答えは、カフェレーサーが誕生した時代背景や、歴史を観ると分かってきます

カフェレーサーの歴史

カフェレーサーが誕生したのは、1960年代のイギリス・ロンドンです。
1950年代後半から続く、ロックンロールの影響を強く受け、革ジャンや革パンを身にまとい、単気筒か2気筒のバイクに乗ったバイカーをロッカーズと呼んでいました。
ロッカーズは60年代に入ると、カフェテリアやパブなどに集まり、自分たちのカスタムされた愛車を自慢し合うように。
愛車の自慢だけでなく、公道でバイクの競争(公道レース)も行われ、より公道を速く走らせるためのカスタムを行ったのが、カフェレーサーの始まりでした。
レーサーレプリカもまだ世にない時代でしたので、公道を速く走るためにバイクをカスタムしていくのは、自然な流れだったのでしょう。

カフェレーサーの発祥「ACE CAFE」

カフェレーサーの語源ともなった、カフェレーサー発祥のカフェが、ロンドン北西部で1938年に開業した「ACE CAFE(エース・カフェ)」です。(2022年7月現在も営業中)
ACE CAFEには毎晩ロッカーズが集まり、カフェ店内のジュークボックスで曲をかけ、曲が終わるまでに決まったコースを愛車で走り戻ってくる遊びが流行っていました。
公道をいかに速く走るかを突き詰め、当時はカスタムが行われていきましたが、現在ではバイクメーカーからカフェレーサーとして販売されている車種もあります。
メーカー製のカフェレーサーに乗るのもいいですが、自分でカスタムを行っていくのもバイクの楽しみの一つでしょう。
では、カフェレーサーのカスタムに必要な要素とは何なのでしょうか。

カフェレーサーへのカスタムに必要な要素

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カフェレーサーは元々、1960年代に「いかに公道を速く走れるか」を追求し、各人がカスタムしていったものなので、「これが必要」といった明確な基準・定義はありません。
しかし、世界中でカフェレーサーとしてカスタム、または販売されているバイクを見てみると、共通するカスタム内容があります。
それは、ハンドルやバックステップ、シート、燃料タンクです。

ハンドル

カフェレーサーにとってハンドルは、前傾姿勢を作るための重要な要素です。
コンチネンタルハンドルや、セパレートハンドル(セパハン)を取り付け、前傾姿勢とすることでレーサーのように風の抵抗が減らせます。
メーカー製のカフェレーサーでは、セパハンではなくバーハンドルが用いられている車種もありますが、本来のカフェレーサースタイルを作りたいならセパハンです。
ハンドルの位置は正面から見ると、ヘッドライトと同じくらいの高さになるようセットされています。

バックステップ

ステップは、セパハンとセットで装着されるバックステップです。
よりコンパクトな乗車姿勢が作れ、ステップの位置を変えることで、バンクした際にステップを擦ることも減ります。

シート

シートは、一人乗りのシングルシートになっていることが多く、厚みは薄めで、シートの全長が長めの物がよく装着されています。
カフェシートとして販売されているものもあるので、車種によっては利用できるでしょう。

燃料タンク

燃料タンクは細身で長めのタンクに変更されています。(一部車両を除く)
軽量化を図るため、材質はアルミまたは、FRP製の燃料タンクが多いです。

カフェレーサーは乗車姿勢が疲れる?

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カフェレーサーは、セパハンにバックステップ、薄めのシートを装着しているため、乗車姿勢が疲れやすいです。
アップハンドルではお尻の当たりで体を支えますが、前傾姿勢だとお尻よりも上の位置で体を支えるようになります。
ポジションが合っていなかったり、ニーグリップを活用できていなかったりすると、肩や腕の辺りに力が入りやすくなり、疲れが溜まりやすいです。
また、前傾姿勢はやや上目遣いで前方を見ることになり、視野も狭まるため、特に長時間の走行では疲労がたまりやすくなります。

【250cc】おすすめのカフェレーサー車両5選

カフェレーサーのベースとなる、おすすめの車両をご紹介します。

ホンダ GB250 クラブマン

 

