アップハンドルの交換でワンランク上のネイキッドへ

アップハンドルの交換でワンランク上のネイキッドへ
ハンドル交換といえば、バイクカスタムへの入門の王道です。
人それぞれ、自分に合ったハンドルは違います。
今回はハンドルのなかでも、グリップの位置が純正よりも上にあり、ライティングポジションが楽(リラックスできる)な状態で走行することができる「アップハンドル」に焦点を絞ってご紹介させていただきます。
もくじ
操作のしやすさ・快適さとともに外観まで、自分好みのバイクにする手始めとして重要な役割を担っているハンドルを、好きに変えてみましょう!

 この記事では

  • [1. アップハンドルのメリットとデメリット]
  • [2. アップハンドル交換の手順]
  • [3. アップハンドル交換時の注意点]
  • [4. アップハンドルが合う車種]
  • [5. アップハンドルのオススメ商品]
  • [6. オススメ商品番外編]

と、たっぷりとアップハンドルについてご紹介させていただきます。
意外とネットで調べても詳しく書かれた記事の少ないアップハンドル。その魅力を今回はできる限り伝えられたら嬉しいです。

[1. アップハンドルって?そのメリットとデメリット]

アップハンドル(バーハンドル)とは、ハンドルグリップが純正のものよりも高い位置にあるハンドルのことを指します。グリップとハンドルの付け根の高低差を大きくした造り。
セパレートハンドル(いわゆるセパハン)とは違い左右で別々ではなく一本の棒状に作られています。また、セパハンのなかにもアップタイプのものがあります。
ハーレーなどのアメリカンでよく使われているタイプのハンドルです。そのメリットとしては、
◯体が起きた状態で走行できるので楽な体勢で運転することができ、肩まわりや腰など痛くなりにくい
◯疲れにくいので長距離に向く
◯顔が上がり視界が開ける
◯低いハンドルのものと比べて普段使いなど汎用性が高い
◯セパハンと比べて種類(材質や形状など)が豊富なので選ぶ幅が広がる
◯比較的安価に購入することができる
◯ハンドルを動かせる角度が大きいので、カーブを曲がるときなど取り回しがしやすい
◯セパハンよりも装着しやすいので好感がラク
◯ハンドリングが軽くなり、腕への負担も少なくなる
といったところになります。
長距離が得意なうえに小回りが利くので市街地でも活躍するので、とても使い勝手の良いハンドルです。
バイクで上半身に触れるのはハンドルだけ。その存在は走行の快適さにも大きく関わってきます。デメリットとしては、
◯セパハンと比べるとスポーティーさに欠ける
◯風圧の問題で高速は低いハンドルのほうがラク
◯攻めた走りがしたい!という時には物足りない
ということが挙げられます。ツーリングなど長距離や市街地を自由に走り回るのが好きな方やリラックスした状態で走行を楽しみたい方には、アップハンドルが向いているといえます。

 

[2. アップハンドル交換の手順]

さて、次にアップハンドルを交換する手順について説明していきます。
バイクとハンドルにより多少道具や手順が変わってくるのですが、ここでは最もベーシックなやり方をご紹介させていただきます。
まず用意するものは、
◯新しいハンドル
◯ドライバー
◯レンチセット
◯ペンチ
◯ブレーキクリーナー
◯潤滑スプレー
◯ブレーキホース、
◯ワイヤー類(クラッチワイヤー、アクセルワイヤー、チョークワイヤーなど)
は最低限必要になります。それらが準備できたら、本題のハンドル交換!① 採寸(ワイヤーの長さなど)
② グリップを抜く
③ 今ついているハンドルを取り外す
古い方のハンドルに付いている部品を、工具を使って外していきます。
外す前に元がどうだったかがわからなくならないよう、マスキングをするか撮影して写真を残しておくようにしましょう。④ 新しいハンドルを取り付ける
取り外した時の順番を遡るようにして、新しいハンドルに部品など取り付けていきます。

