【アンケート結果】バイク漫画おすすめ人気ランキング!昭和から最新漫画まで新旧名作まとめ
昔と今のバイク漫画はどう変わってきている?
バイク漫画も時代を反映しており、80年代から90年代のレーサーレプリカブーム時代にはサーキットや峠道などのワインディングロードを走る描写の漫画もありました。
2000年代に入ると、ゴリゴリのレースシーンや峠を攻める描写の漫画もほとんどなくなり、生活の一部としてバイクが登場するなどライフスタイルの一面としてバイクが描かれていることも多くなっています。
現在においてレースシーンを描いた漫画では、世界最高峰バイクレースであるMotoGPで史上最年少の世界チャンピオンを目指す主人公・宇野突風を描いている「トップウGP」が人気です。
他にもバイク便の主人公を描いた「ジャジャ」や、女子高校生がとあることをきっかけにバイクに目覚め、免許取得からバイク乗りを目指していく「ばくおん!!」など、多彩なシーンを描いたバイク漫画も多く揃っています。
時代の背景を取り入れつつバイクが描写されているので、その時代時代の風景やバイクの置かれた環境を、漫画を通すことで知ることができるでしょう。
バイク漫画の魅力について
バイク漫画の魅力は、レース活動から高校生でこれから免許取得から始める、暴走族としての活動などバイクに関わるあらゆるシーンが揃っているので、主人公がバイクを通して体験していることを追体験することができます。
特にレースを題材にした漫画では、エンジン音や風切り音など実際に耳にしているかのような躍動感あふれるバイク描写も味わえますので、臨場感あふれる雰囲気も楽しめるでしょう。
実際に昭和~最新の「バイク漫画」好き50人にアンケートしてみました
アンケート回答者について
・性別について教えてください
(有効回答数:50名)
男性 | 41名 |
女性 | 9名 |
・年代について教えてください
(有効回答数:50名)
20代 | 4名 |
30代 | 17名 |
40代 | 11名 |
50代 | 17名 |
60代 | 1名 |
<h3>実際にバイク漫画好きでバイク乗りの方は約7割</h3>
・今まであなた自身がバイク乗っている(乗っていた)経験はありますか?
(有効回答数:50名)
ある | 34名(68%) |
ない | 16名(32%) |
一番人気のジャンルは「主役が不良・暴走族のバイク漫画」
・どのジャンルのバイク漫画が好きですか?
(有効回答数:70票)
定番バイク漫画 | 18票(26%) |
本格バイク漫画 | 18票(26%) |
主役が不良・暴走族のバイク漫画 | 21票(30%) |
日常系バイク漫画 | 13票(19%) |
実際にみんながおすすめするバイク漫画を聞いてみました!
・おすすめのバイク漫画を教えてください
(有効回答数:130票)
1位:バリバリ伝説 | 21票 |
2位:湘南暴走族 | 20票 |
3位:疾風伝説 特攻の拓 | 14票 |
4位:750ライダー | 11票 |
4位:東京卍リベンジャーズ | 11票 |
6位:ホットロード | 10票 |
7位:ばくおん!! | 9票 |
8位:ふたり鷹 | 6票 |
9位:キリン | 5票 |
9位:あいつとララバイ | 5票 |
11位:BAD BOYS グレアー | 4票 |
11位:荒くれKNIGHT | 4票 |
13位:風を抜け! | 1票 |
13位:左のオクロック | 1票 |
13位:どこまで行けるかな? | 1票 |
13位:グッバイエバーグリーン | 1票 |
13位:トップウGP | 1票 |
13位:永遠の詩 | 1票 |
19位:TWIN | 0票 |
19位:日本をゆっくり走ってみたよ | 0票 |
19位:ジャジャ | 0票 |
19位:凸凹 DEKOBOKO | 0票 |
19位:すく~~~と! | 0票 |
その他 | 4票 |
【合計130票】バイク漫画おすすめ人気ランキング!
