2022最新バイクタイヤおすすめ14選!種類の違いから選び方、用途別まで徹底解説

2022最新バイクタイヤおすすめ14選!種類の違いから選び方、用途別まで徹底解説

バイクのタイヤには2種類の構造がある

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バイクのタイヤには、「ラジアルタイヤ」と「バイアスタイヤ」の2種類の構造があります。

ラジアルタイヤには、サーキットのスリックタイヤなど「競技用タイヤ」もありますが、競技用タイヤでは公道走行ができません。また、積雪の多い地域では、限定的にタイヤの表面に金属の鋲(びょう)を配置した「スパイクタイヤ」もあります。

一般的なラジアルタイヤとバイアスタイヤは、それぞれどのようなタイヤなのか、違いについて見ていきましょう。

 

ラジアルタイヤ

ラジアルタイヤとは、タイヤを構成しているカーカスが放射線状に伸びているタイヤのことです。

単なるゴムだと擦れて裂けたり、カーブの際に遠心力に耐えきれず変形したりします。そこで、材質や役割の異なる層を張り合わせてタイヤが作られていますが、カーカスとはタイヤの形を維持する骨組みの役割です。

タイヤの最も外側で、路面に接している普段目にしている部分が、合成ゴムで出来たトレッド、その下にポリエステルなどの繊維素材やナイロンなどでできたブレーカー、更にその下の層にカーカスがあります。

ブレーカーはカーカスを締め付ける役割で、カーカスの構造によって「ラジアルタイヤ」か「バイアスタイヤ」かが分けられているのです。

 

バイアスタイヤ

バイアスタイヤは、カーカスが斜め方向に配置されているタイヤのことです。

「放射線状」という意味のラジアルに対し、バイアスは「斜め」という意味で、このことからもカーカスの構造からタイヤの種類が分けられていることが分かります。

バイアスタイヤは、カーカスを斜め方向に複数枚重ねて作られており、たわみやすくショック吸収性が良いというのがメリットです。

しかし、乗り心地は良いですが、耐久性や剛性ではラジアルに劣り、特に高速走行時やコーナリングでは変形しやすいため、スポーツ走行には向かないというデメリットがあります。

 

スパイクタイヤ

スパイクタイヤは、トレッド面(タイヤの地面との接地面)に金属の鋲(びょう・スパイク)が打ち込まれたタイヤです。

四輪での使用は粉塵(ふんじん)が起こる影響で禁止されていますが、二輪の場合は積雪のある地域では冬季限定で、主に原付きクラスに使用が認められています。

スパイクタイヤは、積雪のある地域で郵便局の配達や、新聞配達で用いられるカブなどに装着が見られるでしょう。圧雪や凍結した路面でも食いつくため、積雪地域の二輪には強い味方となるタイヤです。

その一方で、ドライ路面では常に鋲が路面と接しながらの走行になるため、細かな振動が発生するなど乗り心地がやや悪くなります。

 

チューブタイヤとチューブレスタイヤの違い

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バイクタイヤには「チューブタイヤ」と「チューブレスタイヤ」というタイプがあります。

チューブとチューブレスは、タイヤの空気をどのように留めて置くのか、という構造の違いです。

 

チューブタイヤ

チューブタイヤは自転車のタイヤのように、タイヤとホイールの間に空気を入れるチューブがあるタイプのタイヤのことです。

デメリットとして、釘など鋭利なものを踏むとチューブに穴が開き、チューブ内の空気が一気に抜けてしまうため、すぐに走行困難に陥ってしまう点があります。

オンロードバイクではほぼチューブレスタイヤですが、オフロードバイクは、チューブタイヤが採用されていることが多いです。オフロードバイクのホイールはスポーク形状でホイールがたわみ、適度にたわむことで優れた衝撃吸収性を生み出しています。

ホイールがたわむことで、ホイールとタイヤの間に隙間が生まれることがありますが、チューブタイヤは隙間ができても空気が抜けないため、オフロードではチューブタイヤがメインです。

 

