TVアニメばくおん!!に登場するバイク車種をメーカー別・キャラに紹介!

TVアニメばくおん!!に登場するバイク車種をメーカー別・キャラに紹介!

TVアニメ「ばくおん!!」について

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TVアニメ「ばくおん!!」は、2016年4月~6月まで放送された、バイク乗りの女子高生を中心に描かれたアニメです。

原作となる漫画は、2011年より秋田書店が発刊する「月刊ヤングチャンピオン烈」にて連載開始、2022年5月現在も連載は続いています。

単行本は15巻まで発刊され(2022年5月現在)、スピンオフ作品として「〜天野恩紗のニコイチ繁盛記〜」や「~鈴乃木 凜の野望~」、「台湾編」がある人気作品です。

また、アニメ化に際しては、国内4バイクメーカーやイタリアのDUCATI、国内外のヘルメットメーカーなどバイク関連企業からの協賛も多く、話題にもなりました。

ばくおん!!のあらすじ

物語は、丘乃上(おかのうえ)女子高等学校に入学した佐倉 羽音(さくら はね)が、バイクに乗って颯爽と眼の前を走り抜ける、同級生の天野 恩紗(あまの おんさ)と出会うことから始まります。

羽音は自分もバイクに乗りたいと、恩紗と共にバイク部に入部しますが、羽音は「免許って何?」と、運転免許の存在すら知らない始末…。

そんな羽音がバイクの魅力に取りつかれ、免許の取得を目指して教習所に通い出し、放課後や休日には仲間とのバイクライフが始まります。

ばくおん!!は数多くの実車バイクが登場するのも魅力の一つですが、作中ではどのようなバイクが登場しているのでしょうか。

ばくおん!!に登場するバイク車種をメーカー別に紹介

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ばくおん!!の作中には、国内4メーカーを中心に、輸入車ではDUCATIなど数多くのバイクが登場します。

こちらでは、「登場人物がどのようなバイクに乗っているのか」に加え、バイクについても解説とスペックをメーカー別に紹介していきますので、チェックしてみてください。

ばくおん!!に登場するバイク車種-ホンダ編-

ばくおん!!に登場するバイク紹介ですが、まずは国産メーカーから紹介していきます。

最初の紹介は、運転免許の存在も知らなかったバイク初心者の主人公、佐倉 羽音が乗る「CB400SF SPEC2」です。

CB400SF SPEC2:佐倉羽音

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ホンダ・CB400SF(スーパーフォア)は、初代モデルの販売開始が1992年4月のロングセラーモデルです。

モデルチェンジや、派生モデルの登場などを繰り返しながら、2022年5月現在も生産販売されていますので新車で買えます。

羽音が乗るCB400SF SPEC2は、1998年にフルモデルチェンジされた2代目(BC-NC39型)の中期モデルに設定されたグレードで、「HYPER VTEC SPEC2」があるのが特徴です。

HYPER VTECは、エンジン回転数に応じてバルブを制御することで、低速域ではトルク感のある走り、中高速域ではスムーズな走りを実現する仕組みになっています。

低速域では必要以上にバルブが動かないため、燃費効率もアップさせてくれるのも特徴の1つです。

中型免許の教習車としても多く採用されているCB400SFですが、教習車は VTECが付いていない教習車専用の仕様となっており、初めてバイクに乗る方でも扱いやすくなっています。

  • エンジン型式:水冷4スト直列4気筒
  • 排気量:399cc
  • エンジン出力:53PS
  • 車重:189Kg
  • 中古車参考価格:55万~90万前後

PCX150:中野千雨

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ツインテールの髪型と、いつも不機嫌そうな表情の中野 千雨(なかの ちさめ)が乗っているのが、ホンダ・PCX150です。

PCX150は、250cc以下の軽二輪に位置するスクータータイプのバイクで、アイドリングストップや、制動時に前後ブレーキを連動させて、より制動力を強化する前後連動ブレーキなどが装備されています。

コンパクトで軽量な車体なので取り回しもしやすく、女性にも優しい軽二輪スクーターですが、2022年5月現在は排気量が増えたPCX160として、新車販売が継続されているモデルです。

