原付バイクの免許取得はいくら?費用や手続きの方法を解説!最短1日で免許を取得しよう

原付バイクの免許取得はいくら?費用や手続きの方法を解説!最短1日で免許を取得しよう

原付免許の取得費用はいくらかかる?

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原付免許(原動機付自転車免許)の取得費用は、合計で8,050円です。
費用の内訳は、受験費用1,500円、技能講習手数料4,500円、交付手数料2,050円で合計8,050円となっています。

次の項からは、原付免許の受験資格や必要な持ち物、原付免許に関する疑問までお答えする内容になっていますので、原付免許の取得を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

原付免許の受験資格と必要なもの

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まずは原付免許の受験資格や、受験に必要なものについて解説していきます。

受験資格

受験可能年齢 満16歳以上
視力
  • 左右それぞれの視力が0.1以上
  • 両眼で0.5以上であること
色彩識別 赤色や青色、黄色の判別ができる
聴力 10メートル離れた場所で90デシベルの警音器音を聞き取れること

原付免許の受験資格は年齢のみで、16歳から受験可能です。
年齢の他にも、視力や色彩識別、聴力に条件があります。

視力は、「左右それぞれの視力が0.1以上」「両眼で0.5以上であること」が条件ですが、もし片眼の視力が0.1に達しない場合、もう片方の視力が0.5以上、視野角が左右150度以上あれば受験可能です。

ちなみに視力は、眼鏡やコンタクトなどを使った視力(矯正視力)でも、条件の視力に達していれば問題ありません。

また、信号の判別ができないと運転はできないので、色彩識別で赤色、青色、黄色の判別ができる必要があります。

聴力に関しては、10メートル離れた場所で90デシベルの警音器音を聞き取れることが条件で、「補聴器でも聞き取れればOK」です。

必要書類

原付免許の受験に必要な書類等は、以下です。
• 本籍地記載の住民票
• 外国籍の方は在留カード、特別永住者証明書など
• 身分証明書(身分が確認できるもの)
• 顔写真
• 受験申請書(試験所に設置されています)

身分証明書にはパスポートや健康保険証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、学生証などがあり、免許証を持っている方は免許証が身分証明書になります。

顔写真は、正面、上三分身、無帽、無背景で、寸法が縦:3cm×横:2.4cmです。

スーパーやドラッグストアー、書店などに設置されている証明写真撮影サービスを利用すると簡単に撮影できます。

当日に必要な持ち物

受験当日に必要な持ち物は、前項の必要書類と受験費用の8,050円、印鑑(シャチハタ不可)、筆記用具となり、必要に応じて眼鏡や補聴器も忘れずに。

また、免許センターによって異なりますが、試験当日は試験に合格した後に技能講習があります。
実際に原付に乗りながら動作を学びますので、風を受けても問題のない服装で試験場に行くようにしましょう。

原付免許はどこで取れる?一日の流れは?

 

原付免許は免許センターで取得でき、取得には学科試験に合格し、技能講習を終える必要があります。
免許センターによっては技能講習を行っていない所もあり、その場合は試験の前に自動車学校などで技能試験講習を受けておく必要があります。

最初に技能講習は免許センターで受けられるのか、受けられないのかを住まいを管轄する免許センターのwebページか電話で確認をしておきましょう。

免許センターで技能講習も行っている場合、試験当日の流れは以下の通りです。
1. 原付免許試験場(運転免許センター等)に向かう
2. 受付を済ませる
3. 適性検査を受ける
4. 学科試験を受ける
5. 合格発表
6. 写真撮影
7. 技能講習を受ける
8. 原付免許の受け取り

試験当日、まずは運転免許センターに向かいます。

運転免許試験場(運転免許センター)に行く

まずは、住まいを管轄する運転免許センターのwebページにて、原付免許の試験時間を確認しておきましょう。
試験日は平日のみ行われており、午前と午後1回ずつとなっている所も多いので、日程にも注意が必要です。

試験の前に受付が必要ですので、受付時間に間に合うように運転免許センターに向かいます。
運転免許試験場は郊外にある場合も多いので、電車やバスなどの公共機関を利用して行く場合は、時刻表や自宅からバス停までの所要時間も把握しておきましょう。

免許センターに着いたら、受験の申請書に住所や氏名などの必要事項を記入し、必要分の証紙を購入します。
所定の場所に証紙を貼り付け、もしくは申請書と一緒に証紙を受付に提出し受付完了です。
まずは適性検査が行われますので、案内が出るまで待ちましょう。

適性検査を受ける

適性検査は「原付を安全に運転できるか」を測る検査で、視力や色彩識別能力、聴力、運動能力(普通に生活できていれば問題ありません)が主な検査内容です。
適性検査を終えると、原付免許の本番とも言える学科試験に移ります。

学科試験を受験する

学科試験は学校の教室のような場所で行われます。
全部で50問出題され、45問以上の正解(90%以上)で合格となり、試験時間は約30分です。
試験を終えたら、提示された時間に合格発表が行われますので、しばらく待ちます。

合格発表・写真撮影

見事試験に合格したら、免許証用の写真撮影が行われます。係員の指示に従い、写真撮影が終わると原付技能講習です。
免許センターで技能講習を行っていない場合は、事前に自動車学校などで講習を終えているので、免許証の交付までしばらく待ちましょう。

原付技能講習を受ける

原付技能講習では、実際に原付を運転し、原付の操作の仕方や動作の確認を行います。
運転に必要なヘルメットなどは貸し出してくれますが、原付を運転できる服装である必要があり、サンダルやハイヒールでは受講を断られる場合も。

長袖・長ズボンで、風でバタつきにくい服装が好ましいです。
約3時間の技能講習を終えると、いよいよ原付免許の交付になります。

原付免許の交付

学科試験に合格し、技能講習を受講したら免許証の交付です。
交付の際は、免許証に記載の氏名や住所、顔写真が自分なのかを確認して受け取りましょう。

原付免許の交付を終えると、即公道で原付の運転ができるようになります。
交通法規を守り、安全運転で無事故・無違反に努めましょう。

原付免許の学科試験、難易度や内容は?

