【2021最新】大人気110~150ccバイクの魅力!メリット・デメリットからクラス別おすすめまで

110~150ccバイクの特徴
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/cygnus-x/feature.html
お手軽に乗れるバイクとして、近年注目が集まっているのが110ccから150ccまでの小型バイクです。
軽量でコンパクトなボディザイスなので、小柄な方でも取り回しがしやすいので女性でも気軽に乗れます。
今回はそんな注目が集まりつつある小型排気量のバイクについて、特徴から維持費、メリット・デメリットなどあますことなくご紹介です。
エンジンパワーも使い切れるようなパワーなので、中型や大型バイクのように持っている力を持て余すようなことも少なくなります。
軽量で取り回しがしやすく、扱いやすいエンジンに加え、維持費のやすさや燃費のよさなど日常的に使いやすいというこがこのクラスの特徴です。
110~150ccバイクの各維持費について
続いては110ccから150ccの小型バイクの維持費についてご紹介していきます。
維持費を知ることで、購入後の予算の目安も立てやすくなるでしょう。
より維持費がつかみやすいよう、125ccと150cc、250ccクラスの維持費を比較してみます。
排気量 | 軽自動車税 | 自賠責保険料 | 重量税 | 任意保険 | 合計 |
125cc | 2,400円 | 7,500円/年 | なし | ファミリーバイク特約 | 9,900円+任意保険 |
150cc | 3,600円 | 8,650円/年 | 4,900円(新車購入時) | 一般任意保険 | 17,150円+任意保険 |
250cc | 3,600円 | 8,650円/年 | 4,900円(新車購入時) | 一般任意保険 | 17,150円+任意保険 |
こうしてみてみると、125ccと150ccの差額は7,250円で、150ccと250ccでは差額がなく、維持費面では150ccはあまりメリットがありません。
また、125ccはファミリーバイク特約に加入することもできます。
自動車で任意保険に加入している方は、125cc以下のバイクにファミリーバイク特約をつけることができ、わずかな追加金額で任意保険料に加入が可能です。
150ccは250cc同様に任意保険に加入する必要があり、年齢や加入年数にもよりますが、年間で50,000円~80,000円前後の保険料が必要となるでしょう。
このように、125ccと150cc、250ccでは任意保険料の差額が大きくなり、125ccはファミリーバイク特約に加入できるなら、より維持費が安くて済みます。
110~150ccバイクは車検は必要?
110~150ccバイクは車検が必要ではありません。
道路運送車両法の規定で、250cc以下の排気量は検査対象外軽自動車となっているため、車検を受けなくても良いことになっています。
燃費はどれくらい?
125ccクラスのホンダグロムを例に上げると、WMTCモード燃費値で68.5Km/Lとなっています。
スズキのレーサータイプのGSX-R125 ABSで45.1Km(WMTCモード)がカタログ公開値です。
WMTCモードとは、市街地や郊外、高速道路走行など日常での走行を想定してテストされる燃費測定方式になります。
実燃費に近い数値になると言われ、近年日本産のバイクはWMTCモードでの燃費公開が主流です。
125ccクラスのWMTCモードによる平均燃費は50Km/L前後と言えます。
150ccバイクのメリット
引用元:https://www.honda.co.jp/CB125R/equipment/
150ccバイクにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
まとめると
- 高速道路に乗れる
- 女性でも楽に取り回せる
- 2人乗りができる
- 車両価格が比較的安い
が主なメリットです。
それぞれを細かく解説していきます。
高速道路に乗れる
150ccバイクは高速道路など自動車専用道路に乗ることができます。
高速道路に乗れるのは125cc以上のバイクなので、同じクラスの125ccとの大きな違いの一つです。
意外と日本には自動車専用道路や高速道路が多いですが、誤って125ccで高速道路に侵入すると通行禁止違反となり、違反点数2点で反則金6,000円が科せられます。