ホンダ・GB250 クラブマンは、60年代を思わせるようなクラシックスタイルのバイクです。
1983年から1997年まで生産・販売されていたので、中古車を探すしかありませんが、シンプルで飽きのこないデザインは、カフェレーサーのベースにピッタリ。
ガソリンタンクも、カフェレーサーの雰囲気にも似た、細身で長めのデザインとなっています。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:145Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,090×685×1,035(mm)
• シート高:780mm
• 中古車参考価格:20万~80万前後

ヤマハ GX250SP

 

ヤマハ・GX250SPは、1977年に発売されたGX250のスポーツモデルとして、1978年に追加販売されました。
GX400と共通の車体に、空冷4スト直列2気筒エンジンを搭載し、キャストホイールが装着されています。(GX250はスポークホイール)
一瞬SRにも見間違えるような類似性のあるデザインで、最終型となった1980年モデルでは、ガソリンタンクの変更やシートカウルの装着により、スポーティさが増しました。

• エンジン型式:空冷4スト直列2気筒
• 車重:167Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,025×7451,065×(mm)
• シート高:780mm
• 中古車参考価格:60万~80万前後

スズキ ST250

 

スズキ・ST250は、バイクをシンプルに楽しめるモデルとして、2003年から2015年まで生産・販売されました。
最低限の実用性を残し、「装備をこれ以上簡略化できない」というところまで踏み込んだ設計がなされ、そのことがクラシックさを生み出す結果になっています。
排ガス規制により2014年モデルが最終型となりましたが、2022年現在、まだまだ良質な中古車が見つかる車種です。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:146Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,075×750×1,075(mm)
• シート高:770mm
• 中古車参考価格:18万~80万前後

カワサキ エストレヤ250

 

カワサキ・エストレヤ250は、1992年から2017年まで、比較的最近まで販売されていました。
外観は、スポークホイールやキャブトンマフラー、サドル型シートが装着され、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。
販売終了からそれほど時間が経っていないため、良質な中古車が見つかりやすい車種です。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:161kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,075×1,055×755(mm)
• シート高:735mm
• 中古車参考価格:30万~120万円前後

ヤマハ SRV250/S/ルネッサ

 

ヤマハ・SRV250は、レーサーレプリカ全盛期を超え、スペック主義から、シンプルにバイクを楽しむことに意識が向けられていった1992年に登場しました。
SRV250には、ロングストロークのV型2気筒エンジンが搭載され、トルク感と小気味好い排気音が楽しめます。
翌1994年には、ローハンドルと別タンク式のリアタンクが装備されたSRV250S、1996年にはSRV250をベースにした、カフェレーサースタイルのモデルが販売されました。

• エンジン型式:空冷4ストV型2気筒
• 車重:156Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,095×720×1,105(mm)
• シート高:770mm
• 中古車参考価格:20万~70万前後

【400cc】おすすめのカフェレーサー車両5選

続いては、400ccクラスでカフェレーサーのベースとなるおすすめ5車両をご紹介します。

ヤマハ SR400

引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/color.html

日本の名車との名高いヤマハ・SR 400は、1978年3月に発売が開始され、販売中止と復活を繰り返しながら、2021年のファイナル・エディション(1,000台限定)を最後に、幕を閉じました。
元々は、軽快な走りが楽しめる空冷4スト単気筒のバイクとして登場し、ハンドリングの素直さ、取り回しの良さが受けて人気に。
発売当時と変わらない外観が、やがてクラシカルな良質バイクと認知されていきました。
2008年に、排ガス規制の問題で一旦姿を消しましたが、2010年に復活、再び2017年に生産中止となるものの、2018年に復活、2021年モデルが最後の歴史となりました。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:175Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,085×750×1,100(mm)
• シート高:790mm
• 新車販売価格(税込):605,000円(ファイナル・エディション)
• 中古車参考価格:30万~120万円前後

ホンダ GB350

引用元:https://www.honda.co.jp/GB350/type/
ホンダ・GB350は、シンプルでクラシカルな外観・乗り味のバイクとして2021年に発売されました。
排気量348ccの空冷4スト単気筒エンジンに、最高出力は20psと控え目ながらも、シンプルにバイクの乗り味が楽しめるモデルです。
ヘッドライトやウインカー、テールライトにはLEDが採用、トラクションコントロール、ABSを備えるなど、クラシカルな雰囲気を持ちつつ、モダンな装備が付いています。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:180Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,180×800×1,105(mm)
• シート高:800mm
• 新車販売価格(税込):550,000円
• 中古車参考価格:50万~80万円前後

