250cc不人気車バイクのススメ!人と被らない・安い・穴場のおすすめ車体!

不人気バイクをおすすめする理由
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バイクには人気の出る車種と、逆に人気の出ない不人気車種と呼ばれるものがあります。
今回は不人気車種にスポットを当てて、様々なおすすめポイントをご紹介します。
人気のある車種の方がなんだか良いような印象があるかもしれませんが、不人気だからといって他のバイクよりも性能が劣るということはありません。販売された時期や、人気のあるジャンルに敢えて挑まず、ニッチなジャンルで販売したなど不人気となった理由も様々です。
さらに不人気車種には
- 中古車体が安く手に入る
- 不人気なので人と被らない
- 盗難に合う確率が低い
といったメリットもあります。
中古車体が安く手に入る
不人気車種は中古車で安く手に入ることも多いです。
中古車の市場では、需要と供給のバランスで価格が決まるので、需要があまりない不人気車種は価格がつきにくいので、安く買えるでしょう。
ただし、数が少なすぎると逆に希少性として価値が出てくることもあり、その場合は供給が少なくなることから価格も高騰します。
しかし、一般的に不人気車種は需要の少なさから、中古車であれば安く手に入る傾向があります。
不人気なので人と被らない
不人気車種は販売される数も少ないので、人と被りにくいです。
人気車種だと市街地やツーリングなどで同じバイクに遭遇する確率も高くなりますが、不人気車種は同じ車種を見かける確率も低くなります。
「人とバイクが被るのが嫌」「珍しいバイクに乗りたい」という方のニーズを満たしてくれるのが不人気車種です。
個性を大切にしたい方は、人に合わせて無難なバイクに乗っていても楽しくないでしょう。
人気のあるなしは性能の差ではないですし、バイクの好みは人それぞれです。例え不人気車を選んだとしても、それが自分にとってベストな選択であれば、きっと良い相棒となってくれるでしょう。
盗難に遭う確率が低い
不人気車種は盗難に遭う確率も低い傾向にあります。逆に人気車種は盗難に遭う確率も高くなるので、駐輪場所やロックの方法など必要以上に警戒が必要でしょう。
また、外国人窃盗団が大量のバイクを盗んだなどの話も度々話題に出てきますが、窃盗団の場合もお金になるバイクを中心に盗んでいきます。
お金になるバイクとは多くの人が欲しがる需要のあるバイクなので、不人気車種は盗む対象から外れやすいです。
不人気車種は盗難に遭いにくいという点も、不人気車種のメリットと言えるでしょう。
ただし、窃盗に遭う確率はゼロではありませんので、ロックをしっかりすると共にできるだけ目立たない場所に駐輪するなど、できることは行っておきましょう。
車体が安いので大掛かりなカスタムもできる
不人気車種は中古車で安く手に入れることができるので、思いきったカスタムを行うこともできるでしょう。
バイクの価格が高いと大事に扱いたくなるので、大掛かりなカスタムを施すのは難しいです。
もともと人と被りにくいバイクに、さらに自分のスタイルを象徴するようなカスタムを施すことで、よりオリジナリティの高いバイクに仕上げることができます。
中古車での車体価格が安いので、大掛かりなカスタムもできるのが不人気車種です。
不人気バイクの注意点
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不人気車種は人気が無いことが安さに繋がっていることも多々ありますが、他にも安くなっている理由のある場合があります。
安いものは安いだけの理由も必ずあるので、そこを見極める必要があるでしょう。
バイクの場合は安くなるケースとして、不人気=需要が少ないことに加え、走行距離が多い(または不明)、修復歴がある、冠水車、現状渡しなどがあります。
不人気車だから安く買えるということだけではなく、安くなり得る理由が他にもあるかもしれないので、あまりにも安すぎるなら避けるのも手です。
不人気だから安いと思ってバイクを見ると、他の安くなり得る状態を見落としやすくなります。
避けるべき中古車の特徴
中古車全体に言えることでもありますが、選ぶ際に気をつけて見てみたいポイントが幾つかあります。
それは「異音」「異臭」「濡れ」で、加えてあまりにもカスタムで手が加えられすぎているバイクも故障が多くなりやすいので、避けたほうが良いです。
異音はエンジンをかけた際に違和感のある音がしないか、バイクを前後に動かした際にホイール周りから異音がしないか、ハンドルを切った際にゴリゴリなど音や変な感触がないかなど、バイク全体から違和感のある音がしないかチェックすると良いでしょう。
異臭はエンジン周りから変な匂いが漂ってきていないかを確認しますが、エンジンを掛けていないと気づけ無いこともあります。濡れはオイル漏れなどによって起きるので、エンジン廻りや車体下部に濡れが見られたらオイル漏れを疑いましょう。
これらは中古車の値段に関わらず、全てのバイクを選ぶ際に気をつけて見ておきたいポイントですので、購入の際にチェックをするとトラブル車を起こすバイクを避けやすくなります。
希少価値から高騰することがある
不人気車は中古車で安く買えますが、急に価格が高騰することがあります。
中古市場では欲しい人の数(需要)と、中古車の数(供給)のバランスで価格が決まっていますが、不人気車種は需要が高くないので価格が安いです。
しかし、不人気車は新車販売台数も少ないので中古市場のタマ数が少なく、希少性が出ることで価格が高騰することもあります。タマ数が少ないということが希少性を生み、雑誌で紹介されるなど何かをきっかけにして人気が集まった際に価格が高騰することもあるのが不人気車種です。
250cc不人気バイク5選
続いては、不人気車種となった250ccバイクを5車種ご紹介します。
不人気となった理由は車種によって様々ですが、人気が出なかったからといって性能が他の250ccバイクより劣ることはありません。不人気車の中には希少性が高くなり、価格が高騰している車種もあります。
1.ホンダ CB250F
