【東京卍リベンジャーズ】マイキーの愛車バブってどんなバイク?どれくらいの値段で買える?

【東京卍リベンジャーズ】マイキーの愛車バブ(Honda CB250T HAWK)とは?
出典元:https://www.honda.co.jp/news/1977/2770705.html
鬼滅の刃などと並んで人気となっている漫画「東京リベンジャーズ」ですが、主人公がとあることをきっかけに、不良だった中学生にタイムリープ(時間移動・タイムワープ)していく物語です。
作中に暴走族やバイクも多数登場し細かに表現されていますが、そんな中で暴走族グループのリーダーである「佐野万次郎(通称・無敵のマイキー)」はバブの愛称で知られる「Honda CB250T HAWK」に乗っています。
バブ(Honda CB250T HAWK)はどんなバイク?
東京卍リベンジャーで登場し、「バブ」の愛称で呼ばれているバイクはHonda CB250T HAWK(ホーク)のことで、1977年7月に初登場しました。
バブに2ヶ月ほど先行し、空冷並列2気筒の超ショートストロークエンジンを搭載した400ccのCB400T(ホーク2)が販売されており、ホーク2の250ccバージョンとして登場したのがバブ(CB250T)です。
バブは翌1978年にはタンクの形状やリアショックの変更、スポークホイールから400T同様にコムスターホイールに変更となるなど、外観を中心としたモデルチェンジが行われ2代目となりました。
東京リベンジャーズでは無敵のマイキーの他にも、主人公である花垣 武道(はながき はなみち)が乗っているのもこの2代目バブです。
バブは現在では旧車でタマ数も少なくなっていることもあり、取引価格が100万を軽く超え中には300万を超えているものもあるプレミアムバイクとなっていますが、手に入れた東京リベンジャーズのファンもいらっしゃるのだとか。
そんな熱烈なファンをも生み出す「東京卍リベンジャーズ」とはどのような漫画なのでしょうか。
今、鬼滅の刃や呪術回線に並ぶ人気の「東京卍リベンジャーズ」とは?
「東京卍リベンジャーズ」は2017年3月より週間少年マガジンで連載中(2021年9月現在)の漫画で、26歳の主人公である花垣 武道がタイムリープ(時間移動)能力に目覚め、過去と現在を行き来しながら運命を変えていく物語です。
2017年に抗争に巻き込まれて命を落としてしまった中学時代の彼女、橘日向(たちばな ひなた)と弟の直人(なおと)を救うべく運命を変えようと奔走していきますが、以前取った行動と違う行動を選択していくことにより、少しずつ未来が変わり始めていきます。
タイムリープのきっかけは、26歳の武道がバイト帰りにホームで電車待ちをしていたところ、電車がホームに入ってくる直前に後ろから何者かにホームに突き落とされ、死を覚悟した瞬間に起こりました。
退屈で先の見えないフリーター生活を送っていた武道でしたが、タイムリープした先は自分が最も勢いのあった不良の中学時代(12年前)で、その頃に付き合っていたのが橘 日向です。
抗争の元凶である東京卍會との出会いから変わりだす未来
中学時代にタイムリープした武道は、名を上げようと不良仲間と近くの学校に乗り込むものの、地元の暴走族であった東京卍會に属する清水(きよみず)一派に袋叩きに合った後、奴隷のように扱われるなどこれまでの人生を追体験をします。
そんな中、カツアゲされていた男子を武道が救った所、救った相手は偶然にも橘 日向の弟である直人だったのです。
直人に日向が12年後に命を落とすことになるということを伝えると、今度は命を落とす未来を回避した直人により、ホームに突き落とされそうになった武道が救われるなど、着実に未来が変わり始めました。
直人との握手をきっかけにタイムリープし、現在の2017年と12年前を行き来しますが、新しい未来では直人が姉を守るべく刑事になっていたものの、姉の日向が命を落とすことに変わりはありません。
さらに未来を変えるため、武道は抗争の原因となった東京卍會と関わっていくようになります。
その中で出会ったのが、バブを乗りこなす東京卍會の総長であり、負け知らずの喧嘩の強さから「無敵のマイキー」の異名で知られる佐野 万次郎でした。
東京卍會の総長・副総長と友達に
奴隷のように扱われていた武道は、未来を変えるという強い信念のもと、その信念を評価したマイキーと東京卍會の副総長でドラケンと呼ばれている「龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん)」と友達になりました。
