【2021最新】バイク用インカムB+COM(ビーコム)sb6x・one・次期モデルやおすすめも!
バイク用インカムとは
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_helmet/#one
バイク用のインカムとは、周囲の仲間と会話ができるヘッドセットのことで、正式名称を「インターコミュニケーション(Intercommunication)」といい、相互通信という意味があります。
バイク用インカムはヘルメットに装置を固定するタイプの物が多く、Bluetoothを利用した無線で送受信を行うものが一般的です。
通信方法が同時双方向通信となっているため、トランシーバーのように片方が話している際はもう片方は受信のみ、という交代で送受信するのではなく、同時に会話をすることができます。
通常バイクは走行中には別のライダーとの会話が困難ですが、インカムを利用することで走行中の会話はもちろん、スマホやミュージックプレイヤーに接続させることで、音楽をシェアして複数人で聴くこともできます。
会話や音楽が聴けるだけでなく、映像まで録画できるモデルもあり、日本製のB+COM(ビーコム)や、韓国製のSENA(セナ)などがバイク用インカムでメジャーです。
バイク用インカムのメリット
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バイク用インカムにはメリットとデメリットがそれぞれありますが、まずはメリットからご紹介します。
主なメリットは
- ツーリング仲間とコミュニケーションを取りながら走れる
- バイクに乗りながらでも電話ができる
- スマホと連携できるので便利
があります。
ツーリング仲間とコミュニケーションを取りながら走れる
ツーリングなどバイク仲間と一緒に走る際、通常なら会話をしながら走ることは厳しいですが、インカムを使うことでコミュニケーションを取りながら走ることができます。
高性能なインカムとなれば10人以上で同時接続ができたり、通信可能距離が1kmと広範囲に及んだりと、大人数でのツーリングであってもコミュニケーションが取れるので、不意に目的地が変更となった場合など、いちいち停車せずとも即座に連絡ができて便利です。
バイクに乗りながらでも電話ができる
インカムを使えばスマホとの連携もできるため、クルマのハンズフリーのようにバイクに乗りながら電話をすることができます。
スマホに音声認識機能があれば、インカムによっては通信を通じて音声を認識させ、使いたい機能を呼び出すことも可能です。
スマホと連携できるので便利
インカムによってはBluetoothを利用してスマホと連携させることができます。
電話として使えるだけでなく、音楽をかけたり、スマホのナビ機能の音声を聞きながら走ったりすることもできるためとても便利です。
バイク用インカムのデメリット
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バイク用インカムのメリットを見た所で、続いてはデメリットに関しても見ていきましょう。
バイク用インカムの主なデメリットとして
- 周りの音が聞きづらくなる
- スペックによっては値段が高くなる
- ヘルメットの外観を損なうこともある
が挙げられます。
周りの音が聞きづらくなる
インカムを使うことでインカムからの音も受けることになるので、どうしても周囲の音が聞きづらくなります。
仲間との通話や音楽を聴くことができるモデルもありますが、特に音楽を聴く際は音量に注意をして、できるだけ周囲の音も聞き取れるよう調整して利用すると良いでしょう。
スペックによっては値段が高くなる
2021年10月現在、国内外のメーカーによる数多くのインカムがラインアップされていますが、中でも高音質や高性能、高耐久などスペックの高いモデルはどうしても値段が高くなる傾向にあります。
ツーリング仲間と同じインカムを揃える際など、スペックを求めすぎると値段がネックとなり、揃えるのが厳しいという状況になることもあるでしょう。
ヘルメットの外観を損なうこともある
インカムはヘルメットに固定して使いますが、外付けタイプのインカムは取り付けることで見た目を損なうこともあります。
外観の見た目が損なわれるのを避けたい方は、ヘルメットの内側に装着するタイプのインカムを選ぶか、外付けの場合はできるだけ薄いタイプのものを選ぶと良いでしょう。
また、装着時に見た目の違和感をなくすためオプションが販売されているモデルもあるので、それらを利用するのも手です。
バイク用インカムの選ぶポイント
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_helmet/#one
バイク用インカムを選ぶ際に抑えておきたいポイントは、まずインカムを使う環境をつかんでおく必要があります。
大人数でインカムを利用しながらツーリングをする場合は、大人数に対応するインカムが必要ですし、音楽を聴いたりスマホを利用したりしたい場合は、スマホ連動が可能なインカムとなるでしょう。
バイク用インカムのモデルによりますが、搭載されている主な機能には、
- 同時双方向通信(トランシーバーのような交代ではなく、会話が同時にできる)
- 音楽を聴く
- ラジオを聴く
- スマホと連動させる
- 映像の録画
がありますので、インカムを使って何をしたいのかをまずは抑えると、必然的に選ぶインカムも決まってくるでしょう。
「費用を少しでも抑えたいので、最低限の同時双方向通信のみでOK」という場合であれば5,000円台から商品があります。
各バイク用インカムをメーカー毎に紹介
バイク用インカムは国内外の様々なメーカーから販売されていますが、その中から主なインカムのメーカーをご紹介します。
B+COM(ビーコム)
B+COM(ビーコム)は国内におけるバイク用インカムでシェアNo.1を誇る日本のメーカーです。