 

学科試験の合格率は約50%と言われており、学習をせずに臨むとほぼ合格できません。
試験交通法規を中心に出題され、質問に対しマルかバツかの2択問題で、答えだと思う方を塗りつぶすマークシート式です。

「~しなければならない」「~してもよい」という微妙な言い回しの違いなど、引っ掛け問題もあります。
原付試験用のテキストや問題集も多く販売されているので、活用すると良いでしょう。

学科試験の制限時間

学科試験の制限時間は約30分です。
30分で50問を解く形になるので、1問あたり1分も時間が取れません。

順番に解いていき、分からない問題やゆっくり考えたい問題はチェックして飛ばし、先にわかる問題からどんどん答えていくとスムーズに答えられます。

学科試験の勉強方法

学科試験の勉強方法は、市販の対策テキストや問題集を利用するのがおすすめです。問題集は何冊も解くより、1冊に絞って何度も繰り返し解いていくのが効果的。

書店が近くにある方は、実際に足を運んでテキストを手に取り、学びやすそうだと感じるものを選ぶと良いでしょう。
問題集は回答への解説がしっかり書かれているものを選ぶと、「なぜそうなるのか」という原理原則が分かるので、知識として定着しやすくおすすめです。

原付免許に有効期限はある?更新は必要?

 

原付免許証には有効期限があり、3年から5年毎に更新手続きをしなければなりません。
有効期限は更新に該当する年の、自分の誕生日後1ヶ月後までで、免許証の緑や青、もしくは金色で帯状のように表示されている部分で確認できます。

有効期限は、免許証を取得したばかりの場合は緑色で3年、初めて更新した方や、交通違反をしてしまった場合は青色で3年、5年以上無事故・無違反だった場合は金色(優良)で5年です。

更新は免許センターか、警察署で行え、その際に安全運転講習を受ける必要があります。
更新時間は色によって異なり、緑や青色の場合は2時間、金色の場合は30分で、更新費用も金色の方が安いです。

無事故(人身事故が無いこと)・無違反を5年間続けると金色になり、講習時間や講習費用の節約にもなりますので、ぜひ金色の5年を目指しましょう。

原付免許に関するFAQ

 

この項では、原付免許に関するよくある質問をまとめてみました。原付免許の取得や対策にお役立てください。

原付バイクの免許は何日でとれるの?

原付バイクの免許は1日で取れます。

ただし、技能講習を免許センターで行っていない場合は、事前に自動車学校などで技能講習を受け、終了証明証を受けておかないといけないので、2日ほど必要です。

免許の学科試験は、平日の午前と午後1回ずつしか受け付けていません。

技能講習が午前中に受けられる場合は、午後から免許センターで学科試験を受けることができますので1日で可能ですが、それぞれを別の日に行う場合は2日必要となります。

どのくらい勉強する必要がある?

学科試験に確実に合格するために必要な勉強時間は、1日2時間程度の勉強時間で、2~3日ほど確保できると良いでしょう。
中には一夜漬けで合格する方もおり、理解度や、元々どのくらい交通法規などの知識があるかによって異なりますので、個人差があります。

どれだけ理解できているのかを知るには、本番さながらの問題集を解くのが一番です。
勉強が進んだら問題集を解き、誤った所をもう1度見返すことで、理解度を深めていくと良いでしょう。

難易度は?合格率はどれくらい?

難易度は人によって「難しかった」という方もいれば、「思ったより簡単だった」という方も。
合格率は約50%と言われますので、2人に1人しか合格できていない計算となっていますが、難易度は「どれだけ準備をしてきたか」によって異なります。

しっかり勉強をしてきたら難易度が下がりますし、逆にあまり勉強をしていないと、難しく感じるでしょう。

原付テストは何問ある?何割で合格?

原付テストは全部で50問あり、45問以上の正解で合格です。
誤ってもよい問題は5問で、9割以上の正解が求められます。

問題は、文章を読んで応える文章問題と、イラスト見て判断するイラスト問題が出題され、イラスト問題は2問程度、ほかは文章問題です。
1問題に付き2点の配点で、90点以上が合格ラインになります。

原付テストは何時間かかるの?

原付テストの所要時間は約30分です。

出題数は全部で50問ですので、1問あたり1分も時間が取れません。
そのため、1問1問をじっくり解いていくと、全ての問題に目を通す前に制限時間が来てしまうこともあります。

1問目から順に解いていき、分からない問題や答えに自信が無い問題がでてきたら、チェックをし、飛ばして次の問題に進みます。
一通り全ての問題を終えたら、チェックをした問題に戻り、じっくりと取り組むと良いでしょう。

まとめ

 

原付免許(原動機付自転車免許)について、取得できる場所や学科試験について解説してきました。
学科試験は全部で50問出題され、45問以上の正解で合格となりますので、9割以上の正解が求められます。

試験日の流れや試験に関するFAQも掲載していますので、これから原付免許の取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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