【待ち遠しい!】バイク納車までの期間はどれくらい?納車までの流れや必要な準備を解説

【待ち遠しい!】バイク納車までの期間はどれくらい?納車までの流れや必要な準備を解説

バイクの納車期間はおよそどれくらい?

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バイクの購入契約をしたら、いつバイクが納車されるのか待ち遠しいですよね。「1日で早く納車されてほしい」と思う方も多いのではないでしょうか。

バイクの購入契約から納車まで、おおよそどのくらいの日数がかかるのかを解説します。バイクを購入した方や、これから購入しようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

新車の納車日数の目安

バイクの新車納車までかかる日数は、平均すると1~2週間程度ですが、人気のある車種やショップの整備待ち車両数などによっても多少前後します。

「ショップに在庫があるのか」それとも、「購入契約後メーカーに注文を出すのか」によっても納期は変動しますし、人気のある車種はメーカーの生産が追いつかず、納車まで数ヶ月待ちとなることも。

メーカーに在庫のあるなしでも納車までの日数が変わってきますし、メーカーオプションを設定すると受注生産扱いとなり、納期も長くなる傾向にあります。

メーカーオプション設定すると後期が遅くなる理由

メーカーは売れ行きが好調な車種は予め生産しストックしていますが、中でも売れやすい仕様を中心に生産しています。

またストックがない場合は、ある程度まとまった注文数に達してから生産に入るため、次の生産に入るまで待つことも。

そのため、特殊なオプションだと納期まで時間がかかることもありますが、売れ筋の仕様で注文すると、オプションを付けた場合よりも納期が短くなることがあります。

輸入バイクは数ヶ月待ちとなることも

輸入メーカーのバイクは、受注から数ヶ月待ちとなることも珍しくありません。

日本の代理店に在庫がある場合は1~2週間程度で納車されますが、在庫がない場合はメーカー本国への受注となり、生産の期間や日本への輸送にも日数がかかります。

特定の車種に強いこだわりがある場合は別ですが、在庫確認をして納車が早そうな車種の中から選ぶと、納車までの期間も短くて済むでしょう。

中古バイクの納車日数の目安

中古バイクは、バイクの整備状況によっても納期までの日数が異なり、おおむね1~3週間程度です。

特に車検が必要なバイクは、車検を通すための整備も必要になるので、パーツの注文が必要になった場合は整備が終わるまで時間がかかり、その結果納車までの期間も長くなることがあります。

ほとんど整備をする必要がない車両の場合は1週間程度、整備する箇所が多い車両に関しては2~3週間程度の納車日数が目安です。(ショップの混雑状況によっても納車まで前後することがあります)

世界情勢などにより大幅に延びることも

世界情勢の影響を受け、バイクの購入契約から納車まで大幅に時間がかかることもあります。

2019年に発生した新型感染症の影響や、世界的な半導体不足により、バイクのみならず車や家電など、半導体を使っているあらゆるモノが品不足となる事態に。

そうした世界情勢により、バイクの新車も通常より半年から1年以上、納車まで時間がかかることもあります。

バイク購入後、納車までの流れ

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購入したいバイクが決まったら、まずは売買契約に入りますが、契約から納車されるまでは次のような手順を踏みます。

  1. 契約
  2. 代金支払いまたはローン契約
  3. 点検整備
  4. 保険加入
  5. 登録または名義変更
  6. 納車

それぞれを細かく解説していきます。

1.契約

バイクの購入はまずバイクショップを訪れ、欲しいバイクを決めることから始まりますが、購入する車両が決まったら売買契約に入ります。

中古車の場合はショップの在庫からどの車両にするのかを決めますが、欲しい在庫がない場合は他店などから取り寄せてもらうことも可能です。

新車の場合は購入したい車両やカラー、オプションを決めて売買契約に入りますが、ショップによってはメンテナンスパックやオイルチャージなど、有償のアフターサービスもあるので必要に応じて検討するとよいでしょう。

2.代金支払いまたはローン契約

バイク購入の売買契約の際に、バイク代金の支払い方法を決め、現金ならば現金を収めたら本契約が完了となり、ローンの場合は信販会社の審査があります。

ローンは頭金を幾ら収めるのか、または頭金無しなのかを決め、信販会社の審査が通れば無事本契約が完了です。

もしローンが通らなかった場合は現金で支払うか、現金が用意できないと契約は破棄となります。

3.点検整備

バイク代金の支払い、またはローン契約が終わったら、中古車やショップに在庫がある新車の場合は点検整備に入ります。

新車でショップに在庫がない場合は、メーカーへ受注を行い。ショップにバイクが届いてから点検整備に入るので、少々日数が必要です。

点検整備は、法律で定められている点検項目に合わせ、バイクのエンジンが問題なくかかるか、ブレーキやヘッドライトなどが問題なく動作するかなど整備するほか、洗車やETCなどの取り付けも行います。

4.保険加入

バイクには強制保険とも言われる「自賠責保険」と、各人が万が一に備えて任意で加入する「任意保険」とがあり、自賠責保険はバイクの購入契約時の代金に含まれています。

任意保険は、自賠責保険で不足する補償を補う保険で、対人と対物保険の補償内容をそれぞれ設定可能です。

購入するバイクが原付で、自動車を所有し任意保険に加入しており、ファミリーバイク特約にも対応している場合、特約を付けることで保険料が安く済みます。

5.登録または名義変更

保険の加入まで終えたら、次は新車でバイクを購入した場合は新車登録、中古車の場合は名義変更の手続きです。

新車登録とは、原付なら区市町村役場、小型以上のバイクは陸運支局へバイクの所有者や使用者の登録を行う手続きで、登録を行うとナンバープレートが発行されます。

名義変更は中古車を購入した際にバイクの名義人を変更する手続きで、新車登録同様に手続きは原付の場合、区市町村役場、小型以上のバイクは陸運支局で手続きを行いますが、ショップで購入した場合はショップで対応してくれるでしょう。