 

と、大まかにはこのような流れになります。
汎用品では穴あけ作業が必要になります。
また大幅に高さを変える場合などは、シート形状やステップの位置を見直す必要も出てきます。

[3. ハンドル交換時の注意点]

アップハンドルに交換する際の注意点がありますので、わかりやすくまとめます。

◯サイズによって車検に通らなくなる可能性を考慮して、高さと幅を確認する(車検の時は純正に戻すというのでも)
◯ワイヤー類の長さが確実に足りるか確認する
◯作業する時はタンクが傷つかないよう布などで保護する

他にも車種によって様々な違いがあるので、初めての方はプロに相談するのも手です。

◎アップハンドルに合うのはどんな車種?
その車種とのバランスによって、どんなハンドルが合うかは変わってきます。
では、これぞアメリカン!とでもいうべきアップハンドルに変えるのは、どんな車種を持った人に多いのかを紹介します。

◯ヤマハ TW200
◯ホンダ エイプ
◯ホンダ CBR400F
◯スズキ GS400
◯ホンダ CBX400F
◯カワサキ ゼファー
◯カワサキ バリオス
◯ホンダ CB400SF
◯ヤマハ XJR400

これらの車種は特に、アップハンドルへの交換が人気の車種になっています。
クラシックでレトロな味わいが引き立ちそうなモデルばかりですね!
ネイキッドバイクはアップハンドルがとても映えます。ツーリングなどで今のハンドルでは疲れを感じる、という方もぜひアップハンドルへの交換をオススメします。

[4. アップハンドルのオススメ商品]

種類が豊富すぎて選べない!という方も多いアップハンドルですが、オススメの商品をいくつか紹介させていただきます!

◯VERTEX (バーテックス)


こちらはハンドル幅が狭く、さらに気楽なライポジになります。
肩凝りや腕への負担から解放された!というユーザーも多く、バランスの良いハンドルです。
長時間の運転をもっと楽にしたい、という方にぜひオススメです。

◯PRO TAPER (プロテーパー)


PRO TAPER (プロテーパー)のハンドルはコスパが良く品質も文句なし。
シンプルですが、リーズナブルに良いものが欲しいという方にオススメです。

◯ハリケーン コンドル


ハンドルの定番メーカーであるハリケーンのアップハンドルです。
作りも見た目も安定のクオリティ。コスパも良く、メッキでカッコいいです!

[5. オススメ商品 番外編]

アップハンドルの交換には色々揃えなくてはいけなかったり何かと準備の手間が多いのですが、そんな時にぜひオススメなセットがあります!
それは、「バーテックス アップハンドルセット」です。
アップハンドルを交換する際に必要なハンドル・ワイヤー・ブレーキホース・ハーネスなどの道具が全て揃った、超便利&お買い得な商品です。ワイヤーはカラーを選択することができます。
ハンドル交換の際にネックとなってしまう道具を揃えるという手順が、これを買うだけで一発で解決します。
ワイヤーはタイコとの接合力が高く、テフロンチューブによるスムーズな動きなど品質にもこだわっています。
バーテックスは対応が丁寧なのも人気の理由。ハンドル交換がはじめてで不安な方はまぶは問い合わせてみるのも良いかもしれません。

[6. まとめ]

以上、アップハンドルについてまとめました。

◯アップハンドルのメリットとデメリット
◯アップハンドル交換の手順と注意点
◯アップハンドルが合う車種
◯アップハンドルのオススメ商品

と、様々な面からお話しさせていただきました。

「ネイキッドバイクをもっとカッコよくしたい!」
「長距離の運転の負担をを減らして楽なポジションを取れるようにしたい」
「とにかく、バイクの印象を変えてみたい」

という方。ぜひ、アップハンドルに交換してみてはいかがでしょう?
変えてよかった!と思えるほど、操作性も見た目も変わるはずです。

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