初めてのバイクミラー交換術!かかる費用や取り付け方までカスタムのコツを解説!

バイクミラーを交換する前の準備編
参照元:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=1065
街中でたまにバイクミラーを純正以外に交換していたり、補助ミラーを取り付けていたりするバイクを目にすることかと思います。
バイクミラーをわざわざ純正ミラー以外に交換する理由は何なのでしょうか?
その一つには自己満足が挙げられます。バックミラーも立派なカスタマイズで、ミラーを交換することでバイクの印象がグッと変わり自分のバイクの差別化が期待できるのです。
もうひとつが自分の体格に合わせて調整ができる実用性の面。純正ミラーはメーカーが想定する体格の人を元に設計されているので、必ずしも純正ミラーの調整できる範囲が自分の実用域に合うとは限りません。
カスタマイズで自分のバイクの差別化が図れる点と、体格に合わせた微調整ができるようになる点がミラー交換のメリット。
その二点が両立できてしまうバイクミラー交換は、交換の手間もほとんどない手軽さなので交換するメリットが大きいのです。
交換費用はどれくらいかかるの?
カスタマイズ性と実用性がバイクミラー交換のメリットですが、交換費用は自分で交換する場合はミラー費用のみ、バイクの販売店などで交換を行ってもらう場合はミラー代に加え工賃が発生します。
ミラー交換の工賃は15分ほどの所要時間で、1,500円前後+消費税となることが多いようです。
工賃は一般的に時間当たり幾らという形で発生するので、交換の手間がかかればかかるほど工賃も高くなる傾向に。
中にはミラー交換幾らというように作業内容で工賃設定している所もありますので、ミラー交換を依頼する先により多少の工賃の上下があります。
費用を極力抑えたい場合は自分で交換すると良いでしょう。
用意するもの・工具
・スパナ(メガネ)レンチ 『10mm/12mm』
・交換する新しいミラー
基本的に交換のために必要なこれだけです。
バイクミラーを交換する場合、ミラーを取り外すためにはスパナ 2本が必要になります。多くのバイクでは8mm~14mmのナットが使われていますが、交換前に確認を行いましょう。
モンキーレンチでも可能ですが、大き目のモンキーレンチだとスペース的に厳しい場合があるので、頭の小さいタイプを選ぶと良いでしょう。また、100円ショップなどでもスパナは売られていますが、安い工具は精度も低いことも多くナットの山をなめる(崩す)原因となるので注意が必要です。
また、バイクは室外で雨風にさらされることも多くナットやミラーのネジ山が錆びていたり、振動でより締まって外れにくくなっていることも。その際は無理して取り外そうとせずに販売店などプロの整備士に任せるのが良いでしょう。
無理して外そうとすると最悪の場合、ナットやネジの山が崩れたりして取り外せなくなりますので注意しましょう。
バイクミラーの交換手順
参照元:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=6631
バイクのミラーの交換手順は、
1. ナットを覆っているゴムカバーをずらす
2. ダブルナットの上側(ミラー側)のナットを緩め、下側のナットを緩める
3. ミラーを取り外す
の 3つのステップで取り外しができます。
バイクミラー交換はそれほど難しい作業ではなく、力もいらないので女性でも行える作業ではありますが、こちらの記事を参考に交換し万が一ナットなど破損となった場合、当方では責任を負いかねますので、錆びていたりしてナットやミラーが取り外しにくい場合は無理して外さないようにしましょう。
最悪の場合ナットの山が崩れたりネジが切れてしまうこともあるので、あくまでも個人の責任のもと作業を行ってください。
破損するとミラー交換の工賃よりも高くつくので、怪しい場合はプロの整備士に任せましょう。
バイクミラーの取り外し方法
バイクのミラーの取り外し方は、まずミラーの付け根あたりにあるゴムカバーを上にずらします。
ゴムカバーを上にずらすと中に2つのナットが見えてくるので、まず上側(ミラー側)にあるナットを緩め、続いてその下側にあるナットを緩めます。
この際に下側のナットをスパナで固定しつつ(回さず固定するだけ)ミラー側のナットを緩めましょう。
ミラーは支柱の先端にネジ山が切ってあり、ハンドルに回し込む形で固定されています。
ナットが緩むとミラーの支柱を回すことができるようになるので、回しながらミラーを外しますが、メーカーにより順ネジ(反時計回りで緩む)と逆ネジ(時計回りで緩む)があるので、注意が必要です。
バイクミラーの取り付け方法
バイクミラーの取り付け方法は、取り外しとは逆の手順となります。
まずは交換用ミラーに付いているナットをミラー側にある程度緩めておき、取り外しのときとは逆回転でミラーを回しながら取り付けます。
ミラーが固定されたらまずハンドル側のナットを手で回し、手で回らなくなったらスパナやモンキーレンチで締め、続けてミラー側のナットも同じようにまずは手で回し、工具で閉めて完成です。
工具で締める際は思い切り締めるとナットの破損につながるので、締め過ぎず緩すぎずになる力で。
2、3日バイクを走らせた後、ミラーが緩んでないか確認をすると良いでしょう。
バイクミラーが外れない?よくある悩みを解説!
