バイクで使えるバッグの種類と積載方法

バイクで使えるバッグの種類と積載方法

バイクに荷物を積んだり、ツーリング先のお土産を持ち帰るために、バッグを積載しておきたいけどやり方がわからない!皆いったいどうやってバイクに荷物を固定しているの?今回はそんなお悩みを解決する内容になっています。

バッグの種類

バイクに積載できるバッグにはさまざまな種類があります。
・ シートバッグ
・ トップボックス
・ サイドバッグ
・ タンクバッグ
・ バックパック
・ ヒップバッグ
それぞれにどんな特徴があるのか、1つ1つ順番に見ていきましょう。

シートバッグ

TANAX(タナックス)キャンピングシートバッグ2 ブラック

https://bikeman.jp/products/tn-mfk-102

シートの後方、主にタンデムシートに載せるバッグです。バイクに荷物を積載する際、ライダーに最も多くに使われています。
日帰りツーリングはもちろん、ロングツーリングやキャンプツーリングにも使える便利なバッグです。シートバッグを1つ持っておくだけで、「どうやって荷物を運ぼう?」という悩みから解消されます。

固定方法は付属のベルトを、荷掛けフックやシート下などに通して固定します。他にもコードやネットを使って固定する方法があります。注意点としてはスポーツタイプのバイクの場合、バッグに対してシートの幅が足りないことが多く、不安定になってしまいやすいです。シートとバッグの間に板をかませるなどの工夫が必要になってきます。

また、スポーツタイプ用のシートバッグも数多く販売されています。容量が小さいものが多く、たくさんの荷物を入れられないところがデメリットです。しかしコンパクトですっきりとしたデザインのものが多いので、スポーツタイプのバイクとの相性は非常にいいです。

TANAX(タナックス)シートカウルバッグ 合皮ブラック

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トップボックス

GIVI(ジビ)V46N トップケース

https://bikeman.jp/products/d-90147

通勤のスクーターやアドベンチャー系のバイクに多く取り付けられているのがトップボックスです。フルフェイスヘルメットがすっぽりと入る大きさの物が多く、中にはヘルメットを2つ入れられるほど大容量のものもあります。

比較的頑丈な造りで、雨が降っても中が濡れることはありません。ほとんどのトップケースには専用の鍵が付いているので防犯にもなります。
デメリットは少し価格が高いことと、取り付けるためにバイクにベースを取り付けなければならない場合が多く、バイク屋さんに頼むと工賃が掛かりますし、自分で作業する場合には手間がかかります。

サイドバッグ

Henlybegins(ヘンリービギンズ)サイドバッグ

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シートの後方で左右に振り分けるタイプのバッグです。シートバッグだけでは容量が足りないときにおすすめです。サイレンサーに干渉しないような形になっているものも多く、スポーツタイプのバイクにも取り付けることが可能です。容量も小型のものから大型のものまで種類が豊富です。
固定方法はベルトをシートの下にかませて、バックルなどで固定するものが多いです。さらにサイドバッグサポートを取り付けることで、バッグの安定性を高め、車体とバッグが擦れることで付く傷を防止することができます。
アメリカンタイプのバイクオーナーは革製品のものを選ぶ傾向があるようです。素材は自分のバイクとの相性で決めるのがいいでしょう。

タンクバッグ

RS TAICHI(RSタイチ)タンクバッグL 12L ブラック

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タンクに磁石などでくっつけて固定するタイプが多いです。ハンドルやトップブリッジの下にベルトを通して2重の落下防止対策が施されている製品もあります。アルミタンクや樹脂製のタンクには磁石が付かないので、ベルトなど他の方法をメインにして固定する必要があります。タンクに乗せるため、ハンドル操作を邪魔しない大きさでなければならないので、容量は小さめです。

カッパなどすぐに取り出したいものを入れておくのがおすすめです。上面がクリアケースになっている製品が多く、スマホや紙の地図を入れたり、有料道路の通行券を入れておくことができるので非常に便利なバッグです。

バックパック

Alpinestars(アルパインスターズ)タイムゾーン バックパック 20L

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バイクにバッグを取り付けることで、バイクの雰囲気を壊したくない人や盗難が心配な方に最適なのがバックパックです。直接背負うことで、当然体に負担が掛かってくるので、長距離ツーリングには不向きといえるでしょう。ちょっとした距離の日帰りツーリングや通勤通学でバイクに乗る方におすすめです。

バイク用のバックパックは肩からズレにくく、体にしっかりと固定されるので運転に影響が出にくい作りになっています。また防水機能を備えているものも多いので、ファッションブランドのバックパックも良いですが、バイク用のバックパックを選ぶことをおすすめします。