カワサキ W400

 

2006年に登場したカワサキ・W400は、765mmという低めのシート高設定で、女性にも乗りやすいバイクです。
193Kgと400ccクラスにしてはやや重いものの、尖った性能もないため扱いやすく、シンプルにまとまったクラシックなデザインも相まって男女問わず人気を集めました。
2008年にクロームメッキ仕様が発売されましたが、2009年のファイナルカラーを最後に、カタログから姿を消しています。

• エンジン型式:空冷4スト直列2気筒
• 車重:193㎏
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,175×855×1,155(mm)
• シート高:765mm
• 中古車参考価格:35万~95万前後

スズキ テンプター400

 

スズキ・テンプター 400(TEMPTER 400)は、ヤマハのロングセラーモデル・SR400に対抗すべく、1997年に登場しました。
SR400と同じ様に空冷4スト単気筒エンジンを搭載、前後ブレーキはドラムが採用され、1970年代のようなクラシカルなデザインになっています。
スタートはセル式で、利便性に優れていたものの、SR400の強固な牙城を崩すことはできず、2000年モデルを最後に生産が中止となりました。

• エンジン型式:空冷4スト単気筒
• 車重:173Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,110×730×1,040(mm)
• シート高:780mm
• 中古車参考価格:35万~50万前後

スズキ バンディット400 LTD

 

スズキ・バンディット400 LTDは、1989年に発売されたバンディット400の派生モデルとして、1990年にデビューしました。
基本構成はバンディト400と同じですが、一番の大きな特徴はカフェレーサー風のロケットカウルが装着されている点です。
1993年には、可変バルブが搭載されたバンディット400 LTD Vが発売されましたが、馬力規制に伴い、これまでの59psから53psへと出力を抑えたモデルでした。

• エンジン型式:空冷4スト直列4気筒
• 車重:194Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,060×700×1,155(mm)
• シート高:750mm
• 中古車参考価格:45万~80万円前後

【大型】おすすめのカフェレーサー車両5選

カフェレーサーのベースとしておすすめの大型バイクを5車種、ご紹介します。

BMW R100RS

 

大きなカウリングが特徴のBMW・R100RSは、1976年から1984年まで販売された、当時のBMWのフラッグシップモデルです。
正面から見る、体がすっぽりとフロントカウルに収まるかのようなスタイルで、BMWの省庁とも言われています。
モノレバーを採用したことで、独特な乗り味になっており、エンジンなどはシンプルな構造なので、メンテナンスも比較的しやすいです。

• エンジン型式:空冷4スト水平対向2気筒
• 車重:229Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,175×800×1,380(mm)
• シート高:807mm
• 中古車参考価格:90万~280万前後

カワサキ Z1-R

 

1978年に発売されたカワサキ・Z1-Rは、燃料タンクが角張っていることから「角ゼット」と呼ばれ、伝統的に引き継がれていくことになった始まりのバイクです。
カフェレーサー風のビキニカウルが装着され、それまでのカワサキ車の曲線的なデザインから、平面で直線的なデザインへと変更されました。
前後に18インチホイール、前後ディスクブレーキを装備、直線的なデザインに4in1の集合マフラーが特徴的なバイクです。

• エンジン型式:空冷4スト直列4気筒
• 車重:246Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,160×800×1,295(mm)
• シート高:815mm
• 中古車参考価格:250万~450万円前後

トライアンフ スラクストン

 

イギリスのバイクメーカー・トライアンフのスラクストン(TRIUMPH THRUXTON)は、カフェレーサースタイルのバイクです。
同社のボンネビルをベースに、セパハンやバックステップ、シングルシートを装着し、2005年より販売されました。
エンジンには865ccの空冷4スト直列2気筒で、ボンネビルのエンジンをスラクストン用にチューニングしたものです。
2008年モデルからはインジェクションを採用、セパハンからバーハンドルにも変更がなされました。

• エンジン型式:空冷4スト直列2気筒
• 車重:230Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,150×830×1,095(mm)
• シート高:820mm
• 中古車参考価格:50万~150万円前後

カワサキ W800 CAFE

引用元:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/w800/
カワサキ・W800 CAFEは、50年に渡るカワサキの「W」シリーズの血統を受け継ぐモデルです。
ローハンドルやビキニカウル、シングルシートが装着され、ネオクラシカルなデザインに仕上がっています。
2022年7月現在、カタログモデルとして継続販売しており、新車購入が可能です。

