バイク買取の相場を徹底解説!バイクの需要が増加する時期や査定額の変動について

バイク買取の相場を徹底解説!バイクの需要が増加する時期や査定額の変動について


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バイクの需要は増加する時期・傾向がある

バイクの需要は年間を通して変化します。変化するタイミングはおもに3つあり、生活が変化するタイミング、長期休み、季節です。さらに昨今のコロナ禍も需要変化の一因になっています。

 

生活が変化するタイミング

年度末から年度初めのタイミングで、おもに3月~5月。進学、就職、転職、引っ越しにともなって通勤・通学手段も変化する人が多く、バイクの需要が増える傾向です。

新生活の準備として早めにバイク探しや購入をされる人は3月頃。新生活を始めてみて、バイクの必要性を感じた人が4月から5月にかけてバイクを購入するパターンが多くなります。

すでにバイクを所有している方でも移動距離の変化や、駐輪場の都合で買い替えを検討する人もいます。

 

長期休み

長期休み期間前後はバイクの需要が増える傾向で、月としては5月、8月、12月~1月。

バイクは単なる通学・通勤手段だけでなく、趣味的な乗り物としても人気があります。趣味として楽しむ場合はバイク選びにもこだわりが強くなり、インターネットで探すだけでなく実際にバイクを見に行ったり、試乗したりして検討する人が多いです。

普段は学業やアルバイト、仕事で時間が取れない方は、長期連休を利用してバイク屋さんなどに足を運んだり、じっくり時間を掛けてインターネットでバイクを探したりできるため、長期休み期間中は需要が増える傾向です。

また、年末年始は親戚や家族が集まっている中で決裁者(バイク代金を実際に払う人、または購入の許可を出す人)を含めて複数でバイクを検討することができるため、バイク屋さんの初売りの日に数件の注文が入ることも多いです。

 

季節

真夏と真冬以外は需要が増える傾向で、おもに4月~5月、9月~11月。自動車と違ってバイクは風を感じながら自然と一体になって走行できるのが一番の魅力です。

その分、季節的な影響を最も受ける乗り物としてデメリットにもなります。たとえば真夏のカンカン照りのなかヘルメットを被って、渋滞にハマると一気に汗が噴き出るほどの暑さや息苦しさを感じたり、真冬は体温がどんどん下がったり、そもそも積雪でバイク走行が出来ない地域もあります。

逆に、真夏と真冬以外の季節では、比較的天気が安定しているため晴れた日も多くなり過ごしやすい気温になります。

春の桜や秋の紅葉を横目に野山を颯爽と駆け抜けると気持ちがいいものです。そんなバイクにとっての醍醐味が味わえる季節ほど、バイクの需要は増えます。

 

コロナ禍によるイレギュラーな需要変化

昨今の新型コロナ禍においては飛沫による空気感染対策と、3密を防ぐ行動が重要であると医療機関や政府から提唱されています。通学や通勤、買いもの等で公共交通機関を利用していた方はその利用を控える代わりに、バイクや自動車に切り替える方が増えているのが現状です。

とくに自動車に比べて購入価格、車検などの車体の維持費、駐車場代などが安く済むバイクに注目が集まり、需要が増えています。コロナ禍の間だけ乗れればいいという考えで中古車も人気が出ています。

 

PCXやビーノ、マジェスティ、シグナスといったスクーターや、足つき良く安定感のあるシャドウなどの人気車種をはじめ中古車市場が年々高騰しています。車両価格が安いため、気軽に買ったり売ったりできところや、邪魔にならなければコロナ禍が収束してもそのまま乗り続ける選択肢もあるのも需要を後押ししている一因といえます。

 

バイクの相場が知りたい

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それでは具体的にバイクの相場がどのような内容から決まってくるのか、同じ車種でもバイクの状態によって査定額が変化しますので、その内容についてもご紹介します。

基本的には、需要と供給のバランスで相場が成り立っており、バイクの状態、新型発売などのバイク業界の動向などで変化します。

 

バイクの相場はどのように決まるか

バイクの相場は、ここまでにご紹介した季節や時期的な需要変化に加えて、バイクそのものの状態や市場価値も考慮されたうえで総合的に相場が決まります。

この章では、季節や時期的な需要変化を除いたバイクそのものの状態や市場価値についての内容をご紹介します。

 

バイクの査定額が上がりやすい要因

バイクそのものの価値としては、車種、年式、走行距離でおおよその相場が決まります。

また、コンディション(きちんとしたメンテナンスをされているか)、限定車や特別仕様であるか、カスタムパーツの有無、中古車であれば希少で人気車種であるほど査定額が高騰します。

さらに、バックオーダーが掛かっていれば相場以上の高値で買い取ってもらえます。たとえば、ある特定のバイクを探しているお客さんに対して、お店には在庫が無いためバイク業者が特定バイクを探している状態をいいます。そのようなバイク業者であれば、一般的な相場よりも高値で買い取りされます。

供給よりも需要が勝り、さらに特定需要が出ている状態が一番査定額を高くできます。

 

バイクの査定額が下がりやすい要因

一般的な中古車であれば、不人気車、年式が古い、過走行だと査定額が一気に低くなります。

また、査定時にコンディションが悪かったり、汚れが酷ったり、メットインの中にゴミなどが散乱したりといった状態であればさらに査定額に影響します。

一方で、高年式のバイクであっても、新型が出たタイミングは乗り換えで売る人も多く発生する傾向にあるため需要に対する供給が勝り、査定額が下がる傾向になります。

 