高速道路など自動車専用道路を走れるのが150ccのメリットです。
女性でも楽に取り回せる身軽さ
150ccは軽量でボディーのサイズもコンパクトなことから、女性でも取り回しがしやすいです。
ホンダCBR150Rで車重135Kg、スズキ ジクサー(150cc)で139Kg、250ccクラスに比べて30Kg以上軽くなっています。
(CBR250RRが車重168Kg)
軽量なので降りて押す際も軽く、Uターンなどの取り回しもしやすいのが150ccバイクのメリットです。
2人乗りができる
バイクで2人乗りができるのは51cc以上からですが、125ccよりも排気量の大きい150ccはエンジンにゆとりがあります。
2人乗りをあまりエンジンにゆとりのないバイクですると、発進時にやたらと気を使ったり、加速ができず交通の流れに乗りにくいなどの状況になることがありますが、150ccなら街中で問題なく2人乗りができるでしょう。
2人乗りは該当するバイクの免許を取得後、1年を経過していないと違法となります。
車両価格が比較的安い
150ccバイクは250ccに比べ、比較的車両価格が安いので求めやすいです。
日本ではまだあまり馴染みのない排気量の150ccですが、東南アジアなどでは主力の排気量でもあります。
そのため、日本で売られている150ccはタイなどのアジア圏で作られているバイクも多く、製造コストが日本国内で作るよりも安いです。
以前は安かろう悪かろうのイメージが強かったアジア圏のバイクですが、現在ではBMWやKTMなどの欧州バイクの一部が東南アジアで生産されていたりと、品質も本国と変わらないまでになっています。
品質面でも問題のない150ccバイクが安く買えるのがメリットです。
中古で買うと更に安く手に入る
もともと新車価格が安めの150ccバイクですが、中古車ならさらにお得に手に入れることができます。
日本国内のディーラーで正規販売されていないモデルもありますので、メンテナンスや点検ができるかどうかまで視野に入れて選ぶと良いでしょう。
日本ではマイナーなメーカーのバイクを買った場合、部品を破損し交換部品が入るまで数ヶ月かかるということもまれにあります。
150ccバイクのデメリット
150ccのバイクについて、デメリットはどのような部分になるのでしょうか。よく挙げられるデメリットとして「パワー不足を感じる」という点があります。
パワー不足を感じる
150ccのバイクのデメリットとして挙げられるのがパワー不足です。
250ccや400ccなどの中型バイクに比べるとパワー不足感は否めないでしょう。
中型クラス以上のバイクと一緒にツーリングなどに行く際は、よりパワー不足を感じるかもしれません。
120km/h走行はできるのか?
2020年より、新東名や東北自動車道路など一部区間から高速道路の法定速度が120Km/hに引き上げられ始めています。
150ccバイクでも120Km/hを出せる区間が出てきますが、150ccバイクでの120Km/h巡航は厳しいでしょう。
ホンダのADV150などでは115Km/h付近でリミッターが作動するため、120Km/hに到達するのも困難です。
また、150ccバイクは車体が軽量な分、横風や道路のちょっとした凹凸などでもふらつくため、120Km/hを出せたとしても維持して巡航するのは難しいでしょう。
高速になるに従い振動や金属音なども増えてくるので、高速を120Km/hで巡航したい方はもっと上のクラスのほうが良いです。
【アメリカンタイプ】おすすめ110~150ccバイク
こちらでは、タイプに150ccのおすすめバイクもご紹介しています。
これからバイクに乗ってみようと思っている方や、セカンドバイクとして増車したい方など、150ccバイクの購入を視野に入れている方はぜひモデル選びのご参考にしてみてください。
1.カワサキ+エリミネーター125
#カワサキ歴晒せ
はじめてのカワサキ。
エリミネーター 125。小振りだけど、最高にカッコいい旅の相棒。#バイク pic.twitter.com/PRf0SdcwIp— ロン△ ロンの旅 (@rontuber) May 4, 2020
引用元:https://twitter.com/rontuber/status/1257260572141162498
カワサキ・エリミネーターは、ドラッグスタイルの硬派なイメージのスタイルを持つバイクです。
全長が2,150mmと125ccとは思えないサイズで、安定した走りが楽しめます。
硬派ながら美しい車体デザインで、根強いファンも多いです。