「日本人のバイク乗りのリアルなニーズに応えるために作り上げられる、究極のバイク用Bluetoothインカム」として、シンプルなデザインで機能も直感的に使いやすく、耐久性も高くなっています。
主要モデルの1つ「SB6X」は、メッシュネットワークを使った新技術「B+LINK」機能により、ヘルメットしたままでも簡単にペアリングできるので、ペアリングを行う人におすすめです。
SENA(セナ)
SENA(セナ)は韓国のメーカーで、B+COMに並んで人気の高いインカムメーカーです。
B+COMよりも音声が大きめに聞こえるため、聞き取りやすいのがSENAの印象ですが、耐久面で言えばB+COMのほうが故障の報告も少なくなっています。
モデルによりますが、30Kなどは最大16人までつなぐことができ、同じ機種同士ならすぐに通信を始めることができる手軽さもポイントです。
MIDLAND(ミッドランド)
MIDLAND(ミッドランド)は1959年にアメリカで創業された老舗メーカーで、現在本社はイタリアにあります。
バイク用のインカムのみならず、ウェアラブルカメラや無線機など、通信・映像機器を手掛けるメーカーです。
ヘルメットの形状を問わず、簡単に装着できる粘着タイプマウントやネジで固定するマウントなど、ヘルメットに合わせて装着方法が選べるモデルも多いです。
デイトナ
デイトナ(DAYTONA)は、バイクパーツヤウェア類などバイクに関するアイテムを全般的に取り扱う、バイクパーツの総合メーカーです。
まだ有線のインターコムしか存在しなかった2008年頃に、乾電池駆動の無線インカムを販売するなど、バイクのインカムが無線となった黎明期からの歴史があり、コストパフォーマンスの高さもポイントになっています。
グローブをしたままでも間違いなく操作できるように考慮されたデザインになっているなど、インカム初心者でも扱いやすい商品設計です。
interphone(インターフォン)
interphone(インターフォン)はイタリアに拠点を置く、欧州で人気No.1のインカムブランド「セルラーライン」の流れをくむインカムです。
日本では2007年頃から販売されている歴史のあるインカムで、F2からF5までのレギュラーラインに加え、ナビやミュージックプレイヤーの機能がフルに利用可能なXTシリーズ、音楽のシェアリング機能や他社モデル接続、ボイスガイダンス(日本語あり)を搭載したMCシリーズがあります。
エントリーモデルのF2では連続通話可能時間が約8時間、待機可能時間が約700時間に対し、上位モデルのF5では連続通話可能時間が約12時間、待機可能時間が約800時間と、上位モデルのほうが長時間の使用が可能です。
LEXIN
LEXIN(レシン)は、「リーズナブルな価格で信頼される商品を届ける」という理念のもと製造されるアメリカのインカムです。
もともとは大手メーカーのOEMとしてインカムの製造を行っていましたが、2010年頃よりbluetoothを搭載した自社オリジナルインカムの販売を開始し、耐久性が高いコストパフォーマンスの良さに高い人気を得ました。
グローブを装着したままでも操作できるジョグダイヤルをはじめ、前方を照らすユーティリティライトや、簡単に脱着ができるホルダーなど使い勝手の良さもポイントです。
【モデル別解説】B+COM(ビーコム)の特徴は?
インカムで常に高い人気のB+COMですが、どんなヘルメットにもマッチするシンプルなデザインで耐久性がある高品質、日本製であるということが特徴です。
バイクのインカムでシェアNo.1を獲得し、ユーザーが多いこともB+COM特徴と言えるでしょう。
そんなB+COMのバイク用インカムのラインアップを、モデル別にご紹介していきます。
B+COM(ビーコム)SB6X
B+COM(ビーコム)SB6Xは、チップが2つ(デュアルチップ)搭載された多機能なハイエンドモデルのインカムです。
最大通話可能人数が6人で、デュアルチップによって音楽を流しながら通話ができる「聴きトーク機能」など、マルチタスクに対応しています。
基本的にチップ1つに対し1つのデバイスしか接続できないため、チップの数がそのまま同時に行える機能の数となり、音楽を聴きながら通話も同時に行いたいという方におすすめのインカムです。
カラーは定番のブラックやホワイトのほか、レッド、ブルー、グリーンのほかにトリコロール、カモフラージュとオプションカバーも充実のラインアップになっています。
B+COM(ビーコム)ONE
B+COM(ビーコム)ONEはONEの名前が示すように、1つのチップが搭載されたモデルで、ソロツーリング派や通勤時など日常生活に適したモデルです。
音楽を聴きながら通話ができるマルチタスクなSB6Xに対し、ONEはその時々に応じて音楽を聴く、通話をするなど1つの機能だけ使えれば十分という方向けで、SB6Xに比べお求めやすい価格となっています。
SB6Xに搭載され、簡単操作でグループ通話ができる「B+LINK」も搭載されており、手軽にインカムを使ってみたい方にもおすすめです。
B+COM(ビーコム)SB5X
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_legacy/
SB5Xは2015年6月発売されたSB6Xの先代モデルで、SB6Xの登場に伴って生産終了となりました。
B+COMで初めてデュアルチップが搭載されたモデルで、音楽やナビを聴きながら通話ができる「聴きトーク」を実現し、その機能がSB6Xに引き継がれています。
B+COM(ビーコム)SB4X
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_legacy/
SB4Xは2013年3月発売されたモデルで、2015年6月発売されたSB5Xの先代モデルにあたります。
「バイク用インカムといえばB+COM」というイメージを定着させたモデルで、操作性の向上に加え、送受信可能な電波の飛距離、耐久性をそれまでのモデルより3倍も飛躍的に向上させたモデルです。
買うならどのモデルがおすすめ?