前述のアンケート結果から、バイクに乗っているかのような追体験や、擬音などを用いたリアルなバイク描写が楽しめるおすすめのバイク漫画をランキング形式でご紹介します。
昭和時代から現在の令和時代まで、幅広い時代の中からご紹介していますので、古き時代の漫画なら当時の描写に懐かしさを覚えたり、時代背景を知ったりすることにもつながるでしょう。
電子書籍化されている漫画も多くありますので、気になった漫画を見つけたなら手にとって読んでみてください。
1位:バリバリ伝説(21票)
バリバリ伝説は週刊少年マガジンで1983年から1991年まで連載され、単行本全38巻、ワイド版全20巻もの大作となったロードレースを中心に描かれた漫画です。
北稜高校の転校生・巨摩 郡(こま ぐん)は、ワインディングロードを誰よりも速く駆け抜けることばかり考えているバイク乗り。
アマチュアのバイクレースデビューから世界チャンピオンを目指していく物語となっていますが、バイクを通じて様々な人物との出会いや別れが描かれています。
絡まれていた同じ学校の伊藤 歩惟(いとう あい)を不良から救うものの、思ってもいない方向に事態が進んでいくなど、バイク以外にも学園生活や青春ストーリーも散りばめられていて読みやすいです。
作者は大人気を博した4輪の漫画「頭文字D」のしげの秀一氏で、累計発行部数が2,600万部を超えるバイク漫画の代名詞とも言われる作品になっています。
2位:湘南暴走族(20票)
湘南暴走族は湘爆(しょうばく)の愛称でも呼ばれていた暴走族がテーマのバイク漫画で、1982年から1987年までの間連載されていました。
神奈川県の湘南海岸をテリトリーとする暴走族、「湘南爆走族」を中心とした人間関係や出来事が描かれており、友情や恋愛、抗争などが描かれていますが、ギャグの要素も多く読みやすい漫画です。
湘爆は2代目リーダーの江口 洋助(えぐち ようすけ)をはじめ5人のメンバーで構成され、メンバーのそれぞれをクローズアップする形でストーリーが表現されていたり、短編で構成されている物語が多くあったりと、特徴的な構成になっています。
1986年にはOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も販売され、12,800円という高額設定ながら25,000本が売れるなど当時の人気の高さが伺える漫画です。
3位:疾風伝説 特攻の拓(14票)
疾風伝説 特攻の拓(ぶっこみのたく)は、佐木飛朗斗(原作)、所十三(作画)により「週刊少年マガジン」で1991年から1997年まで連載されました。
いじめられっ子だった主人公・浅川 拓(あさかわ たく)でしたが、めっぽう喧嘩の強い転校生・鳴神 秀人(なるかみ ひでと)の強さに憧れた拓は、ツッパリデビューを果たすことになります。
拓にしつこく一方的に付きまとわれていた鳴神でしたが、横浜に拠点を置く武闘派チーム「九尾の猫」との騒動を経ることで拓との信頼関係が生まれ、拓が乱校へ転校する際には喧嘩のバイブル「秀人メモ」まで手渡す関係(マブダチ)となっていました。
腕っぷしが弱く単車の扱いも稚拙な拓でしたが、時にハッタリを駆使しながら何度も訪れるピンチを切り抜けていったり、単車も人並み以上に乗りこなせるようになったりと、予想のつかない方向に物語が展開していきます。
4位:750ライダー(11票)
750ライダーは週刊少年チャンピオンで、1975年から1685年まで10年もの間連載された作品で、バイクを愛する高校生の早川 光(はやかわ ひかり)を中心に描いた青春バイク漫画です。
光の通う竜堂学園高校は校則でバイク通学が禁止されているものの、バイクに乗ることを何よりも愛していた光は校則お構いなしに愛車ホンダ・ドリームCB750FOUR(通称K2型)に乗って通学をしていました。
ある日学校をサボろうとしていた野崎 順平(のざき じゅんぺい)でしたが、目の前を光のCB750FOURが通りかかることでバイクに興味がわき、高校生の彼らを取り巻くバイクと学校を中心とした青春ストーリーが展開していきます。
4位:東京卍リベンジャーズ(11票)
