普段着でもおしゃれでかっこいいバイクプロテクターは?選び方からおすすめまで

普段着でもおしゃれでかっこいいバイクプロテクターは?選び方からおすすめまで
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バイク用プロテクターの必要性

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/f_gCjlNcVWo

バイクは風を切りながら走るので、乗用車にはない自然との一体感を感じながら走れますが、常に体が外にあるため、万が一の事故や転倒に備えプロテクターを身に着けるのがおすすめです。

2022年度の東京都内で、バイク事故における死亡原因で最も高いのが頭部へのダメージで、次いで胸部と腹部へのダメージが死亡原因になっていますので、これらの部位にプロテクターを装着して身を守る必要があります。

参照元:警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2022年中)
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/nirinsha/2rin_jiko.html

ゴツくなくおしゃれでかっこいいインナープロテクターも多数

バイクのプロテクターと聞くと、ゴツくて無骨なオフロードで着るようなプロテクターをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、おしゃれでかっこいいプロテクターも数多くラインナップされています。

必要な部位だけ守ってくれるインナープロテクター(インナー)もあり、例えば胸部だけインナーを着ける、胸部から腹部に渡ってインナーを着けるなど、好みや状況に応じて選ぶことが可能です。

普段着のような着心地のインナーも

インナーが内蔵され、見た目が普段着のようなプロテクターウェアも販売されているので、それらをうまく活用することで、ファッションを邪魔することなく安全性を高められます。

着け心地も違和感のないウェアもありますし、装着しているのがわからないくらいスッキリ収まるインナープロテクターもあるので、使用環境やファッションに合わせてプロテクターの選べる幅も広いです。

バイク用プロテクターを選ぶ際のポイント

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/02tt7EvQKhw

様々な部位と種類のバイク用プロテクターがありますが、選ぶ際は以下のポイントを意識して選ぶと、自分に合ったものが見つかりやすくなります。

選ぶ際のポイントは、以下の5つです。

1. ガードしたい部位から選ぶ
2. ソフトタイプかハードタイプかを選ぶ
3. 一体型か単体かを選ぶ
4. 使用されている素材から選ぶ
5. CE規格を目安に選ぶ

順番に解説していきますので、ぜひプロテクターを選ぶ際の参考にしてみてください。

ポイント1. ガードしたい部位から選ぶ

バイク用プロテクターを選ぶ際は、まずガードしたい部位がどこなのかを明確にし、その部位のものを選ぶのがポイントです。

プロテクターには上半身や体全体を覆うものから、胸だけや脊椎部位のみなど体の部位を個別でガードするものがあります。

部位から選ぶなら優先すべきは胸部とお腹で、次いで背中・腰となりますが、まずはどの部位をガードしたいのかを決めた上で選ぶとよいでしょう。

ポイント2. ソフトタイプかハードタイプかを選ぶ

プロテクターは、主にソフトタイプとハードタイプとがあり、それぞれに一長一短があります。

ソフトタイプは脱着がしやすく、普段着の下に装着してもプロテクターの存在が出にくいメリットがある反面、ガード面ではハードタイプに劣るのがデメリットです。

ハードタイプは安全性が高いメリットがありますが、デメリットとして、ややゴツゴツしているので装着がしにくい上、装着感が慣れるまで気になる点が挙げられます。

ポイント3. 一体型か単体かを選ぶ

ゴツくないプロテクターが欲しい方は、一体型か単体かから選ぶのもポイントです。

一体型はひとつで体の広い面積をカバーし、単体は個別の部位のみ(胸部のみ、背中のみなど)ガードしてくれます。

ガードしたいのが上半身や全身なのか、それとも部位なのかを決め、一体化か単体かを選ぶとよいでしょう。

ポイント4. 使用されている素材から選ぶ

バイク用プロテクターの素材には、プラスチックやウレタンなどの素材のほかに、通常は柔らかいのに衝撃を受けると硬化するなど、機能性を持つ素材があります。

プラスチックは固く、プロテクターが上に服を着てもプロテクターの存在がわかりやすく、ウレタンはソフトやハードに高吸収など種類も様々です。

他にも、衝撃を受けると硬化する瞬間効果素材もあり、おすすめは衝撃吸収性と着用時の違和感も少ない瞬間効果や高吸収のウレタンですが、ハイテクな素材になればなるほど価格も高くなる傾向にあります。

