冬のバイク乗りに!電熱グローブのメリットや選び方、タイプ別おすすめ9選を解説

冬のバイク乗りに!電熱グローブのメリットや選び方、タイプ別おすすめ9選を解説

冬のバイカーの味方!電熱グローブの種類は大きく4つ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/BC-6288958/

寒い冬の時期に、バイカーの心強い味方となってくれるのが電熱グローブです。

電熱グローブは内蔵された熱線などの熱源により手や指先を温めてくれるので、気温の低い日でも手がぽかぽか温かいですし、高い保温効果もあるので寒さ知らずに。

熱源により手を温めてくれる電熱グローブですが、熱源への電源供給方法により、以下の4種類があります。

  • USB充電タイプ
  • 専用バッテリータイプ
  • 車体給電タイプ
  • インナータイプ

1.USB充電タイプ

USB充電タイプは、USBを使ってバッテリーに電源を確保するタイプで、バイクで使用するにはUSBポートが必要になります。

メリットは、走行中に電熱グローブのバッテリー切れの心配がない点で、デメリットはバイクのエンジンが停止しているなど、バイクからの電源供給がないと使えない点です。

そのため、電熱グローブを装着したままバイクを降りて付近を歩く、といった場面では暖かさが失われていきますが、保温性も高いので30分程度なら手が冷えることはないです。

2.専用バッテリータイプ

専用バッテリータイプは、充電式のバッテリーが別に備わり、専用バッテリーより電熱へ電源を供給するタイプの電熱グローブです。

使用するには事前にバッテリーへの充電が必要となり、メリットはバイクから離れても使える点で、デメリットは充電が切れると熱が失われていく点になります。

長距離や長時間使用する場合は、予備のバッテリーやモバイルバッテリーを別途用意していく必要があるため、予備バッテリーの準備やバッテリーへの充電が煩わしいという方は、USB給電か車体給電タイプがおすすめです。

3.車体給電タイプ

車体給電タイプの電熱グローブは、シガーソケットなどを介してバイクのバッテリーより直接給電するタイプです。

バイクを走らせている間はバッテリー切れの心配がない点がメリットですが、エンジンを停止したりバイクから離れて移動したりする場合は、熱源を得られない点がデメリットになります。

また、製品によってはシガーソケットが必要になるため、シガーソケットを装着していないバイクは使用できない点もデメリットです。

4.インナータイプ

インナータイプは、グローブ(アウターグローブ)の下に着用できるグローブで、グローブを重ねて装着するのが前提で作られています。

グローブを重ねて装着できるので熱が逃げにくく、保温効果が高いメリットがありますが、重ねての装着によってごわつきやすいのがデメリットです。

厳しい寒さの日はグローブ表面の冷えが手に伝わってくることがありますが、インナーグローブを装着していると手に冷気が伝わらないので、より温熱・保温効果を高められます。

電熱グローブのメリット

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気温の低い日に心強い味方となる電熱グローブですが、以下のようなメリットがあります。

  1. 手全体を温められる
  2. 電池式もあり手軽に給電できる
  3. バイク以外のシーンでも使える

メリット1.手全体を温められる

電熱グローブは熱源からの熱がグローブ全体に行き渡り、手全体を温めてくれる点がメリットです。

グローブの保温効果で温まった熱を逃さず、気温の低い日でも手がかじかむことがなく、スロットルやブレーキレバーの操作が的確に行えます。

メリット2.電池式もあり手軽に給電できる

電熱グローブには充電式の電池(バッテリー)を備えたモデルもあり、手軽に給電して使用できます。

バイクからの給電式だと、シガーソケットやUSBポートの設置が必要になりますが、電池充電式の場合はそれらアイテムを設置することなく使用可能です。

また、バイクから給電するタイプの電熱グローブは、バイクのエンジンが停止している場合やバイクから離れると使用できませんが、電池式の場合はバイクから離れても使用ができるメリットもあります。

メリット3.バイク以外のシーンでも使える

バッテリーから給電するタイプの電熱グローブは、バイクに限らず様々な用途で使える点もメリットです。

スキーやスノボなどのウインタースポーツや、サイクリングに釣りなど、様々なアウトドアで使えます。

電熱グローブの選び方

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電熱グローブを選ぶ際は、以下の点をチェックして選ぶと良いでしょう。

  • 使用シーンに合った給電方法を選ぶ
  • 指先まで電熱線が入っているかを確認する
  • グローブ自体の保温力や機能性を確認する
  • 装着したままスマホが使えると便利
  • 洗えて清潔に使えるかもチェック