2.スズキ+マローダー125
引用元:https://twitter.com/BUELL_____BUELL/status/1030286586842210304
スズキ・マローダ125は125ccとは思えないワンランク上のボディーサイズを持つアメリカンです。
ボディーは大ぶりながらも、取り回しのしやすい軽快さが特徴で、素直なハンドリング荷定評があります。
3.クリーブランド+ヘイスト125
引用元:https://www.bikebros.co.jp/vb/fifty/fguide/fbg-81/
アメリカ・オハイオ州にあるクリープランドが手掛けるヘイスト125は、製作者が自分たちが乗りたいバイクを形にしたヘイスト250の兄弟車です。
ホイールベースや使われている部品などは250ccと共通で、エンジンのみ125ccが搭載されています。
バイク本来の楽しさを追求すべく、必要最低限のシンプルな外観です。
4.ヤマハ+ドラッグスター125
引用元:https://twitter.com/Yoshi2_ej1/status/1224698649185341441
ヤマハ・ドラッグスター125は、とても珍しいV型二気筒の125ccエンジンを搭載したモデルです。
125ccとは思えない車格の良さでゆったりと乗れます。
車体の大きさゆえ、長時間の走行でも疲労が少なくツーリングにも向いたアメリカンです。
ヤマハでありながら、日本国内での正規販売はなく、輸入車のみとなっています。
5.ホンダ+シャドウ125
引用元:https://twitter.com/The1736/status/561514541985456128
ホンダ・シャドウ125は、欧州専用車種のアメリカンです。
体格の良い欧州人向けらしく、250ccのバイクと並んでも遜色が無いほど大きく安定した車体になっています。
水冷V型2気筒エンジンを搭載し、クラストップクラスの15psを発揮しますが、ノーマルマフラーがやや物足りない音です。
【ネイキッドタイプ】おすすめ110~150ccバイク
続いてはネイキッドスタイルのご紹介です。
1.スズキ+ジクサー
引用元:https://www1.suzuki.co.jp/motor/lineup/gsx150rlzm1/?page=style
スズキ・ジクサーは、スズキのインド法人であるスズキ・モーターサイクル・インディアが生産するバイクです。
元々は、インドや東南アジア向けに販売されていましたが、日本でも2017年より販売が開始されています。
日本の市街地に程よいサイズ感と150ccのエンジン搭載で、とても取り回しがしやすいです。
2.ヤマハ+M-SLAZ
引用元:https://twitter.com/883rjp/status/671683250645893120
ヤマハ・M-SLAZ(エム・スラッツ)はYZF-R15をベースに、ストリートファイター系のスタイリッシュなデザインが特徴的です。
パワフルなエンジンに素直で軽快なハンドリングを持ち、曲がる楽しみを味わえる150ccモデルに仕上がっています。
ゴールドのアウターとなった倒立フォークが装着され、前後17インチのホイールで見た目もアグレッシブな仕上がりです。
3.ホンダ+CB125R
引用元:https://www.honda.co.jp/CB125R/type/
ホンダ・CB125Rは程よい大きさのボディーサイズで、女性の方でも安心して乗れる125ccです。
DOHCエンジンが搭載され、レスポンスのよさから快適に乗れるバイクに仕上がっています。
通勤や通学など日常の足として使い買っての良さもポイントです。
4.KTM+125DUKE
引用元:https://www.ktm.com/ja-jp/models/naked-bike/ktm-125-duke-2021.html
KTM・125 DUKEは、オーストリアに拠点のあるKTMが手掛ける125ccです。
ストリートファイト系の攻撃的なデザインと、色の使い方が上手く車体にマッチしています。
KTMは全モデルを通して軽量でパワフルさが特徴です。
125 DUKEも軽快なハンドリングが楽しめるモデルに仕上がっています。
5.ホンダ+グロム125
引用元:https://www.honda.co.jp/GROM/type/
ホンダ・グロム125は、コンパクトな車体に細部までこだわり抜いたデザインや機能性が特徴の125ccです。
空冷単気筒エンジン搭載で、キビキビした走りが楽しめます。