ポイント5. CE規格を目安に選ぶ

より安全面を優先したい方は、CE規格を目安にして選ぶとよいでしょう。

CE規格は、その製品がどれだけの安全を満たしているのかを表した「欧州連合規則適合」の基準を満たしている製品に付与される規格です。

欧州の基準なので日本での環境とは異なる面もありますし、欧州への輸出を考えていない製品は取得していないこともありますので、あくまでも選ぶ際の判断基準の1つとしてチェックするとよいでしょう。

普段着でかっこよくバイクに乗りたい場合はインナープロテクターがおすすめ

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/MS0q8GqjVrY

普段着でかっこよくバイクに乗りたい場合は、普段着のスタイルを崩しにくいインナープロテクターがおすすめです。

インナープロテクターには、ガードする部位によってさまざまな種類があり、主に部位ごとにラインナップがあります。

• 胸部(チェスト)
• 背中(バック)
• 肩
• 肘
• 膝
• 半身(上、下)
• 腿(ニー)

優先すべきは胸部と背中(脊髄)

バイクの死亡事故による死因で、最も多いのが頭部へのダメージ、次いで胸部となっています。

そのため、インナープロテクターは、胸部を中心に装着するのがおすすめで、次いで優先させたいのが、大きなダメージを受けると時に半身不随などが起こる脊椎(背中)へのガードです。

上半身をまるまるガードしたい場合は、上半身をカバーするジャケットタイプのプロテクターを選ぶとよいでしょう。

インナープロテクターのメリット・デメリット

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/CagrGTDlyDA

インナープロテクターのメリットとデメリットとはどのような点なのでしょうか。

まずはメリットから解説していきますので、プロテクターの購入を考えている方は、参考にしてみてください。

インナープロテクターのメリット

• アウターに影響しにくいので、普段着も着れる
• ファッションがかっこよく決まる
• 軽いので疲れにくい
• フィット感がある

インナープロテクターの形状や材質にもよりますが、アウターに影響しにくいものも多く、普段着も上からそのまま着れ、ファッションもかっこよく決められます。

また、軽くフィット感もあるので、長時間の着用でも疲れにくい、というのがインナープロテクターのメリットです。

インナープロテクターのデメリット

• 着用すると気軽に外せない
• プロテクターによっては少々息苦しく感じる
• モノによってはアウターのスタイルが崩れる

逆にインナープロテクターのデメリットは、一度着用すると気軽に外せなくなり、プロテクターによっては締めつけがしっかりしているので、慣れるまで少々息苦しさを感じることも。

またインナープロテクターの形状や材質によっては、アウターを着てもプロテクターの存在がわかるものもあり、ファッションのスタイルが崩れやすい点がデメリットです。

おしゃれも叶う!おすすめのインナープロテクター12選

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/OJMSA7da8uk

ファッションのおしゃれさやかっこよさも叶う、インナープロテクターのおすすめを12ご紹介しますので、インナープロテクターを選ぶ際の参考にしてみてください。

1.コミネ フレックスチェストプロテクター

引用元:https://amzn.to/3KZ9nxg

東京都荒川区に本社を置く、コミネ(KOMINE)の「SK-816 フレックスチェストプロテクター」は、ジャケットの中に装着しやすいプロテクターを求める方におすすめ。

スリムなデザインで普段のジャケットもそのまま着れ、伸縮ベルトによってプロテクターがずれにくく、安定した装着ができます。

• 製品番号:SK-816
• サイズ:Free
• 販売価格(税込):3,500円

2.RS TAICH HELINX セパレート チェスト プロテクター

引用元:https://amzn.to/3L0M4mL

大阪府東大阪市に本社拠点があるRS TAICH(タイチ)の「TRV079 HELINX セパレート チェスト プロテクター」は、TAICH製のどんなジャケットにも装着可能な胸部プロテクターです。

ジャケットの下に着用すると蒸れやすいですが、多数の通気孔によって通気性を確保、欧州のCE2規格 Lv.2をクリアしているので、欧州でも認可済みの安全性を誇ります。

• 製品番号:TRV079
• サイズ:Men’s
• 販売価格(税込):8,580円

3.ダイネーゼ PRO-ARMOR SAFETY JACKET 2.0

引用元:https://amzn.to/3EhgY6t

イタリアに拠点を構えるダイネーゼの「PRO-ARMOR SAFETY JACKET 2.0」は、安全性が高く1枚で上半身をカバーするプロテクターが欲しい方におすすめ。