東京卍リベンジャーズは、主人公・花垣 武道(はながき たけみち)が抗争に巻き込まれて命を落とした中学時代の恋人・橘 日向(たちばな ひなた)を救うため、ひょんなことから得たタイムリープの能力を駆使して時代を行き来しながら現実を変えていく物語です。
レンタルショップで6歳年下の店長にこき使われるフリーターの武道でしたが、先の見えない毎日に辟易としていました。
どん底の人生を歩んでいた武道、ある日駅のホームで電車を待っているところ、何者かに後ろから線路上に突き落とされてしまいましたが、ホームに入ってくる電車と接触する直前に過去へとタイムリープします。
タイムリープした先は自分の絶頂期だった中学時代で、日向を救うべく運命を変える行動を起こしていきますが、その過程で出会っていくのが東京卍會という暴走族でした。
1つ運命を変えると別の運命が変わる…。複雑に変化する現実に時に絶望しながら、それでも前向きに生きようとする武道の生き様に注目です。
6位:ホットロード(10票)
母親と2人で暮らす14歳の少女、宮市 和希(みやいち かずき)は退屈な毎日を過ごしていましたが、友人を介して暴走族のリーダーである春山(ハルヤマ)と出会い、暴走族の世界に親和性を感じ打ち解けていくストーリーです。
宮市 和希とハルヤマはやがて互いに恋心を抱くようになり、これまで退屈だった生活に充足感を得られるようになっていきますが、ある時ハルヤマの暴走族と他のチームとの間に激しい抗争が勃発、ささやかな幸せを感じていた日々が大きく変わっていきます。
ホットロードの原作者は紡木たくで、別冊マーガレットにて1986年1月号から1987年5月号まで連載されており、単行本は全4巻で700万部もの売上を誇りました。
2014年には女優・能年玲奈さんを主役として実写化され、特に10代から20代を中心に絶大な人気がある漫画です。
7位:ばくおん!!(9票)
「ばくおん!!」は、坂の上にある女子高校に通う佐倉 羽音(さくら はね)がバイクに出会うことで、平凡だった生活が驚きと喜びの連続の毎日へと変わっていく物語です。
羽音が自転車で学校に向かう途中の坂道に苦戦しているところ、バイクに乗って楽々坂道を駆け上がる女子高生を見かけたことからバイクに興味がわき、バイク部に入部して二輪免許取得から挑戦していきます。
男女問わず支持され続け、バイクメーカーや警視庁とのコラボレーションもある話題性の高い漫画です。
8位:ふたり鷹(6票)
「ふたり鷹」は1981年から1985年にかけて連載されました。
ストリートライダーとしてワインディングロードを駆ける沢渡 鷹(さわたり たか)と、レーサーとしてサーキットを走行する東条 鷹(とうじょう たか)の2人の「鷹」を中心に描いた漫画です。
同じ日に同じ病院で生まれた2人は、最初はストリートとレースの世界でそれぞれ違う道を歩んでいましたが、やがて共にレースの世界でライバル同士となり、耐久レースの世界チャンピオンを目指していきます。
実際のバイクのみならず、前後両輪駆動のバイクなど創作モデルも多く登場しますが、細部まで具体的な描写がされているので現実味があるように感じるのではないでしょうか。
世界チャンピオンを目指すだけでなく、2人の出生の秘密が明かされていくなどバイク以外のストーリーにも注目です。
9位:キリン(5票)
キリンは最高速を求める男たちのストーリーが描かれた漫画で、1987年から2010年まで掲載誌を変えながら約23年も連載が続いた、ロングセラーバイク漫画です。
ストーリーはスズキ GSX1100S「カタナ」とポルシェ911カレラとの公道バトルを描いた「POINT OF NO RETURN!」編、バイクチームの活動を描いた「The Horizontal Grays」編など4部構成になっています。
一緒に走っているかのようなバイクの擬音表現が巧みで、特に「POINT OF NO RETURN!」編のポルシェとキリンとのバトルでは、スピード感あふれる展開の速いシーンが印象的です。
単行本は全39巻、フルカラー版も3巻発刊されており、2012年には「POINT OF NO RETURN!」編を元にした実写映画化もされました。
9位:あいつとララバイ(5票)
あいつとララバイは、週刊少年マガジンで1981年から1989年まで連載され、バイク青春漫画の代名詞とも言われるほどの人気を博した漫画です。