6.納車

ショップが知らせてくれた納車日にショップへバイクを受け取りに行きますが、ヘルメットや免許証を忘れずに持参しましょう。

ショップで自分のバイクと対面したら、新車なら傷が付いていないか、契約した内容と相違はないかなど、自分の目で確認します。

バイクを買うのが初めての場合や、確認に自信がないなら、すでにバイクに乗っている友人や詳しい人に同行してもらうのもよいでしょう。

バイク購入後、納車当日までに準備しておくこと

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バイクを購入し、納車を待つまでの間に準備しておくことをまとめてみました。

バイクの納車待ちの方や、これからバイクの購入を考えている方は、ぜひ参考にして準備万端で納車日をお迎えください。

名義登録などの役所手続き

ショップでバイクを購入した場合は、新規登録や名義変更などの手続きは、ショップが代行して手続きしてくれる場合がほとんどです。

個人売買でバイクを購入した場合は、名義変更手続きを自分で行わないといけないので、必要書類や相手方から受け取る書類を確認し、手続きを行いましょう。

任意保険加入の手続き

任意保険は、法律で加入が義務付けられている自賠責保険とは異なり、各人が必要に応じて加入する保険ですが、万が一に備えて加入を強く推奨します。

バイクの納車日までに加入を済ませないと、納車直後から保険が適用されなくなるので、前もって任意保険に加入して納車に備えましょう。

駐車場などバイクの保管場所の確保

バイクの保管場所としての駐車場や、駐車スペースの確保も大事です。

道路にバイクを停めておく訳にはいかず、必ず駐車場の確保が必要ですが、自宅に保管できるスペースがない場合は、駐車場の契約を済ませておくなど事前に準備しておきましょう。

防犯の面から、できるだけ目立ちにくい場所にバイクが保管できるのが理想で、人目につきにくい場所しか確保できない場合は、バイクにシートを被せるなどしてできるだけ目立たないようにしましょう。

必要なバイクグッズの用意

バイクを初めて購入する場合は、ヘルメットやグローブ類、バイクを外で保管するならバイクシートなどを納車までに準備しておきましょう。

また、スマホホルダーがあれば、スマホを固定してナビとして使えますし、ツーリングにいくのならタンクバッグやトップケースなど、収納アイテムがあると便利です。

バイク購入後、納車当日にやること

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待ちに待ったバイク納車当日ですが、経験者はワクワクしすぎてあまり睡眠できなかった、という方も多いのではないでしょうか。

嬉しいバイク納車ですが、当日にしっかり確認しておきたいポイントがいくつかありますので、解説していきます。

書類の確認

バイクの納車当日は、バイク本体の受け取りに加え、必要書類もしっかり受け取って内容の確認をしましょう。

自賠責保険証書や車検証に記載の住所や氏名に誤りがないかを確認し、リサイクル券も受け取りますが、もし内容に誤りがあるなら速やかに対応してもらいます。

傷やへこみなどの確認

納車されるバイクが確認できたら、傷やへこみ・汚れが無いかしっかり確認し、もし確認できたらショップに伝え対応してもらいます。

家に乗って帰った後で傷が見つかりショップに伝えても、どこでついた傷なのか証明できず、対応してもらえないことも。

納車時は必ずバイクに乗ってショップを出る前に、車体を一通り見回して傷やへこみがないかをしっかり確認しましょう。

受け取りサイン

バイクや受け取る書類を確認し、問題がなければ受取証にサインをして納車は終了です。

受け取りサインをした後に問題が見つかっても、対応してもらえないことがあるので、必ずすべて確認を行い、問題がなければサインをしましょう。

ガソリンを入れる

納車されたバイクは、わずかしかガソリンが入っていないことが多いので、納車されたらまずはガソリンスタンドで給油をしましょう。

バイクを自宅などへ納車してもらった場合は、走行確認ついでに、できるだけ早めにガソリンを入れておくとよいでしょう。

バイク納車に関するFAQ

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バイクの納車時に起こりがちな問題や、納車に関する「よくある疑問・質問」とその「回答」についてまとめてみました。

バイクの納車を待っている方や、これからバイクの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

納車の連絡が来ない!どうしたらいい?

納車日になっているのに、一向にバイクショップから納車の連絡がない場合は、一度連絡をいれて何時頃に引き取りにいけばいいのかを確認してみましょう。

自宅などバイクショップ以外の場所での納車は、事前におおよその納車時間を確認しておくと、予定を立てやすいです。

納車当日に乗って帰ってもいい?

納車当日はバイクを乗って帰っても全く問題ありません。

バイクの引き渡しを行うのが納車ですので、むしろ納車日を過ぎてもなかなか引き取らないと、保管料を請求されるケースも極まれにあります。

納車当日に必要な持ちものは?

納車当日に必要なものは、バイクに乗って変えるのならヘルメットやグローブなど、バイク乗車にふさわしい服装です。

申込金を支払い、残金は納車時に支払いとなっている場合は、残金の支払いがバイク引き渡しの条件ですので、忘れずに残金も持参します。

まとめ

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バイクの新車・中古車の納車について、契約から納車までの流れや納車までの期間など、納車に関する基本的なことを中心に解説してきました。

新しいバイクの納車にワクワクする方も多いかと思いますが、人気のある車種やメーカーに在庫がないバイクの場合は、納車まで1ヶ月以上の日数が必要なこともあります。

少しでもバイクの納車を早めたい方は、バイクの購入に必要な書類をできるだけ早く揃えて提出するなど、いち早く納車待ちの状態にしましょう。

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