1枚の着用で胸部から背中、肩に肘までカバーしてくれすソフトプロテクタータイプのジャケットで、CE規格のLv.2とLv.1に対応しています。(背中、肩、肘:CE Lv.2) 、胸部Lv.1)

素材には軽量な「Xelion 2.0」が使われ、素材の伸縮しやすい特性を活かし胸部と背中には縦方向への身動きがしやすいように加工、メッシュの採用により暖かい時期はジャケット、寒い時期はメインジャケットの中に着用が可能です。

• 製品番号:1876208
• サイズ:XS、S、M、L、XL、XXL、XXXL
• 販売価格(税込):49,500円

4.クシタニ INNER PROTECTION JACKET

引用元:https://www.kushitani.co.jp/products/k1307.html

静岡県浜松市に本社を構え、二輪用ウェアに定評のあるクシタニの「1307 INNER PROTECTION JACKET」は、CE規格のシンプルなジャケットを探している方に最適です。

肩と肘、背中にソフトタイプのインナープロテクターが内蔵、別売りのブレストパッド(胸部をカバー)を装着すれば、上半身のガードがより強固になります。

外袖と脇下、背面の中心がメッシュ加工になっているので通気性があり、暖かい時期でも蒸れにくい設計です。

• 製品番号:1307
• サイズ:S、M、L、LL、XL
• 販売価格(税込):19,800円

5.RS TAICHI CE フレックス バックプロテクター

引用元:https://amzn.to/3L1ISqT

RS TAICHI「CE フレックス バックプロテクター」は、CE規格を通った背中のインナープロテクターを探している方におすすめ。

レースやサーキット走行のレギュレーションに準拠した製品ながら、市街地での使用も想定された設計で、CE規格Lv.2に対応しています。

• 製品番号:NXV311
• サイズ:M、L、Lady youth
• 販売価格(税込):21,780円

6.コミネ エアスルーCE レベル2ボディアーマーフィット

引用元:https://amzn.to/3qRi8mc

コミネ「エアスルーCE レベル2ボディアーマーフィット」は、胸部と背中を強力にガードしてくれるプロテクターを探している方におすすめです。

多数の通気孔により通気性の確保をしながら、プラスチックシェルと衝撃吸収フォームの複合により、体を保護してくれます。

欧州基準のCE規格Lv.2にも対応、高い防護力で上半身をガードしてくれるプロテクターです。

• 製品番号:SK-828
• サイズ:Free
• 販売価格(税込):10,800円

7.ラフ&ロード ボディプロテクタージャケット

引用元:https://amzn.to/3Ehg3TK

神奈川県横浜市に本社を構えるラフ&ロードの「ボディプロテクタージャケット」は、シンプルなジャケットタイプのプロテクターを探している方におすすめ。

高い吸汗速乾力と、ストレッチ性の高い生地にCE規格のプロテクターを組み合わせたことで、窮屈で身動きが取りにくいということもありません。

また、ラフ&ロードのオールシーズン対応ジャケット(RR7107など)との連結もファスナーで簡単に行えるので、トータルでファッションコーディネートをしたい方にもおすすめです。

• 製品番号:RR10098
• サイズ:M、L、LL、XL
• 販売価格(税込):13,200円

8.クシタニ K-4452 NEO RACING BREAST PAD

引用元:https://www.kushitani.co.jp/products/k4452.html

クシタニ「NEO RACING BREAST PAD」は、レースユース向けに開発されたCE規格Lv.1の胸部インナープロテクターで、ツーリングユースにもおすすめです。