ゴールドのアウターチューブを持つテレスコピック式倒立フォークが装着され、スポーティな外観も魅力です。
【オフロードタイプ】おすすめ110~150ccバイク
次は125ccと150ccのオフロードモデルを3車種ご紹介します。
1.ホンダ+CRF150L
引用元:https://www.honda.co.jp/CRF/crf150r/type/
ホンダ・CRF150Lはコンパクトな車体に、ゴールドの倒立フォークが特徴的なトレイル向けバイクです。
150ccモトクロッサーの需要が高い東南アジア向けに開発され、日本では未販売のモデルになっています。
2.カワサキ+KLX150
引用元:https://twitter.com/hamtan1300/status/1351413644622352384?s=20
カワサキ・KLX150は、タイカワサキで販売されているオフローダーです。
オフロードと街乗りができるバイクとして人気を集めています。
舗装路から砂砂利などのグラベルまで、路面に関係なくどこでも自由に走り回れる1台です。
3.ホンダ+CRF125F
引用元:https://www.honda.co.jp/CRF/crf125f/
ホンダ・CRF125Fは、日本国内で販売されているオフロードモデルです。
全域で力強い走りが楽しめ、とことん操る喜びが味わえるようになっています。
CRF450Rの流れを汲む、熟成されたスタイリングで見た目にも美しいオフロードです。
【スクータータイプ】おすすめ110~150ccバイク
110~150ccクラスのスクーターバイクからは5車種ご紹介です。
1.ホンダ+ADV150
引用元:https://www.honda.co.jp/ADV150/type/
ホンダ・ADV150は、街乗りでの快適さを追求したスタイリッシュなスクーターです。
どこか未来的なデザインの車体に、多機能な視認性のよいメーターが装着されています。
キーをポケットから取り出さなくてもハンドルロックの解除からイグニッションのON/OFFまで行える「Honda SMART Keyシステム」搭載で、とても使い買っての良いスクーターです。
2.ベスパ+PRIMAVERA 150
引用元:https://twitter.com/tako_yankees_14/status/1147481437362278400
ベスパ・PRIMAVERA 150はイタリアのバイクメーカーが手掛けるおしゃれなスクーターです。
メーカーのルーツでもある航空機の技術を取り入れた設計が特徴的で、他社にはない独創的なスタイルになっています。
欧州のスタイルを感じされる洗練されたデザインで、女性にも人気のあるバイクです。
3.スズキ+ヴェクスター
引用元:https://twitter.com/toymarcy/status/1303931833709555717
スズキ・ヴェクスターは、初期型の発売開始から25年以上もの歴史があるスクーターです。
今では液晶メーターが多くなってきましたが、昔ながらのアナログ表示で見やすいメーターを備えています。
ポジションランプの付いたヘッドライト周りが特徴的で、正面からみるとすぐにヴェクスターと分かる個性的なバイクです。
4.ヤマハ+NMAX
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/nmax/color.html
ヤマハ・NMAXは、MAX系のデザイン性や機能性を引き継いだモデルです。
MAXシリーズの特徴的なブーメラン形状のカバーが装着され、スポーティなデザインに仕上がっています。
前後にディスクブレーキが装備され、ABSも標準装備でより安定した走りが楽しめるスクーターです。
5.ヤマハ+シグナスX
引用元:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/cygnus-x/color.html
ヤマハ・シグナスXはシート下に29Lのスペースがあり、ちょっとした買い物にも使い勝手が良いです。
前後にディスクブレーキが装備され、優れたブレーキタッチで走りをサポートしてくれます。
12VのDCジャックがフロントポケットに装備されているので、スマホなどの充電も可能です。
鍵穴のいたずら防止、盗難防止に鍵穴を塞ぐシャッターも付いています。
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