休学中の高校生・菱木 研二(ひしき けんじ)が愛車カワサキ750RS(ZII)に乗って仕事に向かおうとしていた時、突然タンデムシートに見知らぬ少女・佐藤 友美(さとう ともみ)が乗り、成田空港まで乗せていくことに。
自己紹介もすることなく分かれることとなった不思議な出会いでしたが、研二が高校に復学すると隣の席には友美がおり、少しずつ親密な関係になっていきます。
暴走族などとの抗争に巻き込まれたり、走り屋とのバトルになったりと、研二を取り巻く環境は必ずしも良いとは言えませんでしたが、バイクを通じて様々な人との繋がりが生まれ新しい道が開けていくなど、記憶に残るストーリー展開が魅力の作品です。
11位:BAD BOYS グレアー(4票)
BAD BOYS グレアーは広島を舞台にした暴走族を中心に描いた漫画で、広島統一を果たした伝説の暴走族・廣島連合(ひろしまれんごう)について描かれた「BAD BOYSの続編」にあたります。
かつて廣島連合が広島を統一しましたが、統一から18年も経つと広島は再び複数のチームが覇権を争う群雄割拠の時代になっていました。
そんな中、圧倒的な喧嘩の強さを誇る大友 勝将(おおとも かっしょう)が現れ、喧嘩の強さとカリスマ性の高さから彼の元に多くの少年が集い、新・廣島連合を名乗って再び広島の統一を目指していくストーリーです。
BAD BOYSの続編ではありますが、前作とは異なる勢力図や登場人物なので前作を知らなくても楽しめるようになっています。
11位:荒くれKNIGHT(4票)
荒くれKNIGHTは、1995年から2005年まで「ヤングキング」(少年画報社刊)で連載された、神奈川県の湘南を中心とした舞台として活動する不良バイクチーム「輪蛇(リンダ)」を中心に描かれている漫画です。
輪蛇やリーダーの善波 七五十(ぜんば ないと)に強く憧れる高校2年生の主人公・春間 勇樹(はるま ゆうき)が、家族のコネでリンダに入るところから物語が展開、彼と輪蛇を取り巻く青春のストーリーが描かれています。
作中に登場するチーム「虎武羅-COBRA-」の過去を描く「荒くれKNIGHT 黒い残響 完結編」がヤングチャンピオンで連載、さらに続編の「荒くれKNIGHT リメンバー・トゥモロー」が2018年よりヤングチャンピオンで連載されており、2007年には主演に城田優さんを迎えて映画化もされました。
13位:風を抜け!(1票)
風を抜け!はモトクロスに強い憧れを抱いた中学生の一文字 慧(いちもんじ けい)が、モトクロスに青春を捧げるバイク漫画です。
週刊少年サンデーで1986年から1988年まで連載されていました。
幼い頃にモトクロスに目覚めた慧は中学生の頃から草レースに出場し、日々往復10㎞の道をモトクロスを押しながら走ってトレーニングをするなど、レースで勝つために多くの時間を捧げており、その努力もあって能力が高まっていきます。
レースで数々の実績を残しスーパークロスへの出場権にようやく辿り着いくものの、無理がたかって体が限界に達したり、大切な人との別れがあったりと波乱の日々です。
苦難困難が訪れるものの、それでも目標である世界最速選手の制覇に向け、諦めずに歩み続けようとする慧の姿勢に勇気づけられる方も多いのではないでしょうか。
13位:左のオクロック(1票)
左のオクロックは、1988年に連載されていた、成績優秀な高校生・篠崎 由宇(しのざき ゆう)が決まりきった人生に疑問を持ち、バイクに乗って自分探しの一人旅に出かけるバイク漫画です。
旅先で出会う人達とのドラマや帰りを待ち続けてくれる人の思いや情なども描写され、思いつきで買い与えられたヤマハのセロー225に乗って巡る旅を通じ、成長していく様がうまく表現されています。
内容はバイク初心者向けのツーリングドラマで、父親が弁護士の影響もあり警察の隠語や法律に詳しい一面もあり、大人の嘘や矛盾を見抜くのも得意です。
作者は「ふたり鷹」や「エリア88」でも有名な新谷 かおる氏で、バイク漫画の「ふたり鷹」がレースをメインに描いているのに対し、左のオクロックでは初心者向けのツーリングをメインテーマとしているなど、趣向性の違う漫画になっています。
13位:どこまで行けるかな?(1票)