タイムリープを繰り返す中で未来を変えるという確固たる精神が目覚め、日向と同じように命を落とすことになる仲間を救うべく、大きく成長を果たしながら着実に未来を変えていきます。
命を落とすことになる仲間を救うことで、別の仲間が命を落とす未来に書き換わったり、本来なら起こり得なかった出来事に遭遇したりと、物語は一筋縄にいかず波乱の連続です。
登場人物の過去の経緯が見られたり、心熱くなる物語もあったりしながら、物語はどんどん急展開していきます。
東京卍リベンジャーズは漫画のみならず、アニメ化や映画で実写版まで配信され、実写版での興行収入は7億円という実績も残しました。
アニメはAmazon Prime VideoやHuluなどの映画配信サイトでも観られますので、気になる方はぜひ東京卍リベンジャーズをチェックしてみてください。
「バブ」の正式名称はHonda CB250T HAWK(ホーク)
出典元:https://twitter.com/AABFysQrHFZUWyf/status/1440409449458331664/photo/1
東京リベンジャーで登場する、花垣 武道と無敵のマイキーこと佐野 万次郎の愛車「バブ」の正式名称は「Honda CB250T HAWK(ホーク)」です。
CB250T HAWKという名称があるにも関わらず、なぜ「バブ」という愛称で呼ばれるようになったのでしょうか。
「バブ」と呼ばれるようになった由来
Honda CB250T HAWKがバブと呼ばれるようになった由来は、エンジンの排気音が「バブーー」と聞こえることからで、独特な排気音がそのまま愛称として定着しました。
特徴的で愛称ともなった排気音のみならず、低速でも扱いやすい取り回しのしやすさから、時を経ることに人気を博していったモデルです。
東京リベンジャーではバブだけでなく、ドラケンの愛称で呼ばれる龍宮寺 堅はゼファー、東京卍會の壱番隊隊長の場地 圭介や、壱番隊隊長の松野 千冬の愛車はGSX250E(ゴキ)に乗るなど、様々なバイクが登場します。
龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん)/ドラケン→愛車ゼファー
龍宮寺 堅(りゅうぐうじ けん)は「ドラケン」の愛称で呼ばれる東京卍會の副総長で、愛車はカスタムを施したカワサキのゼファー400です。
ゼファー400は、フルカウルのレーサーレプリカブーム真っ只中の1989年4月に、カウルのないシンプルなネイキッドとして発売されました。
馬力や性能が求められる中、最高出力は46psという控えめの空冷4気筒エンジンが搭載されていましたが、レーサーレプリカブームに飲み込まれていない層を中心に絶大な人気を博し、ネイキッドというジャンルの立役者にもなるなど、高スペック主義に風穴を空けたバイクです。
シンプルな設計で控えめなエンジンスペックも相まり、また、ボアアップやチューニングで化けるエンジンとして、カスタムの自由性の高さから数多くのカスタムパーツも販売され、ゼファーに乗る多くの人がカスタムを楽しみました。
場地 圭介(ばじ けいすけ)→愛車GSX250E(ゴキ)
場地 圭介(ばじ けいすけ)はマイキーの近所に住む幼馴染みであり、マイキーやドラケンと共に東京卍會を創設したメンバーとして壱番隊隊長をしていました。
黒髪で長髪がトレードマークの場地 圭介ですが、愛車はスズキ・GSX250Eで「ゴキ」の愛称で呼ばれているバイクです。
GSX250Eの後期モデルはガソリンタンクを上から見ると、まるでゴキブリの背中のようにも見えることからゴキの愛称で呼ばれ、前期モデルではタンクがザリガニのようなことから「ザリ」とも呼ばれています。
東京リベンジャーズで場地 圭介の乗っているGSX250Eは、ゴキと呼ばれていることからも後期モデルということが分かりますね。
松野 千冬(まつの ちふゆ)→愛車GSX250E(ゴキ)
松野 千冬(まつの ちふゆ)は東京卍會の壱番隊副隊長で、壱番隊隊長の場地 圭介と同じくGSX250E(ゴキ)に乗っています。
松野 千冬と壱番隊隊長の場地 圭介が乗るGSX250E(ゴキ)は、軽量でエンジン出力もそこそこ大きなスペックを有しながら、コストパフォーマンスに優れたモデルとして人気がありました。
2021年9月現在GSX250Eの中古車価格は80万~120万前後となっていますが、旧車なのでタマ数はそれほど豊富ではありません。
バブが人気になった理由とは?