1.使用シーンに合った給電方法を選ぶ

バイク走行のみで使うのか、バイクを降りた後も使うのか、使用シーンに合った給電方法を選びましょう。

給電方法は大きく分けて、バッテリーからとバイク本体から給電する方法があり、バイク本体からの給電方法はバイクのエンジンがかかっていないと使えません。

バイクを降りて付近を散策するなどバイク走行時以外でも使用したい場合は、バッテリーから給電するタイプを選びましょう。

2.指先まで電熱線が入っているかを確認する

電熱グローブは、電熱線がどの程度入っているかによって、手の温まり方が違います。

手の甲や手の平のみにしか熱源が無いタイプよりも、指先まで電熱線が入っているタイプの方がより温まるので、より温かい電熱グローブを探している方は、指先にまで電熱線が入ったものを選びましょう。

3.グローブ自体の保温力や機能性を確認する

いくら熱源によって温められても、グローブの保温効果が低ければあまり温かさが感じられません。

グローブの構造や使われている材質によっても保温力は変わりますが、手首までしっかり覆っているグローブは手全体を包み込んでくれるので、保温効果も高いです。

4.装着したままスマホが使えると便利

グローブを装着したままナビやスマホなど、タッチパネルの操作ができるかどうかも電熱グローブを選ぶ際のポイントです。

タッチパネルに対応していないと、ナビやスマホを操作する際にいちいちグローブを外さなくてはいけなくなり、脱着によってせっかくの温熱効果も失われやすくなります。

ナビやスマホを操作する方は、タッチパネルに対応した電熱グローブを選びましょう。

5.洗えて清潔に使えるかもチェック

グローブが洗えて常に清潔さを保てるかどうかも、電熱グローブを選ぶ際のポイントです。

電熱グローブの熱効果や保温性により、使用中は手に汗をかきやすくなるので、グローブ自体が洗えるタイプを選ぶのがおすすめです。

おすすめ電熱グローブ9選

引用元:https://bikeman.jp/

給電方法ごとに、おすすめの電熱グローブを合計9点紹介していきます。

USB充電式やバッテリー充電式など様々な給電方式(タイプ)がありますので、好みや使用する環境に応じて気になる商品があれば、ぜひ一度チェックしてみてください。

【インナータイプ】電熱グローブ バイク用 インナーグローブ

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高い収縮性があり、スマホなどのタッチパネル操作にも対応したインナータイプの電熱グローブがVERTEX (バーテックス)「電熱グローブ バイク用 インナーグローブ」です。

2,000mAhの専用バッテリーが2個付属、3段階の温度調整機能付きで、低温度なら5.5時間の連続使用ができます。

  • メーカー:VERTEX (バーテックス)
  • 商品名:電熱グローブ バイク用 インナーグローブ
  • 電源:充電式
  • 販売価格(税込):6,980円

【USB充電タイプ】ROCKBROS 電熱グローブ ヒーターグローブ USB給電

引用元:https://amzn.to/3OAl5QV

ROCKBROS「電熱グローブ ヒーターグローブ USB給電」は、USBケーブルとグローブを接続すると、手の甲に内蔵されたヒーターが自動で加熱をはじめる、スイッチ操作などの手間が不要の電熱グローブです。

撥水効果・防風効果のある表皮に、SBRパッドと耐摩耗素材の3重構造で、手が接する面はフリース素材の保温性の高い構造になっています。

  • メーカー:ROCKBROS
  • 商品名:電熱グローブ ヒーターグローブ USB給電
  • 販売価格(税込):4,399円

【専用バッテリータイプ】WUBY 電熱グローブ 電熱手袋 バイク ヒーター手袋

引用元:https://amzn.to/3HPoVlb

5,000mAhの容量の大きな充電式専用バッテリーより給電し、連続9時間(最低温度で使用の場合)の連続使用が可能なのがWUBY「電熱グローブ 電熱手袋 バイク ヒーター手袋」です。

3段階の温度調整付きで、グローブをしたままスマホやナビのタッチパネルも操作でき、中綿には一般的な中綿の2倍温かい「3Mシンサレート」を使用した、実用性と保温性の高い電熱グローブになっています。

  • メーカー:WUBY
  • 商品名:電熱グローブ 電熱手袋 バイク ヒーター手袋
  • 販売価格(税込):6,780円

【専用バッテリータイプ】pewaki 電熱グローブ【国内バイク用品企業開発】

引用元:https://amzn.to/3HRum3i

バイクに明るい国内のバイク用品企業が開発したpewakimの電熱グローブは、急速発熱で長時間使用したい方におすすめです。

温度調整は5段階で、弱にした場合最長で10時間もの連続使用が可能、業界で初めて温度とバッテリーの残量を表示するデジタル表記のメーターを備えました。

  • メーカー:pewaki
  • 商品名:電熱グローブ
  • 販売価格(税込):7,633円

【専用バッテリータイプ】SabotHeat 急速加熱 電熱グローブ カーボンナノチューブ

引用元:https://amzn.to/3HNEYQu

専用バッテリーでも、シガーライターを使ったバイク車体からでも給電でできる電熱グローブがSabotHeat「急速加熱 電熱グローブ カーボンナノチューブ」です。

熱伝導は線ではなく面で温めてくれるため使用開始から3秒で加熱、指先まで一気に温めてくれ、ナノチューブによる柔軟さで装着時の違和感を抑えてくれます。

  • メーカー:SabotHeat
  • 商品名:急速加熱 電熱グローブ カーボンナノチューブ
  • 販売価格(税込):5,999円

【車体給電タイプ】RSタイチ プロテクター内蔵 e-HEAT グローブ RST656

引用元:https://amzn.to/3Su7hIO

車体から給電するタイプで、手全体が早く温まる電熱グローブを探している方、国産のメーカー製を探している方におすすめなのが、RSタイチの「プロテクター内蔵 e-HEAT グローブ RST656」です。