バイクの査定額に影響するポイント

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すでにバイクを所有している方で買い替えを検討されている方は、少しでも高く買い取って欲しいと思う方が多いでしょう。同じバイクでも、以下のケースによって査定額が変化することがありますので、そのメカニズムついてご紹介します。

 

1.車種

人気車種であるほど必要としている人の数も多いので高額査定になります。

人気車種の代表としてはPCXやビーノ、マジェスティ、シグナスといった原付~250ccクラスのスクーターです。人気カスタムが施されていればプラス査定も期待できます。

とくに、原付クラスは誰でも乗りやすいことや、自動車保険のファミリーバイク特約でカバーされる保険商品も多く出回っているため人気が高いです。

一方で、シャドウなど低年式で大柄、乗るのに一癖あり乗り手を選ぶ、カスタムブームで複数オーナーのもと散々カスタムされたようなバイクだといくらカスタム費用が掛かっていたとしてもプラス査定はあまり期待できません。

 

2.年式

発売からあまり月日が経っていないような高年式車であるほど査定額は高くなります。一般的に、3年落ち、5年落ちのタイミングで査定額が大きく変動すると言われています。

たとえば、新車登録から5年落ちのバイクでは、査定価格は新車価格の50%前後が相場になります。

 

3.コンディション

どんなバイクでも、マメにメンテナンスされ大事に乗られていたかというポイントが重要になります。それを裏付けるメンテナンス歴や記録簿が残っているか、査定時にも綺麗な状態を保っておりエンジンの掛かりも良いというのも査定額が上がる重要なポイントです。

 

バイク買取は一括査定や合同査定する方が高く売れる?

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査定額のメカニズムについてご紹介しましたが、バイクを買い取ってもらう業者や方法によっても相場額を基本に変動します。

一概に高く売りたい場合はどこがいいというものではなく、いくつかの業者に買取査定を依頼し、比較検討したうえで決める一括査定や合同査定を依頼すれば、査定額を高くできます。

 

一括査定

主にネットの一括査定サイトで申し込みを行うことで相見積もりが簡単にできます。

サイト内で車種や年式、走行距離といった基本情報を入力すると、同時に複数の買い取り業者に連絡がいくシステムになっており、それぞれの業者ごとに即日~数日以内に査定額がメールや電話で連絡が来ます。この時点では現車は確認していないためあくまでも参考買取価格です。

それぞれのバイク買取業者の担当者と、現車確認の日時を調整し、実際にバイクを見てもらってから最終的な買取価格が決まります。買取価格は1週間据え置きが一般的です。

複数の買取業者に依頼しているため、すべての業者からひと通り正式な買取価を提示してもらったうえで決めるようにしましょう。買取時はその場で現金渡しか、銀行振り込みも可能な業者も多いです。

 

合同査定

複数のバイク買い取り業者やバイク屋さん合同で買取価格を競わせ、買い取り額を決める方法です。

基本的に、同時刻に同じ場所で複数人のバイク業者を呼ぶことになりますので、査定中は少し物々しい雰囲気になるのがデメリットです。査定もすぐ終わるものではなく、集合してから解散まで2時間前後要することもあります。

また、合同見積もりお断りの業者もあります。査定依頼時に合同見積もりが可能か、日時のアポイントメント、合同査定であることを連絡しておく必要がある場合もあります。

 

さらに、悪徳業者や担当者の中には事前に談合し査定額を安く出し合って安く買い取るといった手口もネットなどには書かれていますので、注意が必要です。

合同査定のメリットとしては、1度依頼をしてしまえば査定額を出してもらうまでお任せで、その日のうちに最も高い買取価格を知ることができますので時短が可能といえます。

 

バイク王など出張査定とレッドバロンなどバイク販売店どちらが高く売れる?

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バイク王などネットを使った出張査定サービスの他に、レッドバロンなどの店舗型のバイク販売店に査定依頼に出向く方法があります。どちらが高く売れるかといいますと、バイクの状態と業者の品質基準が鍵になります。

バイク王もレッドバロンもバイクの売買を扱っていますが、バイクを売るときの状態は、それぞれの業者独自に決めた品質基準に適合する状態に仕上げてから売りに出します。

当然、その分の整備が必要になりますので、状態の良いバイク、また独自基準に適合するバイクだと高くなる傾向があります。仕入れてから売るまでのコストが掛からないため、その分、金額に上乗せしてもらえる可能性があります。。

 

ネットで調べるバイクの買取相場は信じていい?

基本的にネット査定額はあまり当てになりません。その理由は、ネット型の査定サービスにおいては実際にバイクの状態を確認せずに査定参考額を算出します。

相場が決まる基本情報である車種、年式、走行距離をベースに入力するだけで算出するため、バイクの状態によって実際の買取額は大きく異なります。

また、自分の業者に売って欲しいと思っているため、相場の上限価格を提示していることが多いため、実際に買取額はネット提示額以下になることがほとんどです。よほど劣悪な状態や虚偽入力をしていれば大幅に下落することもあります。

 

まとめ

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バイクの需要は年間を通して変化しており、バイクの相場が決まるメカニズムを理解することで高額でバイクを買い取ってもらえます。

インターネットの普及で手軽に一括査定を申し込むこともできますが、地元のバイク屋さんで思わぬバックオーダーを抱えている場合もありますので、ひとつの方法に固執することなく依頼を掛けて、比較検討してみてください。あなたの大切なバイクであり資産ですので慎重に検討されることをオススメします。

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