出典元:https://www.honda.co.jp/news/1977/2770705.html
東京リベンジャーズの主人公・花垣 武道や無敵のマイキーが乗っているHonda CB250T HAWK(バブ)は高い人気を博したモデルですが、人気に至った理由がいくつかあります。
バブはエンジンに超ショートストロークのパラレルツインの採用や、コムスターホイールを投入開始するなど、販売当時のホンダの最新技術が詰め込まれた車体で、味のある個性的なデザインにもなっていましたが、販売当時は兄貴分のCB400Tに比べると人気は今ひとつでした。
それが時を経て再評価され人気を博していきますが、ホンダの最新技術を惜しみなく投入した先見性のあるモデルだったのです。
当時、ホンダの最新技術が詰め込まれた車体だった
CB250T HAWK(バブ)は1978年に販売開始され、販売開始当時のホンダの持つ技術を惜しみなく投入されていたモデルです。
エンジンは超ショートストロークのパラレルツイン、吸気のみを2バルブとする3バルブで26psの出力を発生し、トルクフルなので低速からスムーズで扱いやすいバイクに仕上がっていました。
ショートストロークとすることで、ピストンが往復する運動距離が短くなって高回転型のエンジンとなり、排気量あたりの出力を大きくすることができるので、現在のレーシングエンジンなどではショートストローク型のエンジンが採用されていることも多いです。
先進技術はエンジンのみならず、ホンダの独自開発であるコムスターホイール、路面の凹凸に合わせて作動速度が変化するリアショックなど、現在にも通じる先進技術が詰め込まれていました。
味のある個性的なデザイン
デザイン面でも少し角ばったガソリンタンクやその形状からタヌキのシッポと言われたマフラー、タンクからシートにかけて凹凸の少ないフラットに近いデザインなど、個性のある外観に仕上がっています。
外からは見えない位置にサブチャンバーを配し、消音効果やパワーを補うなど目に触れない部分にも隠し要素的な機能が盛り込まれており、一見シンプルな外観ながら細部にまで凝ったバイクです。
バブの値段はどれくらい?
出典元:https://twitter.com/centervillage39/status/1442408286997807105
Honda CB250T HAWK(バブ)の発売は1978年で現在では旧車の部類に入りますが、旧車らしく中古車市場でのタマ数はそれほど多くないため、平均的な販売価格が60~80万前後、中には100万や300万を軽く超えるものもあります。
東京卍リベンジャーズでは中学生のマイキーや武道がバブに乗っていますが、現在の価格ではとても中学生が手にできるような価格帯ではありません。
ちなみにバブの新車価格は299,000円(当時は消費税なし)でした。
バブのカスタム画像まとめ
こちらでは、カスタムの施されたバブの画像を一気にご紹介していきます。
バブが気になっている方、カスタムのイメージを膨らませたい方はぜひご参考にどうぞ。
跳ね上がったシートが印象的なバブで、全体的に上手くまとまったデザインに仕上がっていますね。
ヘッドライトの黄色が特徴的なバブで、ボディーカラーのブラックと良いコントラストになっているのではないでしょうか。
日章旗カラーに塗られたタンクが強い印象を与え、白と赤を配したカラーリングもよく映えていますね。
黒の車体に茶色のシートが上手くマッチングしたカスタマイズがなされ、エンジンのピンポイントの赤がよいアクセントになっています。
まとめ
出典元:https://twitter.com/HazimeMotors/status/1441507189298921474/photo/1
大人気の漫画「東京卍リベンジャーズ」で登場するバブ(Honda CB250T HAWK)について、バブの由来やどのようなバイクなのか、カスタムを施すとどのようになるのかをお伝えしてきました。
バブの販売開始が1978年と、2021年現在では旧車の部類に入るため、年々希少なモデルとなりつつあります。
中古車市場で平均価格は70万前後となっており、少数ではありますが今ならまだ買うことができるので、東京卍リベンジャーズを見てバブが気になっている方はぜひチェックしてみてください。
東京卍リベンジャーズは電子書籍や紙媒体の書籍で読めるほか、アニメがAmazon Prime VideoやHuluなどでも視聴できるので、興味のある方はそちらもぜひご覧ください。
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