  • エンジン型式:水冷4スト単気筒
  • 排気量:156cc
  • エンジン出力:15.8PS
  • 車重:132Kg
  • 中古車参考価格:15万~80万前後

スーパーカブ50:三ノ輪聖

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財閥系企業「三ノ輪グループ」の社長令嬢でメガネが特徴的な、三ノ輪 聖(みのわ ひじり)が乗っているのが、ホンダ・スーパーカブ50です。

スーパーカブ50は、通勤・通学などの日常乗りから、新聞配達などのビジネス用バイクとして多く採用されるなど、幅広いシーンで乗られています。

また、販売開始が1958年と、すでに60年以上もの歴史を持つ超ロングセールモデルで、2017年には世界生産累計1億台を達成した、「世界一の販売台数」を誇るバイクです。

  • エンジン型式:水冷4スト単気筒
  • 排気量:49cc
  • エンジン出力:3.7PS
  • 車重:96Kg
  • 新車販売価格:263,500円

ばくおん!!に登場するバイク車種-ヤマハ編-

続いては、ばくおん!!で登場するヤマハのバイクを紹介していきます。

セロー225W:天野恩紗

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セロー225Wは、佐倉 羽音がバイクに乗るきっかけを与えてくれた、天野 恩紗が乗っているバイクで、ばくおん!!で最初に登場したモデルでもあります。

オフロードタイプのセロー225は、軽量で低めのシート高になっており、取り回しのしやすさから、男女問わず、初心者から上級者まで幅広い層から人気のあるモデルです。

セロー225はリアのブレーキがドラムですが、羽音が乗っているセロー225Wはリアブレーキが油圧ディスク仕様となっています。

2005年のモデルチェンジで排気量が249ccへとアップされ、セロー250と名称が変更、2020年のファイナルエディションを最後に生産終了となりました。

ちなみに恩紗の実家は「ニコイチモータース」というバイク店で、乗っているセロー225Wも2台以上のバイクから1台を作り上げる、「ニコイチ」仕様です。

さらにはナンバーも、「・2-51」とニコイチになっていますので、作中でチェックしてみてください。

  • エンジン型式:空冷4スト単気筒
  • 排気量:223cc
  • エンジン出力:20PS
  • 車重:122Kg
  • 中古車参考価格:19万~52万前後

TZR250 サンマ:天野恩紗

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天野 恩紗はニコイチのセロー225Wの他に、同じヤマハのTZR250 サンマにも乗っています。

TZR250 サンマは、レーサーレプリカタイプの2ストモデルで、排気口のチャンバー出口がタンデムシートの下辺りに配置された、後方排気と呼ばれるモデルです。

サンマは通称で、由来はTZR250 サンマの型式が「3NA」となっていることから、サンマとも呼ばれています。

作中では、文化祭のレース参加にあたり、恩紗がセロー225Wでは他車に不利と考えていたところ、父親が店の奥にしまってあったTZR250 サンマを与えてくれ、恩紗はそのサンマで出場することができました。

  • エンジン型式:水冷2スト2気筒
  • 排気量:249cc
  • エンジン出力:45PS
  • 車重:136Kg(乾燥重量)
  • 中古車参考価格:80万~140万前後

ばくおん!!に登場するバイク車種-スズキ編-

ばくおん!!には、国産4メーカーが登場し、スズキからはカタナやイントルーダークラシックが登場します。

どの人物がスズキに乗っているのか、車種と共に解説です。

GSX400S カタナ:鈴乃木凜

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金髪でツインテールの鈴乃木 凜(すずのき りん)が乗っているのは、スズキ・GSX400S カタナです。

1992年にデビューしたGSX400S カタナは、GSX1100S カタナのデザインを踏襲し、特徴的な外装のデザインは星型キャストホイールに至るまで引き継がれています。

レーサーレプリカのGSX-Rをベースに、低速トルクを増すことで、低速から高回転までスムーズな吹け上がりのエンジンです。

凜のカタナは、免許取得後に父親から譲り受けたメーター巻き戻し、水没車といういわくつき。凜は熱狂的なスズキ信者(鈴菌)でもあるため、スズキアンチの恩紗とよく喧嘩をしています。

