新車のバイクよりカッコイイ?旧車情報をお届け!

新車のバイクよりカッコイイ?旧車情報をお届け!
近年のバイクはハイテク化し、その性能は想像を上回るばかり。
しかし時代遅れであろう旧車と呼ばれる絶版車は、現在も多くのライダーから愛されています。
若い頃にその絶版車になったバイクに乗っていた世代のライダーからはもちろん、ハイテクバイクにしか馴染みのない世代の人たちからも多くの支持をうけているようです。旧車をインターネットで検索すると、出てくる旧車のバイクはカワサキではZ1300やZ1などのZシリーズ。
ヤマハは何と言っても名車RZ250やRZ350。ホンダからはCB750FOURやCBX400Fなど。どれも個性的で魅力あふれるバイクたち。
もくじ
今回は、メーカー別で絶版となった旧車の魅力をお伝えしたいと思います。
この記事を読んだら、きっと旧車のバイクを検索したくなりますよ!
最後までお楽しみください。 
  • [1. 絶版ブームの火付け役?男カワサキZシリーズ]
  • [2. ホンダCBシリーズ]
  • [3. 命知らずのヤマハの2ストバイクとスマートな4ストバイク]
  • [4. 最後に]

    [1. 絶版ブームの火付け役?男カワサキZシリーズ]

    他のメーカーに比べ、武骨なイメージが強いカワサキのバイク。男カワサキと言われる
    バイクはマニアな心をくるぐるZシリーズから!【魅力のカワサキZシリーズから 750RS】カワサキのフラッグシップとも言える「Z」のアルファベット。Zはアルファベットの最後の文字という事で究極のバイクである事を示す文字だと言われています。
    そんなカワサキZシリーズから人気の750RS。通称ZⅡ。絶版車や旧車イコールZⅡと言っても過言ではないくらいの人気車です。
    なぜ、これほどまでZⅡの人気が高まったのか。

     

    あいつとララバイという人気漫画の中で、主人公が乗るバイクがZⅡだったのです。
    とにかくZⅡに乗る主人公と、ZⅡの事ばかりの漫画なのです。

    この漫画の影響もあり、カワサキZⅡは爆発的な人気のバイクとなりました。その世代の人達が今なおZⅡを愛してやまないのかもしれません。

    【魅力のカワサキZシリーズから Z1000Mk‐Ⅱ】

    丸いフォルムの初代Z1000から一転し、1978年にキレのあるシャープなルックスになったZ1000Mk‐Ⅱが登場しました。

    これぞ男カワサキと思えるスタイルは、多くのライダーを魅了した事でしょう。

    筆者もこのZ1000Mk‐Ⅱは、バイクに乗り始めた頃からの憧れのバイクです。いつか限定解除をして乗りたいとずっと思っていたバイク。

    その当時から絶版車だったので、なかなか手が届きませんでしたが大型二輪免許を取得した頃には、なお手の届かないバイクとなってしまいました。

    [2. ホンダCBシリーズ]

    【ナナハンブームを巻き起こしたホンダのバイク CB750FOUR】

    世界初200㎞/hを超えたバイクと言えばCB750FOUR。社会現象ともなったナナハンブームを巻き起こしたのが、このCB750FOURです。

    跳ね上がったシートに、角ばったサイドカバー。
    4つのシリンダーからの排気は、個々に4本のマフラー、サイレンサーから魅力的なサウンドを聞かせてくれます。

    現在では、海外でも人気があり中古市場でも価格が高騰しているため、なかなか入手が難しいCB750FOURです。

    【革新的な技術とスタイル CBX400F】

    1982年、400cc4気筒で他のメーカーから遅れをとってしまったホンダ。そんなホンダがモテる全ての技術を駆使し、ライバルたちを蹴落としたのがCBX400Fです。

    空冷4ストロークに並列4気筒DOHCエンジンは、低回転から高回転まで一気に吹けあがる。
    ブレーキは世界で初めてと言われるインボード・ベンチレーテッドディスク・ブレーキを搭載。
    まさにホンダの技術を集結させたかのようなCBX400Fは、盗難が相次ぎ社会現象にもなりました。
    当時から盗難は多くあり、戻ってきたとしても激しくカスタムされ、自分のバイクだと分からないような状態で帰ってきたという話もよく聞きました。

    現在でもその人気は衰えておらず、数年前にも高速道路をCBX400Fで走行中に車に幅寄せされ、恐喝をされCBX400Fを奪い去られたという事件もありました。

    CBX400Fに思い入れがあるライダーも多く、所有するにはセキュリティを強化しないといけません。

    [3. 命知らずのヤマハの2ストバイクとスマートな4ストバイク]

    【ナナハン・キラーと呼ばれたバイク RZ250/RZ350】

    1980年初頭、時代は2ストから4ストに移行しようとしていました。そんな時代、2ストを得意としていたヤマハがプライドをかけて製造したのがRZ250です。

    たった250ccのエンジンで35馬力もの最高出力。そんなモンスターのようなマシンに当時の走り屋たちは熱狂しました。

    そして、RZ250の兄貴分としてRZ350が登場。
    RZ250を350ccにボアアップしたマシンは一気に吹けきる加速力が最大の魅力。

    アールゼットサンパンと呼ばれたバイクは、まさに命知らずの中型免許のライダーが打倒ナナハンのという肩書をひっかけて走っていたのです。

    峠道では4ストよりも軽量な2ストは無敵状態だったのではないでしょうか。

    【XJ400】

    2スト屋とも言われていたヤマハが、ヤマハ初の並列4気筒のXJ400を販売。
    カワサキZ400FXの対抗馬としてヤマハが満を持して送り出したバイクです。

    重厚さや大きさがウリであったカワサキZ400FXとは対照的の、コンパクトな軽量モデルは、ヤマハらしいバイクと言えるのではないでしょうか。

    燃料計と電圧計がついたメーターや、フロントダブルディスクブレーキなどスペックもカワサキZ400FXを凌いでいた。

    カスタムパーツも豊富で、ヤンチャなライダーたちに広く愛されたバイクでもあります。

    [4. 最後に]

    旧車と呼ばれる絶版のバイクは、とても魅力的ですが所有する事はとても苦労が多いという事は年頭に入れておいた方が良いです。
    純正パーツなどは当たり前のように欠品し、パーツメーカーで製造されているパーツなどはどうしても高価になってきます。原因不明の故障なども非常に多く、特に電装系などには注意が必要です。旧車を所有するには、ある程度の知識と財力が必要となってくると思います。しかし大変な苦労をしても苦にならないくらの魅力が旧車にはあるのかもしれませんね。
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