B+COMのインカムを買うなら、おすすめはやはりSB6Xです。
デュアルチップ内蔵により、音楽を聴きながら通話ができたり、ナビと音楽プレイヤーを同時に使えたりと、2つの機能を同時に使える利便性の高さがおすすめの理由になります。
各種設定の変更や、接続状況の確認をスマホ上でできるアプリ「B+COMUモバイルAPP」にも対応しているので、(ONEは未対応:2021年10月現在)ONEに比べより使い勝手も良いです。
B+COM(ビーコム)の取り付け方
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_helmet/one-arai_rapideneo-howto/
B+COMの取り付け方の大まかな流れは
- ベースプレートとスピーカーの取り付け
- 配線の処理
- マイクの取り付け
- 本体ユニットの取り付け
- 最終チェック
となります。
1.ベースプレートとスピーカーの取り付け
「ベース用面ファスナー」をヘルメットに取り付け、「ベースプレート」を取り付けます。
ヘルメットのシステムパッドを取り外した後、パッドカバーを外してスピーカーを取り付けます。
スピーカーの中心が耳穴の中心に来るように位置を調整し、システムパッドを戻します。
2.配線の処理
ヘルメット後方にあるホックを2箇所取り外し、配線をヘルメットの帽体と内装の隙間に通し、ホックを元に戻します。
3.マイクの取り付け
マイクを取り付ける位置にマイクスポンジを貼り付け、内装内側にある爪を避けるように配線しながら、システムパッドを取り付けます。
システムパッドを元に戻し、「ワイヤーマイク」を取り付けます。
4.本体ユニットの取り付け
「本体ユニット」をベースプレートに取り付け、マイク、スピーカーから伸びる配線を本体ユニットに接続し、取り付け作業は終了です。
しっかり配線が隠れているか、接続不良がないか最終チェックを行います。
B+COM(ビーコム)とスマホの連動方法
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B+COMとスマホを連動するには、最初にペアリング登録(初期登録)を行う必要があります。
電源がOFFの状態で「デバイスボタン」を押したまま、上へ4秒間回し続けます。
(この時LEDが青色点灯しても、そのまま操作を続けてください。)
LEDが赤・青と交互点滅したら、スマホのBluetooth機能をONにしてB+COMを選択、B+COMのLEDが青色点滅したらペアリング完了です。
B+COM(ビーコム)次期モデルSB7Xはいつ出る?
出典元:https://sygnhouse.jp/products/bcom/bcom_legacy/
(画像は2021年3月発売の最新モデル:ONE RubyRed)
2021年10月現在、現行モデルはSB6Xでモデルチェンジごとに番号が1つ増えていくので、次期モデルはSB7Xとなるでしょう。
次期モデルとなるであろう、SB7Xの発売はいつごろになるのでしょうか?
ネットで情報を調べてみましたが、現時点では情報は出ていないようです。
先代モデルが登場した間隔を見てみると、先代のSB5Xの発売が2015年6月、SB4Xの発売が2013年3月と、これまでは約2年の期間で新しいモデルが登場してきました。
現行モデルであるSB6Xの発売が2017年8月発売とすでに発売より4年以上経過しているので、いつSB7Xが発売されてもおかしくないと言えそうです。
まとめ
出典元:https://pixabay.com/ja/photos/af-4227900/
バイク用インカムについて、主なメーカーの紹介や国内シェアNo.1のB+COM(ビーコム)モデルについてご紹介してきました。
B+COMは日本製らしく耐久性が高く、シンプルでどんなヘルメットにもマッチしたやすいデザインになっています。
グローブをしたままでも操作がしやすく、操作するボタンも必要最低限なので、インカム初心者にもおすすめのインカムです。
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