  • エンジン型式:水冷4スト並列4気筒
  • 排気量:399cc
  • エンジン出力:
  • 車重:205Kg
  • 中古車参考価格:22万~85万前後

ヨシムラカタナ1135R:鈴乃木凜父

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鈴乃木 凜の父、鈴乃木 刃(すずのき じん)が乗っているのは、GSX1000S カタナのファイナルエディションをベースにした、チューンメーカーが手掛けるコンプリートモデルの「ヨシムラカタナ1135R」です。

エンジンは、ベースのGSX1000 カタナの1074ccから1135ccにまでボアアップされ、ハイコンプピストンやヨシムラ製カムシャフト、ヘッドカバーなど細部まで見直しが図られた結果、出力が150PSにまで引き上げられています。

エンジン以外にも、一旦切断された上で補強されたシートレールや専用の足廻りなど、車体全体にヨシムラのノウハウが惜しみなく投入されました。

凜の父はヨシムラ カタナ1135Rを手に入れようとしていましたが、入手には作文で熱意のほどを伝えなくてはなりません。

しかし、父は凜が幼い頃に事故を起こしてしまい、ヨシムラカタナ1135Rの入手を諦めかけました。

そんな父を見ていた凜が、「何としても父にヨシムラカタナ1135Rを乗せてあげたい!」という強い思いから、父に代わって作文を書き、無事手に入れることができました。

  • エンジン型式:油冷4スト直列4気筒
  • 排気量:1,135cc
  • エンジン出力:150PS
  • 車重: 198kg(乾燥重量)
  • 新車販売価格:359万円(限定 5台)

イントルーダークラシック:神様(ジーザス)

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北海道ツーリングに向かう途中で、ガス欠で押していた人物が神様(ジーザス)です。

羽音からガソリンを分けてもらったお礼に、スズキの湯呑み(聖杯)やワープの術を授けた謎の人物でもあります。

そんな神様が乗っているのが、2001年にデビューしたクルーザースタイルのアメリカン「イントルーダークラシック」で、羽音からはハーレーと言われていました。

大きめな前後フェンダーとクロームメッキのパーツが目立つ外観で、鋲(びょう)付きのシートが車名にもあるクラシックさを演出しています。

  • エンジン型式:水冷2ストV型2気筒
  • 排気量:399cc
  • エンジン出力:33PS
  • 車重:275Kg
  • 中古車参考価格:25万~90万前後

ばくおん!!に登場するバイク車種-カワサキ編-

続いては、ばくおん!!に登場するカワサキ車の紹介です。

ZX-12R:来夢先輩

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カワサキは、20年以上も留学経験があり、バイク部長でもある謎に包まれた人物・来夢(らいむ)先輩が懇意にしているメーカーです。

最初に来夢先輩の愛車として登場したのが、ライムグリーンカラーのZX-12Rでした。

ZX-12Rは、最高速で世界一となっていたスズキ・隼への対抗モデルとして開発され、300Km/hを維持して走れるよう、空力設定などが施されています。

羽音のバイク免許取得に向け、恩紗がバイク引き上げの手本を見せる際、恩紗は来夢先輩のZX-12Rの引き上げに苦戦していましたが、来夢先輩は軽々と引き上げました。

  • エンジン型式:水冷4スト並列4気筒
  • 排気量:1,188cc
  • エンジン出力:178PS
  • 車重:210Kg
  • 中古車参考価格:35万~115万前後

マッハⅢ:来夢先輩

出典元:https://twitter.com/bakuontoribia/status/1522938533182590976/photo/3

続いての来夢先輩の愛車は、開発当時「世界最速のバイクを作る」というコンセプトの元、開発が進められた「カワサキ 500SS マッハⅢ」です。

コンセプト通りの開発陣の執念とも言える努力から、1969年の販売当時世界最速となる200Km/hを達成、ゼロヨン加速に至っても12.4秒と輝かしい記録を残しました。

マッハⅢの名のごとく、発売当時は他に差を付けるマッハのように速いバイクの登場となりましたが、マッハの後に付く「Ⅲ」はエンジンの気筒数を表しています。

  • エンジン型式:空冷2スト並列3気筒
  • 排気量:498cc
  • エンジン出力:60PS
  • 車重:202Kg
  • 中古車参考価格:85万~330万前後