チューブレスタイヤ

チューブレスタイヤは、タイヤの内面に空気を留めておくタイプのタイヤで、チューブが無いことから「チューブレス」です。

空気穴より空気を入れると、タイヤとホイールの間に空気が留り、空気圧を維持しています。

メリットとしては、釘などを踏んでパンクしてもすぐには空気が抜けない点で、パンク修理もトレッド面(タイヤパターンが刻まれている面)なら、修理も容易です。

しかし、サイド部に釘などが刺さったパンクだとほぼ修理ができないので、タイヤごと交換となることが多いでしょう。

 

バイクの用途別に種類が分かれる

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バイクのタイヤはライディングの用途や車種に応じ、様々な種類があります。

舗装路を走るオンロード用や、泥道や砂砂利道を走るオフロード用、積雪のある地域を走るウインタータイヤ、公道では使用禁止なレース用タイヤが主な種類です。

 

オンロードタイヤ

オンロードタイヤは舗装路(ターマック)を走るためのタイヤです。

求められるのは路面との接地感(グリップ)と、雨天時の水を排出させる能力で、より高いグリップ性能を持つタイヤは、ハイグリップタイヤと呼ばれています。

グリップ性能の高いタイヤは、コンパウンドが柔らかいため摩耗が早く進み、交換サイクルが短くなる傾向です。逆にツーリング用タイヤや、長距離走行が可能なロングライフタイヤは、スポーツタイヤにグリップでは劣るものの、摩耗の進みは穏やかになります。

 

オフロードタイヤ

オフロードタイヤは、砂利道などの非舗装路(グラベル)の走破性を高めるためのタイヤです。

ツルツルのタイヤ表面に溝が掘られているようなオンロードタイヤに対し、オフロードタイヤは表面にチョコレートのようなブロックが張られているように見えます。

数多くのブロックが見えるため、ブロックタイヤとも呼ばれ、泥や砂が表面を覆ってしまわないよう、工夫がなされたタイヤです。

 

ウインタータイヤ

ウインタータイヤは、スパイクタイヤとスタッドレスタイヤがあります。

スタッドレスタイヤは雪道でも走れるよう深い溝が掘られており、溝によって雪の塊を作り、塊を蹴り出すようにして路面を捉えていくのが特徴です。スパイクの付いたスパイクタイヤに対し、スパイク(スタッド)がないタイヤなので、スタッドレスタイヤと呼ばれます。

 

 

レース用タイヤ

レース用タイヤは、サーキットなどのクローズド・コース専用タイヤです。一般公道での使用は禁止で、当然車検にも通りません。

オンロード用のレース用タイヤに、タイヤ表面に溝の掘られていないスリックタイヤがあります。

スリックタイヤは、表面が熱摩擦で溶けてサーキットの路面に食い込み、強力なグリップ力を生み出しますが、能力を発揮させるには温度管理が必要など、扱いが難しいタイヤです。

 

バイクタイヤに書かれている表記の見方

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バイクタイヤの表面には、サイズや耐荷重などタイヤの情報が分かる表記がなされています。

タイヤ情報が読み取れると、交換時期にどんなタイヤを選べば良いのかが分かったり、使用環境も分かったりするようになるでしょう。

こちらでは、タイヤを見分けるために必要な情報を解説しています。

 

タイヤサイズなど

バイクタイヤも消耗品で、タイヤ交換の際に必要となるのがタイヤサイズです。

タイヤサイズはタイヤ表面に「180/55 ZR 17」など表記されていますが、表記からタイヤの情報が分かります。

 

180(タイヤ幅)/55(扁平率) ZR(ラジアル) 17(リム径)

 

タイヤ幅はタイヤの横幅(mm)、扁平率はタイヤがどれだけ平らか(数値が低いほど平ら)、ZRはラジアルで270Km/h超まで対応しているという「スピードレンジ表記」、リム径はインチ表記で、17とあれば17インチです。

タイヤ交換の際は、基本的には表記と同じタイヤを選ぶと良いでしょう。

 