漫画家の藤末さくら氏が、バイクの中型免許の取得からツーリングに行くまでの記録を残したバイク漫画が「どこまで行けるかな?」です。
漫画家で二児の母、1日に歩く歩数は240歩と体力には全く自信がなく、身長が150cmの小柄な30代女性・藤末さくら氏が苦労しながらも中型免許取得に向け挑戦する様子がうまく描写されています。
小柄であるため過去にバイク免許を断念しましたが、小柄でも乗れるバイクがあることを知り再びバイク免許取得に挑戦しようと決意するところからスタートです。
仕事や家事、育児の合間に教習所に通い、転倒や試験不合格などで諦めようと思いますが、何とか挑戦を続けていく中で少しずつ上達していく様子が描かれ、これから免許取得を考えている方には特に勇気を与えてくれるでしょう。
13位:グッバイエバーグリーン(1票)
祖父が残した古いYAMAHAのバイクに乗りたいという思いから、バイク免許に挑戦する女子高校生の翼。
柔道をする活発な女子・翼は祖父が亡くなったことで、祖父が経営していた工房を引き継ぐこととなりますが、工房から祖父が大切に保管していた1959年製の古いYAMAHAのバイクが見つかります。
エンジンのかけ方すら分かりませんでしたが、どうしてもそのバイクに乗りたいという思いから、バイクショップに整備を依頼するものの「お前には無理だ、レトロな雰囲気のある現代のバイクに乗れ」と門前払い。
それでも諦めずショップに通う中で、免許の取得やエンジンのかけ方を教えてもらうなど一つずつバイクに乗るためのステップを上がっていきます。
大切な家族との別れを経験し、数々の困難に遭遇しながらも前向きに進もうとする翼の姿勢に元気を貰える、そんなバイク漫画です。
13位:トップウGP(1票)
バイクレースの最高峰であるMotoGPにおいて、史上最年少勝利記録に王手となった18歳の宇野 突風(うの とっぷう)が過酷なレースに挑んでいく物語です。
突風がバイクに興味を持ち始めたのは7年前、憧れのお姉さんで女性ライダーの新井 真音(あらい まいん)のレースを眺めていましたが、突風の父・鉄平と真音からバイクに乗ることを勧められます。
バイクに乗り出すとすぐさま才能が現れ始め、見よう見まねでどんどんスキルを身に着けていく高い観察力と、身軽さが武器となってどんどんライディングが上達し、バイクレースでも好成績を残すようになっていきますが…。
トップウGPはレースの過酷さや疾走感のある走行シーンがうまく描写された、レースシーンを追体験できる漫画です。
13位:永遠の詩(1票)
永遠の詩(とわのうた)は、消えたはずの伝説的暴走族「第一期(豸へんに暴)バク慎」を復活させ、再び動き出していこうと意気込んで活動していく高校生を中心とした物語です。
バク慎が消滅したことで県下最強となっていた暴走族「壟呪巫慧髏(ル・シュ・フェル)」が、ある日突如解散を宣言したことにより、横浜で再び覇権争いの抗争が勃発しようとしていました。
そんな最中、愛慎高校(あいしんこうこう)の生徒で構成されていたチーム・流動邂(るどう かい)のメンバーが、伝説のチームとなっているバク慎を復活させようと活動を始めますが…。
力を求めて抗争を続ける暴走族の中にいて、1人だけ走りにしか興味のない神咲 永遠(かんざき とわ)でしたが、走りで次々と相手を打ち破っていくバイクを操る技巧と天性の人望から、徐々に暴走族メンバーを惹きつけていきます。
19位:TWIN(0票)
誰にも望まずに生まれてきたという思いが破滅願望となり、投げやりに生きていた主人公ヒョオが、響(ひびき)と出会うことでバイクを知り、やがてサーキット走行をしていくようになる物語です。
破滅の方へ進もうとするヒョオを見た響は「1人では立っていることもままならず、誰かが乗っていなければ転んでばかりでまともに走ることができないバイクと同じ」などとヒョオをバイクと重ねるなど、印象的なセリフも多く登場します。
レースでは好成績を得て順調に進んでいきますが、あるきっかけで薬物中毒に陥ってしまい、体がボロボロになっていくなど波乱の日々に。
それでもレースに挑戦していこうという強い意思があり、これまで行方不明だった父親が応援に駆けつけてくれるなど、苦難の中でもがきながらも希望をつかんでいく人間ドラマです。