GPZ250R:来夢先輩

出典元:https://twitter.com/touchbikeks2/status/1523648285973508096/photo/1

カワサキフリークの来夢先輩が乗っている(買い込んだ)バイクの3車種目が、GPZ250Rです。

GPZ250Rは、車体色7色×シート色5色で計35種類ものカラーバリエーションがあるバイクでしたが、人気の方は今ひとつであまり売れずに終わっています。

人気が出なかった原因は、「鳩サブレ」とも言われた外観のデザインにありましたが、後にNinja250まで脈々と続くことになる、カワサキ伝統の2気筒エンジンが初めて採用された記念すべきモデルでもありました。

作中で来夢先輩は、GPZ250Rに乗ってレースで大勝しただけでなく、オートレースで何度も当てた配当金を費やし、35種類全てのカラーバリエーションを揃えたツワモノです。

  • エンジン型式: 水冷4スト並列2気筒
  • 排気量:248cc
  • エンジン出力:43PS
  • 車重:138Kg
  • 中古車参考価格:30万円前後(不人気車だったため、試乗在庫少)

ばくおん!!に登場するバイク車種-その他-

ばくおん!!には、国産の4メーカーのほかにもDUCATIやMV Agustaなど、海外のバイクも登場します。

続いては、ばくおん!!に登場する国産4メーカー以外のバイクの紹介です。

750SSイモラレプリカ:三ノ輪聖

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DUCATI(ドゥカティ)の750SSイモラレプリカは、三ノ輪財閥の令嬢でもある三ノ輪 聖(みのわ ひじり)が、保有しているバイクです。

聖の750SSイモラレプリカにはサイドカーが装着され、作中のチキンレースでは執事の運転でサイドカーに乗って参加し、そのままノーブレーキで川に突入しました。

750SSイモラレプリカは、イタリアのイモラサーキットで行われた200マイルレースで優勝した記念に作られたモデルで、1973年に少量のみ生産されたとても希少なモデルです。

イモラレプリカの生産後、イモラレプリカを元にした量産モデルの750SSの生産が開始されました。

  • エンジン型式:
  • 排気量:748.9cc
  • エンジン出力:
  • 車重:
  • 中古車参考価格:データ無し

1199 パニガーレS:三ノ輪聖

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三ノ輪 聖は希少な750SSイモラレプリカ以外にもDUCATIに乗っており、その1台が1199 パニガーレSです。

1199 パニガーレSは1199パニガーレの上位モデルとして、2012年から2014年まで生産販売されていました。

前モデルまでのトレリスフレームからアルミモノコックフレームへと変わり、より戦闘的になったエンジンや湿式クラッチなどを身にまとい、DUCATIが次の世代へと進化したモデルでもあります。

エンジン出力が195PSなのに対し、車両重量も195Kgと、パワーウェイトレシオ値(エンジン出力1PSに対し、車重が何Kgとなるのかを数値化したもの)が1となっている、鬼速のモンスターバイクです。

  • エンジン型式:水冷4ストV型2気筒
  • 排気量:1,198cc
  • エンジン出力:195PS
  • 車重:195Kg
  • 中古車参考価格:120万~190万円前後

MV Agusta F4セリエオロ:三ノ輪聖

出典元:https://twitter.com/motogp74daijiro/status/571342455850733569/photo/1

DUCATIの他にも、同じイタリア産バイクのMV Agusta F4セリエオロを持っているのが三ノ輪 聖です。

750SSイモラレプリカ同様にF4セリエオロにもサイドカーが装着され、運転は執事の早川、サイドカーに聖が乗るという構図になっています。

過去のWGP500において、17年間連続チャンピオンという快挙を残してきたMV Agustaが、サーキットで培ってきた技術や経験を元に生産しているのが、フラッグシップモデルのF4シリーズです。

その中でも1999年に世界限定300台、販売価格およそ580万円で販売されたのがF4セリエオロで、エンジン開発にはF1やスーパーカーで有名なフェラーリが携わっています。