速度記号

速度記号は、タイヤが許容できる最高速度(速度レンジ)を表記しており、対応している速度レンジをアルファベットで表しています。

例えば、100km/hまで対応しているタイヤには「J」、200Km/hが最高速度なら「U」といった表記です。

Bで50Km/h、Sで180Km/hと、アルファベットの順が後になればなるほどより高い最高速に対応したタイヤとなり、最大が270Km/h超のZRとなっています。

サーキット走行をするのに100Km/hまでしか対応していないタイヤだと、最悪の場合バーストなど破損してしまい危険ですので、使用環境に応じた速度レンジのタイヤを選びましょう。

 

ロードインデックス=LI(荷重指数)

ロードインデックス=LI(荷重指数)は、規定の条件下でタイヤが耐えられる荷重がどの程度なのかを示した指数のことです。

LIは数字で表され、20が80Kgまで、52で200Kgまでと、数字の大きほうがより高い耐荷重性能になっています。

多くの荷物を積んで走ることが多い方や、タンデムツーリングを楽しむ方は、ロードインデックスも確認してタイヤを選びましょう。

 

空気圧

タイヤは、既定値の空気圧があって性能が発揮されるようになっているので、メーカー指定の空気圧を保つようにしましょう。

空気圧がどの程度必要なのかは、多くの車種の場合スイングアームにステッカーで表記されています。

特に高速道路など高い速度で走行する際は、空気圧が低いとバーストの危険性も上がりますので、ツーリングや高速走行の前は必ず空気圧を点検しましょう。

空気圧の点検はバイクショップのほか、ほとんどのガソリンスタンドでも行えます。

 

バイクタイヤの交換時期は?

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タイヤも消耗品なので、定期的な交換が必要となります。

ブレーキをかけた際の制動距離もタイヤの状態によって変わるので、交換を怠ると思わぬ事故に繋がることもあり危険です。

そうならないためにも、こちらではタイヤを交換する際の目安について解説しています。

走行前のタイヤ点検はもちろん、必要に応じてタイヤ交換を行い、安全なバイクライフを過ごしてください。

 

使用年数を目安にする

タイヤを履いてからの期間を一つの目安にして、タイヤ交換を行うと良いでしょう。

タイヤはゴムで出来ているため、年数の経過に従ってゴムが劣化していきます。

新品でタイヤを履いてから、3年が交換時期の目安とするのが一般的ですので、使用期間から交換時期を判断すると良いでしょう。

ただし、長期間バイクを動かさなかった場合や、カバーも掛けず直射日光や風雨の中でバイクを駐車している場合は、タイヤの劣化も早く進み、交換サイクルも短くなります。

 

走行距離を目安にする

タイヤを新品で履いてからの走行距離も、タイヤ交換の目安となります。

ただし、バイクに走らせている環境によって交換サイクルが変わり、峠道などのワインディングロードを多く走る場合は5,000Km~7,000Km、通勤・通学など日常生活をメインとして使っている場合は2万5,000Kmが一つの交換目安です。

ハイグリップタイヤなどのスポーツタイヤは、グリップ力が高まるよう柔らかいコンパウンドが使われているので、交換サイクルは3,000Km~5,000Kmが交換の目安となります。

 

スリップサインを確認する

スリップサインは摩耗が進むと現れてくる印のことで、スリップサインが出てきたら、使用期間や走行距離を問わず交換時期です。

スリップサインは、タイヤのサイド部に表記されている「▲」の延長線上に現れてきます。

走行前点検の際は、タイヤの表面やサイドにひび割れが発生していないか、スリップサインが出ていないかを確認しましょう。

 

【用途別】ツーリングにおすすめのタイヤ14選

こちらでは、ツーリングに適したタイヤをご紹介しています。

のんびり走るツーリングから、ワインディング走行もするツーリングまで、走行環境に合わせて14種類のタイヤをご紹介です。

タイヤ交換の際の参考にしてみてください。

 

1.ダンロップ SPORTMAX ROADSMART III

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ダンロップ「SPORTMAX ROADSMART III」は、安定した長時間走行を楽しみたい方におすすめのタイヤです。ハンドリング性能と路面のギャップ吸収性に優れているので、ロングツーリングでの疲労軽減にも繋がります。タイヤの耐摩耗性能にも優れた、グランドツアラーをとことん楽しむためのタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ハンドリング性能、ギャップ吸収性
・カテゴリー:オンロード・ツーリング
・シチュエーション:ツーリング