• エンジン型式:空冷4スト直列2気筒
• 車重:223Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,135×825×1,135(mm)
• シート高:790mm
• 新車販売価格(税込):1,210,000円
• 中古車参考価格:65万~140万前後

ホンダ CB1000R

引用元:https://www.honda.co.jp/CB1000R/type/

ホンダ・CB1000Rは、ストリートファイトモデルとして2008年頃より海外で販売され、日本国内は2018年モデルより販売が開始されました。
ベースとなっているのがサーキットユースのCBR1000RRで、ストップ&ゴーの多い市街地走行がし易いよう、低速に重きが置かれています。
アップ・ダウンに対応するクィックシフターを始め、4種類から選べるライディングモード、スロットルバイワイヤーなど先進の技術が楽しめるハイパワーネイキッドです。

• エンジン型式:水冷4スト直列4気筒
• 車重:213Kg
• 車体サイズ(全長×全幅×全高):2,120×790×1,090(mm)
• シート高:830mm
• 新車販売価格(税込):1,670,900円
• 中古車参考価格:60万~160万円前後

カフェレーサーに乗るならファッションにもこだわりたい

ファッションにもこだわってバイクに乗っていた、「ロッカーズ」の流れを組むのがカフェレーサーです。
カフェレーサーに乗るのなら、ぜひファッションにもこだわり、バイクのみならず全体の雰囲気作りも楽しんでみてください。
カフェレーサーに乗る人=ロッカーズとも言えるので、ロッカーズファッションを取り入れることで、よりカフェレーサーの雰囲気が楽しめるでしょう。
次の項では、カフェレーサーに似合うファッションをご紹介しています。

カフェレーサーに似合うライダースブランド

カフェレーサーに似合う、オススメのライダースブランドをご紹介していきます。

ACE CAFE LONDON

出典元:https://shop.acecafelondon.jp/%E5%95%86%E5%93%81/as2201cj-bk/

ACE CAFE LONDONは、ロンドンにあるカフェレーサー発祥のカフェ「ACE CAFE」が展開しているアパレルブランドです。
ロカースタイルのジャケットやパンツなど本皮製品のほか、カジュアルに着られるナイロン製品まで取り扱っています。

Schott

出典元:https://www.us-onlinestore.com/all/item/leather/jacket/
イギリスでロッカースタイルが流行り出した1950年代に、アメリカ・ニューヨークで誕生したのがSchott(ショット)です。
発売から基本設計を変えていないレザージャケットも多く、カフェレーサーの時代そのものといったデザインになっています。

vanson Leathers

出典元:http://vansonleathers.jp/p01_item/vmc2.html

vanson Leathers(ヴァンソン・レザーズ)は、アメリカ・マサチューセッツ州に拠点を置く、レザー製品の生産ブランドです。
バイク用製品のみならず、一般用のレザー製品も生産しており、本物志向で質感の高いヴァンソン製品は、世界中にファンがいます。

BELSTAFF

出典元:https://www.belstaff.com/row/men/leather-jackets/trialmaster-panther-jacket-black

BELSTAFF(ベルスタッフ)は、1924年にイギリスで創業された100年近い歴史のある老舗ブランドです。
高い撥水性と通気性の良さが特徴のワックスコットンを世界に広め、レザー製品は映画俳優や政治家など、数多くのバイカーに愛され続けてきました。

LEWIS LEATHERS

出典元:https://www.lewisleathers.jp/products/detail/244

レザージャケットがまだ世にそれほど知られていない1950年代に、イギリスで創業されたのがLEWIS LEATHERS(ルイース・レザーズ)です。
ロッカーズやカフェレーサーの発祥の地で、バイカーのファッションを支えてきた歴史ある正統派ブランドで、カフェレーサーの歴史そのものとも言えるでしょう。

KUSHITANI

出典元:https://www.kushitani.co.jp/products/k0705m.html

KUSHITANI(クシタニ)は、レザージャケットや革ツナギ、グローブなどバイクのファッションを生産・販売する日本のブランドです。
もともと高品質な革製品として高い評価を得ていましたが、革ツナギの製作を依頼されたことを契機に、バイクのファッション生産へと本格参入しました。
熟練した職人による正確で繊細な仕事に、日本国内のみならず海外からも高い支持を受け、トップレーサーから日常的なライダーまで、幅広い人が着用しています。