参照元:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=1080
こちらではバイクミラーを交換する際のありがちなトラブル事例を挙げていますので、交換の前にざっと目を通してもらうことでトラブルを事前に防ぐこともできるでしょう。
バイクミラーが外れない場合
バイクミラーはミラーの支柱がネジ形状でハンドルに回し込んで固定されていますが、回らない場合はネジ穴が錆びついて固着してしまっている場合があります。
その際は支柱からネジ穴に向かってラスペネなどの浸透潤滑剤を差してみると良いでしょう。
浸透潤滑剤が周りに飛び散らないよう、潤滑剤を差す周辺にウエスや雑巾などを置くと良いです。
逆ネジの締め方
通常のネジ(順ネジ)は反時計回りに緩み、時計回りに回すと締まっていきますが、逆ネジはその逆に時計回りで緩み、反時計回りで閉まっていきます。
逆ネジは反時計回りに回していくと締まっていきますので、順ネジを外すように反時計回しをするとどんどん締まっていくので、外す際には注意が必要です。
逆ネジに気づかないと外そうと思えば思うほど締まっていき、最悪の場合は破損にもつながります。
バイクミラーの位置が合わない場合
バイクミラーの位置が合わない場合は、ミラーとハンドル部の間にスペーサータイプのミラーアダプターを間に噛ませることで高さの調整ができます。
ミラーのネジ穴は8mmか10mmとなっており、ミラーのネジ穴に合わせたアダプターを選ぶ必要がありますのでミラーのネジ穴を調べた上で購入しましょう。
取り付けたいミラーのネジ径がバイクに合わない場合も、ミラーアダプターを使用することで取り付けが可能に。
ミラーアダプターの色もクロームメッキか黒から選べるものも多く、バイクのイメージを損なうことなく取り付けることができます。
高さ調整スペーサー・ミラーアダプター
8mmから10mmに変換・ミラーアダプター(クロームメッキ)
初めてのカスタムにおすすめのバイクミラーを紹介!
参照元:https://www.tanax.co.jp/motorcycle/product.php?goods_id=1041
ミラーの交換手順やよくある悩みご紹介したところで、続いてはおすすめのバイクミラーをご紹介!
デザインから選ぶ場合やコストパフォーマンスを重視するなど、人によってバイクミラーを選ぶ基準はさまざまでしょう。
選ぶ基準に合わせ、デザイン性やコストパフォーマンス、より多くのバイクに適合する汎用性の高さからそれぞれオススメのミラーをご紹介します。
まずはデザイン性の高いミラーです。
TANAX(タナックス)ナポレオン・ガゼットミラー
モダンなデザインのTANAX(タナックス)ガゼットミラーは広い視覚を確保しつつ、バイクの印象を引き上げてくれます。
画像のクロームメッキの他にもブラックもあるので、バイクのイメージを壊すことなく取り付けが可能。
左右セットの他、片方だけでも売られていので万が一破損などした場合も出費を最低限に収めることができます。
ナポレオン・ガゼットミラー クロームメッキ(左右セット)
ナポレオン・ガゼットミラー ブラック(左右セット)
TANAX(タナックス)ナポレオン・トラッドミラー
左右共通で、片方1,200円ほどで買えるコストパフォーマンスの高いミラーがトラッドミラー。
ネイキッドやスクーターなどに合う丸形のシンプルなデザインで、ハンドル周りをすっきりさせることができます。
トラッドミラー
https://bikeman.jp/
TANAX ナポレオン・エーゼットミラー
クロームメッキのシンプルなデザインで、さまざまなバイクに合うのがTANAX(タナックス)のナポレオン・エーゼットミラー。
ネイキッドやスクーターなどカウリングのないバイクにおすすめのミラーです。
ネジ 1本で高さ調整も簡単に行えるのもポイント。
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【番外編】ミラーホールプラグ M10 ゴールド
取り外したミラーの穴を塞ぐためにボルトが必要であることを書きましたが、ただのボルトで塞いでしまうのはもったいないですよね。そこでこのような商品を使って穴を塞ぐことでドレスアップにもなります。
この商品を使うことで使わなくなったネジ穴を塞ぐこともでき、色を選べばドレスアップにも使えてしまいます。こうしたワンポイントアクセントを加えてみるのもいいかもしれません。
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