F4セリエオロは、販売当時は息を呑むような車体の美しさと希少性の高さから、別名「走る宝石」とも呼ばれていました。

  • エンジン型式:水冷4スト直列4気筒
  • 排気量:749.4㏄
  • エンジン出力:126PS
  • 車重:189㎏
  • 中古車参考価格:データ無し(市場入手はほぼ不可)

BMW K1300:たつこ(丘乃上女子高等学校校長)

出典元:https://twitter.com/Nakako_275/status/981172376774701056/photo/1

羽音達が通っている丘乃上女子高等学校の校長が乗るバイクが、BMWのK1300Rです。

20年前はバイク部の部長で、当時より来夢先輩の後輩であり、愛車は1988年式のNSR250R ロスマンズカラーでした。

校長になった現在は、リターンライダーとして黒のK1300Rを新車で購入し、キャッシュで購入したことを来夢先輩に自慢をしていました。

K1300RのRは「ロードスター」を表し、BMWの横置き直列エンジンを搭載したモデルの中でも、よりスポーティでアグレッシブな走行特性を持ったモデルです。

エンジン型式:水冷4スト直列4気筒
排気量:1,292.7cc
エンジン出力:173PS
車重:258Kg
中古車参考価格:80万~110万前後

ばくおん!!はバイク好きなら笑えるバイクネタが満載!

出典元:https://twitter.com/ka_zoo33/status/1515299287021723654/photo/2

ばくおん!!は実車が登場する他にも、バイク乗りなら思わず笑みがこぼれてしまうような、そんなネタも所々に出てきます。

少々マニアックな部分もありますが、作中ではスズキ・GSX400X インパルスが取り上げられ、フレームには東京タワーが、フロントマスクには鳥居がある、と言われていました。

また、三ノ輪 聖の執事である早川がたまに口にする「DUCATIは壊れません」も、4輪車の神話からきています。

早川がたまに口にする「DUCATIは壊れません」

三ノ輪 聖の執事である早川が運転する750SSイモラレプリカが故障しましたが、すぐさまヘリで代替えの750SSイモラレプリカが届き、何事もなかったように乗り換えて走り出した早川が一言。

「DUCATIは壊れません」

これは、ロールスロイスの神話として語られている内容が、そのままDUCATIに置き換えて変えられており、わかる人は思わずクスっとしてしまうような内容になっています。

元となったロールスロイスの神話

とあるイギリスの富豪がロールスロイスで砂漠を横断する旅に出かけました。

砂漠を走っていると、あまりも気温が高いことからロールスロイスが故障してしまい、動けなくなってしまったのです。

そこで富豪はロールスロイスに電話をし、修理の依頼をしました。

しばらくすると1台のヘリが登場し、新車のロールスロイスを富豪に引き渡すと、故障したロールスロイスを引き上げて去っていきました。

新車のロールスロイスに乗って旅の目標を無事終えた富豪でしたが、旅先で故障したロールスロイスの請求が来るはずだと、ロールスロイス社からの連絡を待っていましたが、一向に連絡が来ません。

そこで富豪はロールスロイスに連絡を行い、「ロースルロイスの故障の件で請求を待っているのだが、未だに来ない」と問い合わせましたが「弊社ではそのようなサービスを行っていません。」という返答でした。

サービスを受けていた富豪は「確かに故障した際に引き取りに来てくれたではないか」と話しましたが、ロールスロイス社はこう答えました。「ロールスロイスは故障しません」と。

故障しないから、交換なんてしていないという話ですが、ばくおん!!で早川がたまに口にする「DUCATIは壊れません」というセリフも、そんなロールスロイスの神話から来ています。

まとめ

出典元:https://amzn.to/3NX5r1w

人気のアニメ「ばくおん!!」に登場する人物と、それぞれが乗っているバイクの車種について紹介してきました。

ばくおん!!には国産4メーカーを始め、数多くのバイクが登場し、ストーリーと見事に絡み合っています。

バイクのみならず、個性的なキャラによってどんどん展開していくストーリーは、バイク好きはもちろん、バイクに興味の無い方であっても楽しめる内容です。

2022年5月現在も漫画の方は連載が続いているので、アニメが楽しめた方は原作の漫画もぜひ手にとって読んでみてください。

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