出典元:https://www.honda.co.jp/CB250F/
ホンダのCB250Fは、2014年8月にフルカウルスポーツであるCBR250Rのネイキッドモデルとして登場しました。
CB250Fはフレームやエンジンなどの主要部分をCBR250Rと共通としながら、シャープなデザインとなったストリートファイターモデルです。
エンジンは最高出力が29psの水冷単気筒で、最大トルク23N・mを発生します。
2015年にはABSの付いたモデルが追加されたことでABSの有り・無しの2タイプとなり、翌年の2016年にはカラーチェンジとスペシャルモデルが登場しました。
2017年に再びカラーリングの変更となりましたが、この年のモデルを最後にラインアップから消える形となっています。
- エンジン型式:水冷単気筒
- 最大出力:29ps
- 最大トルク:23N・m
- 車重:161kg
- 中古市場価格:20万~45万円前後
2.ヤマハ ジール
出典元:https://www.bikebros.co.jp/catalog/2/122_1/
ヤマハ「ジール(ZeaL)」は、1991年に販売が開始された今では珍しい水冷直列4気筒エンジンを搭載したネイキッドモデルです。
レーサーレプリカとして販売されていたFZR250の流れをくむエンジンは、最高出力40ps、最大トルク26.4N・mを発生します。
ジールは「人に優しく、人に易しい」をコンセプトに販売され、初心者でも乗りやすいモデルです。
レーサーレプリカのFZR250と共通のエンジンを搭載しながら、バルブのタイミングを変更するなど仕様を変えたことで、低速から扱いやすくなっています。
ミッションは一般的な前後リターンの6速で、6速にギアが入るとメーターのインジケーターランプが点灯するなど、ジールならではの仕掛けがあるのも特徴的です。
1992年にマフラーにメッキ加工を施すなど、デザイン面を中心にマイナーチェンジしたものの、鳴かず飛ばずの結果となり生産終了となりました。
- エンジン型式:水冷直列4気筒
- 最大出力:40ps
- 最大トルク:26.4N・m
- 車重:164kg
- 中古市場価格:16万~65万前後
3.スズキ GF250
出典元:https://www.bikebros.co.jp/catalog/3/22_1/
スズキのGF250は、1985年にGS250FWの後継モデルとして販売が開始されました。
GF250は、世界初の水冷4気筒250ccを搭載したモデルで、柔らかい乗り味が特徴です。
GS250FWではドラムだったリアブレーキもディスクブレーキとなり、フロントキャリパーは対向4POTとなっています。
ネイキッドながら、街中からスポーツ走行まで楽しめるモデルとして登場しましたが、ヤマハからFZ250 PHAZERが、それに対抗する形でホンダからCBR250Rが登場したことで目立たない存在となってしまいました。
FZ250とCBR250Rの最高出力が45psのところ、GF250は41psと劣っていたため、スズキは新たな45psのモデル「GF250 S SPECIAL」を登場させます。
しかし、GF250に光が当たることなく静かにモデルの歴史に幕を閉じました。
- エンジン型式:水冷直列4気筒
- 最大出力:45ps
- 最大トルク:25.5N・m
- 車重:156kg
- 中古市場価格:35万円前後
4.ヤマハ SRV 250
出典元:https://www.bikebros.co.jp/catalog/2/58_1/
ヤマハ「SRV 250」は、渋いクラシックスタイルとして1992年に登場しました。
SRV 250にはクルーザータイプのアメリカン「ビラーゴ」と共通のV型2気筒(Vツイン)エンジンが搭載され、端切れがよく小気味良いエンジンフィールや、古風なデザインのシンプルさが特徴です。
1993年にマイナーチェンジが行われ、より豪華な仕様となる特別モデル「SRV250S」も登場しました。
SRV250Sには、サブタンク式のリアショックやローハンドルが装備され、高級感のあるSRV 250です。
- エンジン型式:V型2気筒
- 最大出力:27ps
- 最大トルク:24.5N・m
- 車重:156kg
- 中古市場価格:16万~38万前後
5.スズキ NZ250
出典元:https://www.bikebros.co.jp/catalog/3/43_1/
スズキのNZ250は1986年に発売開始された、ハーフカウル付きのスポーツモデルです。
NZ250はコンパクトな車体で、スリム、軽量で新車販売価格も安かったことから、バイク初心者でも手軽に乗れるモデルでした。
発売当時はレーサーレプリカブームとして、フルカウルのスポーツバイクに注目が集まっていました。
そんな時代背景もあり、人気車にはなりませんでしたが、NZ250に搭載されていた油圧単気筒エンジンには定評があります。
冷却のオイルをシリンダーヘッドに圧送されているので、高回転域でも熱ダレしにくい効果があり、長時間の走行も得意です。
角型ヘッドライトがむき出しになったNZ250の他に、フロントカウルを装備したNZ250Sもラインアップされていました。
- エンジン型式:油冷単気筒
- 最大出力:33ps
- 最大トルク:24.5N・m
- 車重:133kg
- 中古市場価格:18万~35万前後
まとめ
出典元:https://burst.shopify.com/photos/motorcycle-on-wet-beach-sands?q=motorcycle
今回はバイクの不人気車種についてご紹介してきました。
不人気と言っても特段性能が劣るわけではなく、売り出したタイミングが良くなかったり、知られる機会がなかったりなど、あまり売れなかった理由は様々です。
人気車種は同じ車種に出会う確率も高くなりますが、不人気車種は逆に同じ車種に遭遇することも少ないでしょう。
人と同じが嫌、という方には逆に不人気車を選ぶことで被るのを避けることができます。
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