 

2.ブリヂストン BATTLAX TS100

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履き慣れたスニーカーのように、カジュアルで気軽にバイクに乗るためのタイヤが、ブリヂストン「 BATTLAX TS100」です。通勤・通学などの普段乗りからツーリング、ちょっとしたワインディング走行までをカバーし、扱いやすさと耐久性のバランス性能に優れています。

ドライ路面からウェット路面までカバーする基本性能を備えたモデルで、価格も抑えられたコストパフォーマンスに優れたタイヤです。

 

・スペック特徴:ドライ・ウエット性能、コスパ重視
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り、ワインディング

 

3.ミシュラン ROAD 5

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ミシュラン ROAD 5は、バイクメーカーが純正としても採用しているタイヤです。

ドライ路面からウェット路面まで天候を選ばないバランスの良いタイヤで、耐摩耗性も高く長く安定して使えます。ツーリングから通勤や通学などの普段乗りまで、幅広いシチュエーションに対応したタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

4.ピレリ ANGEL GT II

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「ピレリANGEL GT II」は、ワインディング走行を楽しみたい方におすすめのハイスピードに対応したタイヤです。ワインディングロードなどのスポーツ性能のみならず、ウェット性能にも優れているので雨天でも安心して走行できます。

リアタイヤには、サイドとセンターに異なるデュアルコンパウンドを採用し、直進安定性やコーナリングでの挙動安定に一役買ったスポーツ性能の高いツーリングタイヤです。

 

・スペック特徴:ハンドリング性、ウェット性能、スポーツ性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、ワインディング

 

5.ダンロップ SPORTMAX ROADSMART IV

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ダンロップ「SPORTMAX ROADSMART IV」は、乗りやすさを重視したツーリングタイヤです。

路面の凹凸を吸収する路面吸収性の高さや、変によれたりしない程よい剛性感があるので、長時間での疲労軽減にも繋がります。特に直線での安定感がとても高く、どこまでも走っていきたいような冒険心をくすぐるタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、乗り心地、ハンドリング性
・カテゴリー:オンロード・ツーリング(大型ツアラー向き)
・シチュエーション:ツーリング(特にロング)

 

6.ミシュラン PILOT ROAD 4

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ミシュラン PILOT ROAD 4は、ウェット性能を高めた天候に左右されないバランスに優れたタイヤです。

BMW R1200や、YAMAHA TRACER 700などの純正タイヤとしても採用されており、しなやかさで耐久性にも優れています。バンクした際の排水性も考慮したトレッドパターンで、ツーリングの途中で雨に見舞われても安心です。

 

・スペック特徴:高耐久性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

7.ブリヂストン BATTLAX HYPER SPORT S22

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ブリヂストン「 BATTLAX HYPER SPORT S22」は、ワインディングなどでスポーツ走行も楽しみたい方におすすめのタイヤです。専用設計されたタイヤパターンにより、高いグリップ性能とハンドリング性能を発揮してくれるので、バイクが軽くなったような軽快さが楽しめます。

ワインディングを通るスポーツツーリングからサーキット走行まで、スポーツ走行をカバーしてくれるタイヤです。

 

・スペック特徴:スポーツ性能、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ワインディング、ツーリング

 

8.ブリヂストン BATTLAX SPORT TOURING T32

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ツーリングからワインディングのスポーツ走行までを楽しみたい方におすすめなのが、ブリヂストン 「BATTLAX SPORT TOURING T32」です。

排水性の良いパターンによりウェット路面での安心感も高く、ツーリング中の急な雨にも対応してくれます。

素直で軽快なハンドリング特性もあり、コーナリングの楽しさも味わえるので、峠道を通るツーリングにはもってこいのタイヤです。

 

・スペック特徴:ワインディング、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、ワインディング

 