19位:日本をゆっくり走ってみたよ(0票)
日々締め切りに追われる漫画家・吉本 浩二氏がひょんなことから引っ越しした知人を訪ね、そのまま日本一周に出かけるバイク漫画です。
漫画家の吉本氏は振り返れば7年もの間、ただ目の前の締め切りをこなすだけの生活になっていたことに気づき、家族はおろか彼女すらいない現状に辟易し、宇都宮に引っ越した憧れの書店員・Eさんに会いに行く決意をします。
Eさんに会いに行った後、Eさんにふさわしい男となれるようそのまま日本一周をすることに決めた吉本氏、バイクと共に日本を巡る旅の様子が楽しめる漫画です。
「日本一周して強い男になって、彼女に告白する!」と誓い旅に出ますが、すべて実話の旅日記でもあります。
19位:ジャジャ(0票)
ジャジャ(JyaJya)は、バイク店の2階に住む19歳のバイク便ライダー・宮城 進武(みやぎ すすむ)を取り巻くバイクと人間模様を描いた漫画です。
1階のバイク店「GOBLIN」は、女性店主兼大家の滝沢 レナが経営するイタリアンバイクの旧車を販売するバイク店で歴史的な名車も数多くありましたが、滝沢のバイクに対する愛情が強く、販売するに値しないと判断した相手にはお金をどれだけ積まれても売らない姿勢でした。
最初は宮城に対し年下としか思っていなかった滝沢でしたが、出ていかれたら困ると思い「メチャ高いバイクを売りつけて借金で縛るか…」など考えるようになり、やがて宮城への好意があることに気づきますが…。
ジャジャは月刊サンデージェネックスにて2000年10月号より連載中(2021年10月現在)です。
19位:凸凹 DEKOBOKO(0票)
子どもの頃からオフロードバイクに乗る、中学1年生の三原 勇希(みはら ゆうき)が父の転勤で引っ越すことが決まり、引っ越し前に地元で最後となるレースに臨んでいきます。
勇希は幼馴染みでオフロードのライバルでもある伊藤 清志(いとう きよし)に恋心を抱いており、レースに勝ったら告白するという決意を胸にレースに挑みますが、その結末は…。
清志とは共に腕を磨いてきた間柄でしたが、引っ越しを機に離れ離れとなってしまうため、2人の間柄を進展させたいという思いから「レースで勝ったら告白をする」と決意をするなど、オフロードの試合展開と勇希の思いが描かれた青春バイク漫画になっています。
19位:すく~~~と!(0票)
「すく~~~と!」は、ヤマハのシグナスに乗る女子大生・松戸 美弥子(トミィ)のほのぼのとするような日常を描いたバイク漫画です。
メカ的なことや速く走ることを求めるのではなく、日常生活の一部としてスクーターが登場するので、より多くの方から共感を得やすいのではないでしょうか。
免許の取得に挑戦する場面から描かれており、これからバイク免許を取ろうと考えている方の参考になったり、すでにバイクに乗っている方は思わずうなずいてしまうような場面も出てきます。
女性ライダーを増やしたい意図もあるようで、ヤマハのサポートもあることからヤマハのバイクがより多く登場するので、女性ライダーやヤマハのファンには特にオススメの漫画です。
あなたの「一番」のおすすめバイク漫画とその漫画にまつわるエピソードを教えてください
「バリバリ伝説」。自分が出会ったのは連載が終了した後ですが、まだ峠での公道レースが盛んだった頃、そしてWGPが流行しレーサーレプリカが市販されるようになった時代が反映されており、バイクにとって古き良き時代であったことを感じさせられました。とにかくレース描写が熱く、引き込まれます。
自分もそれに影響されて免許を取ってすぐ、レーサーレプリカを買いました。
(30代男性)
高校時代からバイクに憧れ、兄の影響で750ライダーを呼んだが自分的にはあまりハマりませんでした。その後バリバリ伝説に大ハマり。全巻購入しましたが、自身で全巻購入した漫画は後にも先にもバリバリ伝説1作品だけです。時代は空前のバイクブームで自身も免許を取りバイクを購入しましたが、本来旧車好きであったにもかかわらずバリバリ伝説の影響でレーサーレプリカを購入して、大垂水峠に行ったのを覚えています。今思えば無謀でした。その後も箱根の峠に行ってバリバリ伝説かぶれの走りをしてバイクを谷底に落としそうになったこともありました。今ではとんでもないことですが、悪いこととはいえそれが出来た時代が懐かしいです。