手の甲のナックル部のプロテクターにソフトタイプのクッションを使用、ハンドルを握った状態での引っ張り感や違和感を抑えてくれます。

汗などの水蒸気は外へ排出、逆に外からの水滴はカットする、防水・侵湿機能の「ドライマスター」も備えた高機能な電熱グローブです。

  • メーカー:RSタイチ
  • 商品名:プロテクター内蔵 e-HEAT グローブ RST656
  • 販売価格(税込):13,400円

【車体給電タイプ】コミネ デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブ EK-215

引用元:https://amzn.to/3SpRdaS

コミネ(KOMINE)の「デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブ EK-215」は、グリップが握りやすい構造の電熱グローブです。

しなやかで段線しにくいマイクロカーボンファイバーを採用、ハードタイプのナックルガードを内蔵し、指の部分には衝撃吸収フォームパッド、夜間被視認性を高めるリフレクターなど機能的な電熱グローブになっています。

  • メーカー:コミネ(KOMINE)
  • 商品名:デュアルヒートプロテクトエレクトリックグローブ EK-215
  • 販売価格(税込):15,204円

【インナータイプ】コミネ バイク用 ヒートインナーグローブ EK-204 1182

引用元:https://amzn.to/491X3WY

薄手の電熱インナーグローブで、お気に入りのグローブと一緒に使用できるのがコミネ「バイク用 ヒートインナーグローブ EK-204 1182」です。

温度調節は3段階で見た目がわかりやすいインジケーター付き、バイク本体からの給電方式なので、バッテリー残量を気にしたり、バッテリーの装着による違和感を覚えたりすることもありません。

  • メーカー:コミネ
  • 商品名:バイク用 ヒートインナーグローブ EK-204 1182
  • 電源:車体より給電
  • 販売価格(税込):7,554円

電熱グローブに関するFAQ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/92-258799/

こちらの項では、電熱グローブに関する「よくある質問・疑問」と「回答」についてまとめてあります。

電熱グローブの購入を検討している方や、興味・関心のある方はぜひこちらも参考にしてみてください。

電熱グローブとグリップヒーターどっちがいい?

手全体を温めたい場合は、電熱グローブのほうがおすすめです。

グリップヒーターはグリップを握っている部分が温かい程度なので、グリップに接していない部位(手の甲や手首など)は温かくなりません。

また、バッテリー充電式の電熱グローブなら、バイクから離れても温かさが続くので、手全体を満遍なく温めたい方やバイクを降りても温かさを求める方は、電熱グローブがおすすめです。

最強の電熱グローブはどれ?

ユーザー目線で忖度なしにテストを行うLAB.360にて、最強の電熱グローブに選ばれたのが、RSタイチの「プロテクター内蔵 e-HEAT グローブ RST656」です。

使用環境を想定してのあたたかさテストや、実際に装着してバイク走行を行ってのテスト、バッテリーの配置に操作性はどうかをテストした結果、同製品が1位を獲得しました。

他にも、あたたまる早さ(1分程度で手全体が温まる)、手首まですっぽり包み込むので熱が逃げにくい構造も高評価となっており、最強の電熱グローブに選ばれています。

LAB.360とは?

LAB.360(サンロクマル)はユーザーの目線に立ち、研究者や専門家によって年間500ジャンル、5,000件を超えるテストをメーカーへの忖度なしに行う、本音でおすすめするモノ比較サイトです。

サービスは朝日新聞やYahoo!、日本テレビ「ヒルナンデス!」など様々なメディアや通販サイトでも紹介されています。

参照元:360.LAB

https://360life.shinyusha.co.jp/

まとめ

引用元:https://pixabay.com/ja/photos/AF-345028/

バイクの電熱グローブについて、電熱グローブとはどのようなグローブなのかという基本から種類、選び方について解説してきました。

電熱グローブにはUSB接続やバッテリー式など様々なタイプがあるので、使用する状況やバイクの状態(USBポートやシガーソケットがあるかどうか)に応じて選びましょう。

「電熱グローブに関するFAQ」では、最強の電熱グローブについても紹介していますので、購入を検討している方は、そちらもおすすめの電熱グローブ9選とともに参考にしてみてください。

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