ヒップバッグ・ウエストポーチ

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容量は小さめですが、腰回りに付けるので簡単に中身を取り出すことができます。有料道路の通行券やスマートフォン・財布を入れておくのに便利です。荷物が少ないときのツーリングに最適です。最近ではおしゃれなデザインのものが増えてきているため、ヒップバッグを積極的に身に付けるライダーが増えています。

キャリングコード・ツーリングネットのおすすめ商品紹介

バッグに固定用のベルトやバックルが付属しているものが多いですが、コードやツーリングネットを併用することで、さらに荷物を安定させることができます。また、ベルトのほつれや損傷が見つかった場合や、バックルが破損してしまったときには、バッグを固定するのが困難になってしまいます。損傷や破損に気づかずにそのまま走ってしまえば、荷物が落下して後続車に大迷惑を掛けてしまうことにもなりかねません。

そんな万が一に備えて、常にコードやツーリングネットを併用することをおすすめします。ネットとバッグの間に直接荷物を挟むことも可能なので、積載量を増やすこともできますよ。

ツーリングネット

ROUGH&ROAD(ラフ&ロード)ラフツーリングネット Mサイズ 30×30cm シルバー

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伸縮性があり丈夫で、非常に使い勝手がいい定番のツーリングネットです。フックも6個付属しており、紛失してしまったときも、フックだけを購入することができます。サイズはM~XLサイズまで、サイズが1つ上がるごとに縦横の長さが10cmずつ長くなります。カラーはブラック・シルバー・ブルーを取り揃えています。

キャリングコード

TANAX(タナックス)キャリングコード4 赤 3m

https://bikeman.jp/products/tn-mf-4650

伸縮性に優れたコードで、荷物をしっかりと固定することができます。付属しているフックは非常にスリムな形状なので、通常の大きさのフックでは入れるのが困難な狭い隙間でも、簡単に引っ掛けることができます。さらに樹脂+金属でできているため抜群の強度を確保。安心して使うことができます。長さは1m・2m・3mの3種類。カラーは黒・青・赤から選べます。

TANAX(タナックス)キャリングコード3 黒 可変コード

https://bikeman.jp/products/tn-mf-4606

こちらも樹脂+金属製の頑強なフックを使用しています。バッグの上や荷物の中心に置き、コードを4方向に伸ばすだけで簡単に素早く荷物を固定することができます。黒・青・赤の3色から選べます。

ベルト・ストラップ

TANAX(タナックス)パワータイベルト モスグリーン

https://bikeman.jp/products/tn-mf-4726


荷物に掛けた後、調整ベルトを締めることでしっかりと荷物を固定します。柔軟性や応用力ではコードやネットに及びませんが、その分頑丈なのがベルトです。大きく重たい荷物を固定したいときに最適です。コードやネットを併用することで更に安心感が増すでしょう。

バイクの積載性を向上させるおすすめパーツ

コードやツーリングネットは、バイクに引っ掛ける場所がなければ、そもそも使うことができません。スポーツタイプのバイクやカスタムされたバイクは積載性を余り考慮していないことが多く、荷物を固定する選択肢が限られていることがあります。そんな時は後付けできる荷掛け用パーツを車体に取り付けましょう。

ツーリングフック

DAYTONA(デイトナ)ツーリングフック M8 アッシュアンバー

https://bikeman.jp/products/d-91969

シート横のタンデムグリップやフレームに付いているボルトを、この商品に付け替えることで、荷掛けフックとして機能させることができます。

https://bikeman.jp/products/d-91969

外観に影響を及ぼさない大きさのパーツなので、車両の雰囲気を壊す心配もありません。豊富なカラーバリエーションが用意されているので、車体に合った色を選ぶことが可能です。

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ナンバープレートフック
TANAX(タナックス)カーゴフック ブラック

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ナンバープレートを固定しているネジを利用して取り付けることができるフックです。ナンバープレートを固定しているフェンダーは、フレーム等と違い頑強さに欠けるので、強すぎるテンションを掛けないように注意が必要です。あくまで補助的なものとして使うことをおすすめします。

用途に合ったバッグを選んで快適なバイクライフを手に入れよう!

今回はバイクに積載できるバッグと、バイク用の身に付けるバッグを紹介しました。容量もデザインもさまざまなので、自分のスタイルとバイクに合ったものを探してみてください。積載する際もしっかりと安定させることを考えて、2重3重に落下防止対策を施すことが大切です。

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