カフェレーサーに似合うヘルメットブランド

カフェレーサーのファッションにおいて、ヘルメット選びも重要です。
こちらでは、カフェレーサーに似合うヘルメットブランドをご紹介しています。

アライヘルメット

出典元:https://www.arai.co.jp/jpn/fullface/a-gx_top.html

アライヘルメットは、さいたま市に本社を置く、世界を代表するヘルメットブランド(メーカー)です。
創業は1902年と100年以上も歴史のある老舗メーカーで、世界のトッププロライダーにも愛用者が多く、常に高い品質のヘルメットを追求し続けています。

OGK KABUTO

出典元:https://www.ogkkabuto.co.jp/motorcycle/products/fullface/rt33/rt-33x.html

OGK KABUTO(オージーケー カブト)は、大阪府東大阪市に本社を置く、日本のヘルメットブランドです。
時代のニーズに合わせたデザインや、用途に応じたニーズに応えるべく、幅広いラインナップを展開しています。

MOMO DESIGN

出典元:https://store.motorimoda.com/c/1700/1700HE180003

MOMO DESIGN(モモデザイン)は、1981年に高級車のアクセサリーを生産・販売するためのブランドとして誕生しました。
バイク用としては、ヘルメットをはじめ、レザージャケットやパンツ、グローブまで幅広く取り扱っています。

SIMPSON

出典元:http://simpsonhelmet-officialonlineshop.traderhouse.jp/shopdetail/000000000456/NS-1/page1/recommend/

SIMPSON(シンプソン)はアメリカの老舗ブランドで、ヘルメットの他にもアパレルの生産・販売も行っています。
ラインナップが豊富で、カフェレーサーやアメリカン、ドラッグレースなど幅広いジャンルに対応しており、プロレーサーからの支持も厚いです。

BELL

出典元:https://www.bellhelmets.com/motorcycle/p/bullitt-carbon-cruiser-motorcycle-helmet/250030000100000003.html

BELL(ベル)は、バイクや自動車、自転車など幅広いヘルメットの生産を手がける、アメリカの総合ヘルメットブランドです。
創業は1954年と古く、プロレーサーから日常的な使用まで、多くの人のニーズに応えたヘルメットを供給し続けています。

BUCO(TOY’s McCOY)

出典元:http://toys-mccoy.shop-pro.jp/?pid=162687959

BUCO(ブコ)は、1933年ニアメリカで創業された、オートバイ用の総合アクセサリーブランドです。
創業者のジョセフ・ビューガライゼン氏は、ヘルメットがそれほど重要視されていなかった頃より開発を進め、ヘルメットの普及に一役買いました。
高品質で安全なヘルメットの生産を続けてきましたが、同業者が増えてきたことに加え、1970年代のオイルショックのあおりを受け、BUCOは市場から消えていったのです。
そんなBUCOにリスペクトする日本のブランド「トイズマッコイ」が、ライセンスを得てヘルメットを復活させました。

TT&CO

出典元:https://www.ttandco.com/fs/ttandco/tcsggset/tcsggscm

TT&COは、東京に本社を置き、独創的なデザインのヘルメットを販売しています。
ビンテージスタイルのヘルメットをメインに販売しており、ゴーグル付きモデルや、マスク付きなど個性的なモデルが多いです。

DAMMTRAX

出典元:https://www.dammtrax.com/item/3323/

DAMMTRAX(ダムトラックス)は、「面白いものしか作らない」がコンセプトの、東京に本社を置くバイク用品ブランドです。
サンバイザー内蔵の超軽量ヘルメットや、花が描かれたレディース用ジェットヘルメットなど、他では見られないアイテムが並んでいます。

まとめ

出典元:https://www.pexels.com/ja-jp/photo/bmw-1191109/

カフェレーサーについて、歴史からカスタムする際のポイントについて解説してきました。
発祥は1960年代、イギリス・ロンドン北西部にあるカフェですが、2022年現在もそのカフェは現存し、カフェレーサーの聖地として多くのバイカーが集っています。
さらには、おすすめのベース車両や、カフェレーサーに似合うファッション、ヘルメットブランドも紹介していますので、カフェレーサーに乗る際はそちらも参考にしてみてください。

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