通気性と強度を両立させたハニカム(六角形)のポリウレタンフォームで、高温時や低温時の試験もパス、年中を通して安定した性能が保たれています。

• 製品番号:K-4452
• サイズ:Free
• 販売価格(税込):9,900円

9.RS TAICHI ステルス CE バックプロテクター

引用元:https://amzn.to/3qRik4U

RS TAICHI「ステルス CE バックプロテクター」は、背中用の薄型・軽量インナープロテクターを探している方におすすめ。

CE規格のLv.1に対応、ベルトでサイズの調整が可能なのでしっかり体にフィットし、優れた通気性で蒸れにくい設計です。

• 製品番号:NXV019
• サイズ:M、L、Woman
• 販売価格(税込):13,750円

10.ラフ&ロード フルボディーガード

引用元:https://amzn.to/3qPmeLw

ラフ&ロード「フルボディーガード」は、上半身全体をガッチリガードする一体型を探している方におすすめのプロテクターです。

胸や脊椎部、肩に肘部にプラスチックのプロテクターが装着され、調整可能なアジャストベルトとストレッチメッシュで体にしっかりフィットします。

脊椎パッドとウエストベルトは取り外し可能なので、ファッションや使用環境に応じた使い分けが可能です。

• 製品番号:RR10060
• サイズ:M、L、LL、XL
• 販売価格(税込):15,400円

11.RS TAICHI TRV080 ステルス CE(LV2)ニーガード

引用元:https://amzn.to/3KZTC9m

RS TAICHI「TRV080 ステルス CE(LV2)ニーガード」は、腿(ニー)部のプロテクターを求めている方におすすめ。

CE規格Lv.2のプロテクターを内蔵、高い衝撃吸収性を誇ると同時に、ジーンズなどの下に違和感なく着用できる薄型設計です。

• 製品番号:TRV080
• サイズ:M、L
• 販売価格(税込):5,940円

12.アルパインスターズ BASE MESH JACKET ASIA

引用元:https://amzn.to/3R1J5ya

イタリアに本社、デザイン本部をアメリカのカリフォルニア州に置くアルパインスターズの「BASE MESH JACKET ASIA」は、肩と肘にCE規格のプロテクターを内蔵したジャケットです。

プロテクターは簡単に取り外しが可能で、別売りの胸部「NUCLEON FLEX PRO Ci」、背中は「NUCLEON KR-CELLi」を追加で装着できるカスタマイズ製も備えています。

欧米の輸入品は日本人の体格に合わないこともしばしばですが、こちらのジャケットは日本を含むアジア人の体系にマッチするよう製作されたジャケットです。

• 製品番号:
• サイズ:S 、M 、 L、 XL、2XL
• 販売価格(税込):16,280円

13.クシタニ INNER PAD PANTS

引用元:https://www.kushitani.co.jp/products/k1994.html

クシタニ 「INNER PAD PANTS」は、腰部を中心としたインナープロテクターを探している方におすすめです。

対応部位は転倒時に打ち付けやすい腰と尾てい骨で、2wayニットにより伸縮性もよいので着心地がよく、UVカットや吸汗速乾の機能も備わっています。

• 製品番号:K-1994
• サイズ:S、M、L、LL、XL
• 販売価格(税込):13,200円

14.DAYTONA HBP-019 ストレッチインナープロテクター

引用元:https://bikeman.jp/

バイク用品販売の大手で、静岡県に本社を置くDAYTONA(デイトナ)の「 ストレッチインナープロテクター」は、おしゃれな上半身プロテクタージャケットを探している方におすすめ。

プロテクターは、胸部・背中・ひじ・肩と上半身をカバーし、ストレッチ性に優れる素材の採用により、着心地のよいジャケットに仕上がっています。

• 製品番号:HBP-019
• サイズ:S、M、L、XL、WF
• 販売価格(税込):17,490円

15.ラフ&ロード チェストプロテクター LINEAR ACERBIS

引用元:https://amzn.to/3PjwMfC

ラフ&ロード「チェストプロテクター LINEAR ACERBIS」は、胸部をしっかりガードしながら、ファッションへの影響も出にくいプロテクターを探している方におすすめ。

軽量でスリムなプロテクターで胸と背中をガード、肩の負担を減らすよう肩ひもは柔らかいひもを、側面の取り付けベルトは細かく調整が可能なので、長時間の装着も疲労を軽減してくれます。

• 製品番号:AC-25315
• サイズ:身長165~190cm
• 販売価格(税込):8,800円

まとめ

引用元:https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/Jh7RohFbjzc

数あるバイク用プロテクターの中から、ファッションに影響の出にくいインナープロテクターを中心にご紹介してきました。

バイクの死亡事故における死因は頭部へのダメージが最も多く、次いで胸部や腹部へのダメージとなっているので、ヘルメットだけでは不十分です。

胸部や腹部をプロテクターでしっかりガードし、衝撃によっては半身不随にもなる背中へのガードも視野にいれ、万が一に備えてくださいね。

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