9.ミシュラン ANAKEE ADVENTURE

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ミシュラン「ANAKEE ADVENTURE(アナーキー・アドベンチャー)」は、亀甲模様のような特徴あるブロックパターンのタイヤです。アドベンチャーバイクに向けたタイヤで、オンロード走行時のブロック剛性不足による潰れるような感覚も抑えられ、快適な走行が楽しめます。

耐摩耗性にも優れ、グリップ力と耐久性を高い次元でバランスを取った、ツーリングから街乗りまで使えるタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

10.メッツラーME 22 クラシックツーリング

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メッツラー(METZTELER)は、ドイツに拠点を置くタイヤメーカーで、イタリア・ピレリ傘下のブランドとして、主にツーリング向けタイヤを生産しています。

「ME 22 クラシックツーリング」は、中型・小型バイク専用のモデルとして伝統あるタイヤパターンを採用、排水性を高め偏摩耗しないようなデザインとなっています。

見た目はクラシックですが、直進安定性やコーナリング中の密着性を高める最新のコンパウンド技術が使われ、ドライからウェット路面でのバランスが良いタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

11.ブリヂストン BATTLAX BT46

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旧車や絶版車など、レトロ感ただようバイクにおすすめなのが、ブリヂストン「BATTLAX BT46」です。

ロングセールスとなったBT45Vの後継モデルで、最新のシリカを配合したり、パターンを工夫したりすることでウェット性能も高められました。サイドウォール部に「USE TUBE ON TUBE TYPE RIM」という刻印があるモデルは、適したサイズのチューブを入れることで、チューブタイヤとしても使えます。

 

・スペック特徴:ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

12.メッツラー ROADTEC 01 SE

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メッツラー「ROADTEC 01 SE」は耐摩耗性能を高めつつ、スポーツ走行も楽しめるようにグリップ力を強化したモデルです。大排気量のスーパースポーツ・ネイキッドをターゲットに、バンク角に応じてグリップ力が高まるような、スポーツ走行寄りの設計になっています。

25度以上のバンク角になると、ほぼ100%の接地面積のスリック状態となるようなパターンで、コーナリング時の安定感が高められたタイヤです。

 

・スペック特徴:高スポーツ性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、ワインディング

 

13.ダンロップ kabuki D404

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アメリカンバイク向けとして販売されているのが、ダンロップの「kabuki D404」です。

ハーレーの純正タイヤとして実績のあるタイヤパターンデザインを参考に、耐久性とグリップのバランスを高めることで、アメリカンが求める安定性を実現しています。フロントタイヤは排水性も重視されているので、ウェットからドライまで、排気量に限らず幅広いアメリカンバイクに使えるタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ドライ・ウエット性能
・カテゴリー:オンロード(アメリカン全般)
・シチュエーション:ツーリング、街乗り

 

14.ピレリ ANGEL GT

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イタリアのタイヤメーカー・ピレリの「ANGEL GT」は、荷物を積んだりタンデムしたりしながらツーリングを行うライダーにおすすめのタイヤです。

前作のAngel STをベースに、より長距離ツーリングに適した耐久性やウェット性能の向上を果たし、タイヤの寿命まで安定したグリップを発揮してくれます。2種類のコンパウンドを使用した製法で、レースタイヤの供給を行うピレリらしいスポーツ性能も兼ね備えたタイヤです。

 

・スペック特徴:高耐久性、ウェット性能
・カテゴリー:オンロード
・シチュエーション:ツーリング、街乗り、ワインディング

 

まとめ

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バイクのタイヤには主にラジアルとバイアスの2種類があり、走行用途に合わせて更にタイプ分けがなされています。タイヤも消耗品の一つなので、定期的な交換が必要となりますが、タイヤ交換の目安について解説してきました。

また、タイヤにはタイヤのサイズや耐荷重などの情報が記載されているので、その情報を元にして新しいタイヤを求めると良いでしょう。

タイヤは通販でも買えますが、バイクショップによってはタイヤの持ち込みを断られることもあるので、交換してもらうショップにタイヤ持ち込みか可能かの確認を取っておくと安心です。

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