カフェレーサーにつけたいロケットカウル!由来や特徴、カスタム事例まで徹底解説!

カフェレーサーにつけたいロケットカウル!由来や特徴、カスタム事例まで徹底解説!

カフェレーサーの由来は?ストリートカスタムの原点!

カフェレーサーの由来はイギリスにあり

カフェレーサーの由来は、1960年代のイギリスで行われていた公道レースから。

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1960年代のイギリスでは、ロックンロールの影響を受けたロッカーズと呼ばれるイギリスの若者たちが、黒い革ジャンや革パンツを履いたスタイルで自慢の単気筒や2気筒のバイクに乗ってカフェテリアやパブに集まっていました。公道レースを楽しむロッカーズが、カフェレーサーと呼ばれるストリートカスタムの原点を作り上げたという説があります。
ロッカーズたちは24時間営業のACE CAFE(エースカフェ)にたむろして、ノートンやトライアンフ製のバイクをカスタムして公道レースを楽しみました。

カフェのジュークボックスに音楽が流れると同時に公道レースをスタートさせ、音楽が終わるまでにカフェに戻ってくるという彼らのスタイルは有名です。より速く走れるようにロケットカウルやコンチネンタルハンドルを装備するスタイルが、当時の中心的存在だったエースカフェから、カフェレーサーと呼ばれるようになりになりました。

カフェレーサーはストリートカスタムの原点

もともとカフェレーサーは「公道をいかに速く走れるか」という公道レースに合わせてカスタマイズされたバイクだったので、ストリート(街の)カスタムの原点とも言えます。
1970年後半にはフルカウルのより運動性能が高められたレーサーレプリカが登場し、ストリートレーサーにも愛されましたが、カフェレーサーの持つクラシカルで独特なスタイルは立場を奪われることなく、一つのジャンルとして今も受け継がれています。

現在でもカフェレーサーは世界中で人気

時は流れてロッカーズがいなくった現在でも、カフェレーサーを支持するバイク乗りは世界にいて、日本でもSRなどクラシカルなバイクをカフェレーサースタイルにカスタムして楽しむバイク好きがいます。

1990年代からレーサーレプリカやスーパースポーツのカウルを外したストリートファイターが登場しました。ストリートファイターは現代版のカフェレーサーだったかもしれません。

ビキニカウル(フロントカウル)が装着されたRZやハーフカウルが装着されたγといった2ストバイクにロケットカウルを装着して、オリジナルのペイントを施したカフェレーサースタイルにカスタムする人もいます。

通販で入手できるACP (エーシーピー)の汎用ロケットカウルのフルセットは、対応車種名各種(SR400、XSR900、バリオスなど)が多いので、ネットでのレビューやインプレッションで評判がよく、取り付けも比較的簡単なのでおすすめです。

日本のバイクメーカーもカフェレーサースタイルのバイクを販売しています。例えば、Z900RS CAFÉ、XSR900、CB1000R、CB1100あたりがカフェレーサーの面影を残すバイクかもしれません。

ロケットカウルを取り付けたカフェレーサースタイルの特徴4つ

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ロケットカウルを取り付けることで、車体前面から後部に至るまでバイクに一体感が生まれます。
バイクと人が一体となって造形美を形成していることが、カフェレーサースタイルの重要なポイントとなっています。

特徴1:円筒形のマフラー

円筒形のマフラーがバイクの後方へ向かって水平に伸びるのがカフェレーサースタイルです。ダンストールマフラーが奏でる独特のサウンドがたまらないと語るバイク乗りも多いです。SNSで「ダンストールマフラーの出口が最高に好き音はウールそこそこ巻いても爆音」と語るバイク乗りもいます。

引用:https://twitter.com/godream_327/status/867707630235471872

特徴2:セパレートハンドルやコンチネンタルハンドル

左右分かれたセパレートハンドルや左右一体のコンチネンタルハンドルはカフェレーサーの定番のパーツ。これらのハンドルを装着すると上半身をタンクに伏せるような姿勢になり、空気抵抗が減って、バイクを高速走行時でもコントロールしやすくなります。一方、極端な前傾姿勢になるため、ロングツーリングでは低く疲れるといった悪い評判もあります。

バイク好きの中には「セパハンにすればどんなバイクもカフェレーサー風。セパハンじゃなきゃカフェレーサー風ではない!っていう風潮あるよな。日本人バイカーには。」といった口コミをSNSに残す人もいます。

引用:https://twitter.com/sakamotors_/status/1116877256360480769

特徴3:バックステップ

純正のハンドルからセパレートハンドルやコンチネンタルハンドルに交換すると、バイクによっては上半身と下半身のバランスが崩れてしまい、かなり窮屈な姿勢になることがあります。そのため、足元の位置を変えるためにバックステップに交換することがあり、カフェレーサースタイルの定番となっています。

バイク乗りの中には「超絶セパハン&バックステップ カフェレーサーでぶっ飛ばしたい」とSNSで意気込む人もいます。

引用:https://twitter.com/mokoroko1212/status/803941289808932870

特徴4:シングルシート

シングルシートはカフェスタイルへのカスタムでは人気のパーツとなっています。シングルシートをバイクに装着する際は、背中の位置がリヤサスの上部か、それより後ろにシングルシートを固定すると、かっこよくなるのでおすすめです。

バイク乗りの中には「クラシカルなロケットカウルとシングルシートが美しい〜‼︎(≧∇≦)」といったコメントをSNSに投稿する人もいます。

引用:https://twitter.com/PutiMotor/status/784180099574661120

ロケットカウルのカフェレーサーカスタム事例を紹介

CBX400F×ロケットカウル

CBX400Fはヤンチャなお兄さんが好んで乗るバイクとして有名で、ロケットカウルがよく似合います。

ロケットカウルに、ロングスクリーン、ローレルウィンカー、ビタローニミラーを装着して、ボディカラーに合わせてレッド、ホワイト、ブラックでカラーリングするときまります。RPMの集合管や鬼ハン、真っ白な3段シートを組み合わせれば、完成度が高まります。

ZEPHYR400×ロケットカウル

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ZEPHYR400には意外とデュアルカウル(ロケットカウル)がよく似合います。エアブラシを使ったカスタムペイントで仕上げれば、オリジナルのバイクに早変わり。
予算があればセブンスターキャストホイールを装着すれば、美しいですね。

GT380×ロケットカウル

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GT380に装着するロケットカウルで試して欲しいのがファイヤーパターン。レッド(ベース)×オレンジ(炎)やパープル(ベース)×オレンジ(炎)のカラーリングであれば、ど派手にまとまります。フレームもレッドやパープルにカラーリングすれば、統一感であって完成度が高まります。もちろん、3段シートと集合管、鬼ハンの装着もお忘れなく。

HAWKⅡ CB400T×ロケットカウル

引用元:
https://twitter.com/CneahW4Bo3A8O0C/status/1231379033062903808?s=20

こちらはカフェレーサースタイルのカスタムです。インパクトのあるカラーリングとカウルですが派手すぎず、大人しすぎないカスタムでとてもうまくまとまり感がある取り付けがなされたカスタム事例です。
またアンダーカウルが付いておりカフェレーサーのように風を防ぐ事も強化されており早く走れる印象を与えます。

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