(50代男性)
やはり世代を越えて楽しめるバリバリ伝説ですね、走り屋の高校生が最高峰レーサーになるまでのストーリーですが、憧れてバイクに乗り出した方多いと思います。私もその1人ですね、息子がいるのですがもう少し大きくなったら読ませてバイク乗りにしようかと企み中でも有ります。
(30代男性)
高校生の頃に読んだ荒くれKNIGHTの主人公に憧れて、アクセサリーは全てクロムハーツを着用するようになりました。
(30代男性)
バリバリ伝説。高校生達が峠を攻める硬派なバイク漫画で、途中からサーキットも走るようになり、読んでいる自分もサーキットを走るようになった。
(30代女性)
ふたり鷹。漫画にはまりすぎて18歳でバイクの免許を取り、主人公「沢渡鷹」と同じメーカー、カワサキのバイクとアライのヘルメットを買いました。
(50代女性)
疾風伝説 特攻の拓。弱虫でいじめられっ子の拓が、偶然と運を味方につけて、どんどん成長していき、友達を深く想う心で抗争もおさめてみんなをまとめていく姿をみるのが面白くもあり感動します。人生って度胸が必要だと思いました。
(40代女性)
ばくおん!!はどちらかと言えばオヤジ目線な作り方とストーリーで、時々昔のバイクについて語るシーンなどはバイク好きオヤジそのもので好感が持てます。
(50代男性)
昭和の「750ライダー」に小学生の頃はまりました。これだけは人に貸さず、今でも実家に置いてあります。
つなぎで高校に通学する主人公と、クラスの委員長、そしてバイク通学に反対する教師。
初めはガチガチの硬派な感じでしたが、途中から先生が軟化し、それと前後して恋愛がらみとなってしまいましたが、短編集のようなエピソードの連続が好きでした。
バイクに乗っている感がリアルで、家に居ながらツーリングをしているような感覚を味わえました。
(50代女性)
東京卍リベンジャーズが一番おすすめです。小学生の頃から仲良しの友人とチームを作って仲良く走るの最高だと思います。暴走族と言えば聞こえは悪いですが、当事者は当時の事は大切な思い出になります。最高な思い出だと思います。
(30代男性)
バリバリ伝説。自分がバリバリ伝説にハマったのは、スーパーB級として国内レースで活躍し始めた頃です。
プライベートのマシンでワークスマシンを駆るランク上位者をぶち抜く所が爽快で大好きです。
この傾向は世界戦でも続き、終盤のハイパワーマシンを手に入れた時のあばれっぷりは最高におすすめ。
(40代男性)
「疾風伝説 特攻の拓」。ハマったキッカケは、この作品が週刊少年マガジンに連載されていたとき、別の漫画作品を読むのが目的でマガジンを購読するようになったからです。それまでは興味のなかったジャンル『主役が不良・暴走族のバイク漫画』であるこの作品も、マガジンに掲載されていたので読むようになったのですが、主人公拓の「いわゆるヤンキー漫画の主人公っぽくない、大人しめな性格と見た目」とバイク描写、独特な擬音とワキをかためる個性的なキャラクターとセリフの数々に圧倒され、本当のバイクはいまだに乗ったことはないのですが、漫画作品としてとても楽しみました。その後、バイクシーンが多い某アニメにハマるのですが、「特攻の拓」を愛読していたおかげで実際にはバイクに乗ったことのない自分でもバイクに関する用語等すんなり頭に入ってきました。
(40代女性)
まとめ
バイク漫画にはレースシーンの漫画のみならず、生活の一部としてバイクが描かれている作品や、人生の意味をバイクというパートナーと共に見出す旅にでる作品など、バイクに関わる様々なものがあります。
若者のエネルギー発散先としての暴走族やレース活動、これからバイクに乗ろうと考えている主人公が免許取得から挑戦していくなど、あらゆるバイクに関わる生活が揃っていますので、自分と重なる漫画もあるのではないでしょうか。
今回ご紹介した漫画の中で気になる作品が見つかったら、ぜひ手に取って読んでみてください。
バイクに対する新しい発見に出会えるかもしれません。
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